悪徳警官アーノルドK

「テメエら、公務執行妨害で踏み潰してやる!」

【囚人ナンバー】 不明
【名前】 悪徳警官アーノルドK
【読み方】 あくとくけいかんあーのるどけー
【声】 青山穣
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】 Case File 9「ドンの憂鬱」
【所属】 ロンダーズファミリー
【分類】 ロンダー囚人
【圧縮冷凍年数】 80年
【モチーフ】 警察官

【詳細】

30世紀において警官ながらドン・ドルネロと共に様々な罪(警察の情報漏洩が主)を犯し、圧縮冷凍の刑を受けていた囚人。

昔馴染みのドルネロからは「アーノルド」、アーノルドは「兄弟」と呼ぶ程に信頼し合っている(警官になったのもドルネロの悪事の手助けをするという理由があった)。
ドルネロとは駆け出しの悪党だった頃に盗んだ食べ物を2人で分け合った程の仲だが、非常に口が悪く、更に金で繋がった絆に対する嫌悪感も強い。

警官隊(に姿を変えたゼニット)を率い、手当たり次第に人々から「罰金」や「通行料」と称して金を巻き上げたり、変わらずにドルネロを慕って活動する。
口の悪さとドルネロ以外の仲間を見下した態度から「ギエン」(ドルネロとは金でなく義理で繋がった仲だが、自身はを知らなかった。)からも反感を買い、「リラ」と結託したギエンに暗殺されそうになってしまう。

ブルーを「公務執行妨害で銃殺刑」と称して射殺しようと構えるが、他の4人に阻止され撤退。

アジトに帰還後、危惧したドルネロから(暴発するように細工された)銃のアタッチメントを授かる。
タイムレンジャーとの再戦でレッドを銃撃するが、アタッチメントを付けた状態で発砲すると暴発し、慌てふためいている間にボルテックバズーカの「プレスリフレイザー」を受ける。

圧縮冷凍される直前、巨大化抑制シールを剥がして巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。
タイムロボβのフライヤーマグナムの射撃を受けると同時に姿を消し、足元から警棒で奇襲するが、フライヤーマグナムの射撃に怯み、タイムロボαの「プレスブリザード」を受け圧縮冷凍された(その際にドルネロに詫びている。)。
ドルネロが上述のアタッチメントを授けた理由は「昔馴染みよりも金と欲で繋がった絆の方が強い」と「リラ」や「ギエン」に説明するが、同時に「殺害より圧縮冷凍の方がマシ」とも考え、実質はタイムレンジャーに身柄を保護させる事が目的だった。

【余談】

ファミリー内ではリラ以上の古参らしく、面識がある(「ギエン」が知らなかったのは加わる前に圧縮冷凍された所為だった。)。
リラはアーノルドが解凍された事に顔を顰め、以前から相当に折り合いが悪かった模様。
デザイナーの原田吉朗氏によれば、「右肩の『POLICE』の文字の上に×を入れたりしているのは『悪になった人間のタトゥーの感覚で身体を塗り替えている』というイメージ」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

最終更新:2016年08月30日 06:22