【名前】 |
ブレンロイミュード |
【読み方】 |
ぶれんろいみゅーど |
【声】 |
松島庄太 |
【スーツ】 |
佐藤太輔 |
【登場作品】 |
仮面ライダードライブ |
【初登場話】 |
第2話「仮面ライダーとはなにか」 |
【分類】 |
ロイミュード/進化型 |
【進化前】 |
バット型「003」 |
【特色/力】 |
毒を操る能力 念動波による遠距離攻撃 |
【モチーフ】 |
脳 |
【詳細】
人間態は「ブレン」。
「
ハートロイミュード」の補佐として情報収集を担当するロイミュード幹部。
頭部から人間相手であれば即座に死に至る猛毒を生成する能力を有し、毒は人間態でも使用できる。
「バイラルコア」に浸透させ、バイラルコアを用いて肉体を形成したロイミュードの攻撃に自身と同様の毒の成分を付与するなどの応用も可能となる。
一方でドライブのジャスティスケージを殴り壊すなどのパワーに優れている一面もある。
「メディックロイミュード」の出現により立場がどんどんとなくなっていき、裏方に回っていた「
フリーズロイミュード」を表舞台に立たせる事になってしまう。
切り札として所持していた蛮野博士の電子頭脳を詩島剛に奪われた上、ドライブに「フリーズロイミュード」(「001」)も倒されてしまい、更にはハートとドライブの戦闘中、仮面ライダーチェイサーの攻撃に吹き飛ばされハートの超重加速に巻き込まれ慌てふためくという体たらくを見せる。
「
シーフロイミュード」に手を貸し、「仁良光秀」の証拠隠滅へ手を貸すも、熟成された長年の嫉妬心に目をつけており、「106」が倒された後に「仁良光秀」と「ネオバイラルコア」を利用して融合、「仁良光秀」の嫉妬心をトリガーとし、超進化態としての力を身につける。
その後も融合進化態「シーフロイミュード」として行動、戦況に応じて「超進化態」ともなる。
【ロイミュード003/ブレン】
ロイミュードの先導者の1体。
あるいは「ブレンロイミュード」の人間としての姿。ロイミュードの頭脳。
人間の姿は現在では中央情報局・副所長の「杵田光晴」をコピーしたもの。
分析や情報収集を担当、神経質な性格でドライブを最も危険視して神経に作用する攻撃を行う事ができる。
更に周囲の電子機器に干渉する能力を有し、第2話ではカフェで近くの席にいた人間のカップルの所有する端末を睨むだけで操作している(後にタブレットを強奪、所有物にすると同時に蛮野博士の記憶データをインストールした模様)。
問題を起こしたロイミュードを咎め、時に自由奔放な「ハート」の度が過ぎた行動にも苦言を口にしたりと、仲間内でもルールに厳しい。
似たような言葉を3つ並べる独特な口調で喋る(上記の台詞の他、第2話でハートに毒舌を吐くときの「自由で無警戒で目立ちたがり屋」、「
アイアンロイミュード」の存在が消失した際の「あれほど巨大で広範囲で威圧的な」など)。
全幅の信頼を置いている「ハート」に対し、「チェイス」を信用しておらず「チェイス」に対する仲間意識は薄く手駒としか考えていない。
ェイスがアイデンティティに悩むようになると、もう使えないとして「ハート」に切り捨てるよう進言した場面もある。
ハートに敗れたプロトドライブを魔進チェイサーに改造したのは「ブレン」で、「仮面ライダー」という名称の名付け親だと14話で判
明。
『type TOKUJO』ではとある科学者が開発していたネットワークシステム「アニマシステム」に絡む事件に関与し、日下部章という警察官を殺害して成り代わっていた。
「メディック」の参入以降は自身を軽視する「メディック」から疎ましく思われており、生真面目さが裏目に出て再洗脳されたチェイス、元から中立的な立場にいて意見を否定しない「ハート」から発言を却下され、「なんだ!?この『私だけが駄目』、みたいなムードは?」というモノローグのように狼狽する姿を見せている。
