カプリコーン・ゾディアーツ

「ロックなめんなよ!? 俺は最強のギタリストだぞ!」

【名前】 カプリコーン・ゾディアーツ
【読み方】 かぷりこーん・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 川村亮介
【スーツ】 渡辺淳
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【登場話】 第35話「怪・人・放・送」
第36話「本・気・伝・歌」
第44話「星・運・儀・式」
【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス
【スイッチ】 カプリコーンスイッチ
【最輝星】 デネブ・アルゲディ
【スイッチャー】 五藤東次郎
【特色/力】 音波による衝撃波、音を実体化させ操る力、
音波で興奮状態に陥らせる
【星座モチーフ】 やぎ座
【他のモチーフ】 ミュージシャン

【詳細】

「カプリコーン」のホロスコープススイッチでJKの中学時代の友人・五藤東次郎が変身したやぎ座のパワーを宿すホロスコープスの一員。

リブラ・ゾディアーツの「ラプラスの瞳」により選出された。
謎のラジオDJ・ジーン(正体はJK)が放送するラジオ番組では「ゴッド」と名乗る。

他のゾディアーツ同様、スイッチに心を支配され暴走はしていたが、大元は純粋に「親友・JKとの夢」を叶えるのに動いている。
ためらいなくスイッチを見せつけ、JKの迷い(反抗)に対してもさほど強硬手段に出ようとしなかった(怪人としては非常に珍しいタイプ)。

エレキギター型の「多弦琴ウルク」を武器とし、弦をかぎ鳴らす事で音波を実体化させ攻撃したり、聞いた相手を興奮状態にする特殊能力がある。
音波は他のアストロスイッチと共鳴を起こす事で、「超新星」の力で強化された事でかつて失われたとされる「コアスイッチ」をの手掛かりを探し当てている。

2度目の戦いでJKとの「絆」の揺らぎでフォーゼコズミックステイツの変身が解けてしまい、ステイツチェンジしたマグネットステイツの「ライダー超電磁ボンバー」を弾き飛ばすと逃走。

その後、天ノ川の生徒を自身の演奏で洗脳、洗脳した生徒を集めたジーンゴッド再結成のライブを開く。
乱入してきた弦太朗がJKの父親から教わったJKの曲を演奏して生徒の洗脳を解かれ、JKとの「絆」を取り戻して変身したコズミックステイツと交戦し、ネットスイッチの力を加えたビートモジュールの攻撃で拘束され、ワープドライブによって宇宙まで運ばれた後、「ライダー超銀河フィニッシュ」を受け爆散した。

スイッチはヴァルゴ・ゾディアーツによって回収され、五藤東次郎はコアスイッチの健在に喜ぶ「我望光明」の命によってゾディアーツ時の記憶を消去されるだけで、普通の学生に戻った。

第44話でレオが変身する形で再登場を果たす。
ジェミニ・ゾディアーツ誕生の儀式が失敗し、儀式を再度成功させようとライダー部に襲い掛かるが、コアスイッチの力によって音波攻撃が防がれた。

夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成させるのにライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった五藤は「シールドスイッチ」をJKから受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らに協力している(ジーンのラジオを聞いていた2人組(乙川は「ボードスイッチ」、甲田は「ジャイロスイッチ」)もスイッチを受け取って協力している。)。

【余談】

同エピソードではコズミックステイツ最大の弱点が「絆」、JKの本名が「神宮海蔵」という事が明らかになる(夏の劇場版でJKが白山静に名前で呼ばれた際、すぐに訂正している)。
デザイナーの麻宮騎亜氏によれば、「音叉状の角を初め、布袋や高見沢などのミュージシャンをイメージし、自身氏の地元の行事の意匠も組み込んだ」らしい。

五藤はヤギの英語名(goat=ゴート)のアナグラムとなっている(おそらくは仮面ライダーXの敵組織「GOD機関」とのダブルミーニングと思われ、前身がこと座なのはスイッチャーがミュージシャンを目指していた事に由来していると思われる)。

スーツアクターの渡辺淳氏は過去に『仮面ライダー響鬼』で仮面ライダー轟鬼を演じている(あちらもギター型の武器を使っている。)。更に劇中での五藤の台詞にも「俺の音撃」と明らかに『響鬼』を意識したような単語が飛び出す。

最終更新:2016年02月01日 16:47