更にまるで恋人のような2人の雰囲気を覗き見し、自分の行動に激しく動揺した上、ハンカチを噛むなど人間臭いというよりは平成ライダーではお馴染みの「緑色のネタキャラ」としての側面を多く見せるようになり、春休み合体スペシャルでは巨大化したロイミュードとシュリケンジンの戦いを目撃するも、「ハート」と「メディック」に報告する頃にはいなくなり、見間違いだったと思い込んでしまう。
プロトドライブのプログラムの書き換えは「ブレン」が担当したようだが、「メディック」は最小限の書き換えでチェイスをロイミュード側に寝返らせる事に成功している。
「メディック」がいる限り「ハート」の元には戻らないとして「001」の元へと向かい、記憶改竄能力により警察内部で
ロイミュードの専門家、「能見壮」という青年として潜入、35話では仁良光秀と結託して特状課を陥れようとする。
チェイスの仮面ライダーとしての参入に心を乱していた詩島剛に蛮野博士の記憶データが収納されたパッドを見せ、自分達の陣営に引き入れる事に成功している(後に上記の経緯で奪われている。)。
40話で肉体を修復、41話では「仮面ライダーゴルドドライブ」に恐れをなし、
メディックロイミュードの超進化に強制的に協力させられ、42話でドライブにより逃亡するが、逃亡生活の中で洗脳されたメディックに対して嫉妬以外の感情がある事に涙し、コピーした人間の紛い物ではない自己の確率に奮闘、44話で「ゴルドドライブ」側の仲間になる振りをして潜入、更に「ゴルドドライブ」に利用されていたメディックロイミュード超進化態を「シグマサーキュラー」から助け、「シグマサーキュラー」の膨大なエネルギーを受けた事で大ダメージを負ってしまい、最期は大ダメージが原因でコアドライビアが限界を迎え、最愛の友「ハート」、「メディック」に看取られながら消滅した。
『ドライブサーガ ブレン』では新たなボディで復活、更に仮面ライダーブレンに変身。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』にも登場。
【超進化態】
「ブレンロイミュード」が、幹部クラスの秘めたる力で覚醒した強化形態。感情要素は「嫉妬」。
自身だけでは超進化に到着しないと推測、長年の嫉妬心を内包した人間「仁良光秀」を利用、「ネオバイラルコア」で融合する事で「嫉妬心」を取り込み変化した。
全身が金色に変化、「メディック」の前で披露、変貌した「メディック
ロイミュード」を圧倒的な力で追い詰める(その際は「これからは、ブレン、さ、ま、と呼べ」と追い詰めたメディックに対して発言している。)。
35話では「仁良光秀」と共謀して特状課を悪者集団に仕立て上げる。
次の36話で「唐沢ゆかり」に仕込んだ「マッドドクター」でも治癒できない猛毒が解毒されていた事に動揺して墓穴を掘ってしまい真実が露呈、敗れ去った「
シーフロイミュード」から「超進化態」となって3人のライダーと戦い、デッドヒートマッハのヒートキックマッハー、仮面ライダーチェイサーのチェイサーエンド、ドライブタイプトライドロンのトライドロップを連続で受け敗退、ナンバー状態となり逃亡(その際は「覚えていろ~!」と発言している。)。
ナンバー状態で逃げ延びたものの前話で痛めつけた「メディック」に発見され、治療という名のお仕置きを受ける事となる。
40話からは時折変身。
『ドライブサーガ ブレン』でも登場。
だが、チェイスのプロトボディのように能力に対応できないものにデータを移植されて実力を出せなかった。
【余談】
脚本家を務める三条陸氏によれば、「組織のリーダーながら自由奔放なハートと比較し、規律に煩い人格だが、それでいてハートを尊敬して従順にいる『土方歳三』のようなキャラクター」にしたらしい。
最終更新:2019年04月22日 18:58