ゼルモダ「オメーら、5対1だぞ 『卑怯だ』とは思わねえのか!?」
【詳細】
カラーは白色となり、ノリシロン-12と同様に斧を武器とし、他にも2つのランチャーを所持している。
口からの突風「ファイナルタイフーン」、両足の強力キック「ファイナルキック」、両目の発光と同時に爆発を起こす「ファイナルフラッシュ」などを繰り出す。
「
美女ゾンネット」が去った事に悲しみ、ガイナモがエグゾスの一言でカーレンジャーの打倒に燃え、ゼルモダやグラッチと共に乗り込む。
VRVロボのVガンの射撃を斧で防御、「最終最強のロボット」の名に恥じない戦闘力を発揮して、上述の3つの技でVRVロボに反撃の隙を与えずに追い詰める。
2つのランチャーによる砲撃「ファイナルツイスター」(ノリシロン版「ビクトリーツイスター」)を繰り出すが、その直前でVRVファイターに分離される。
ファイナルツイスターで手当たり次第に攻撃するが、VRVファイターの連携に押され、5体はVRVロボに再び必勝合体。
VRVロボが空中で必勝合体した瞬間を狙うが、最期は「ビクトリーツイスター」との競り合いに負け爆散した(脱出装置が備わっておらず、ガイナモ達は自力で脱出。)。
ロボットは「100万年に1度(地球時間、1997年1月24日午後1時)、酒樽座の流す酒で大宇宙が赤く染まり、全ての星座が酔っ払う時を狙い、正義の星座伝説の5つの星座を飲み込む事で自身の体内に封印する」というエグゾスの計画を悟られない時間稼ぎに過ぎなかった。
結果的にエグゾスが5つの星座を体内に封印、クルマジックパワーの消失によってレンジャービークルとVRVロボは機能停止して、カーレンジャーへの変身能力を失った恭介達5人はガイナモ達と市太郎の目の前で変身を解除されてしまい、正体を知られる事になる。
【バリンガーZ】
「暴走皇帝エグゾス」が「総長ガイナモ」達に貸し与えた最強の付録。
「総長ガイナモ」が「ボス」、「副長ゼルモダ」が「ヌケ」、「発明家グラッチ」が「ムチャ」と名乗って操縦。
巨大な剣を武器としており、カーレンジャーの巨大ロボットを大いに苦しめる予定だった(「バリンガーZ」のコックピットは流用された。)。
放送当時の児童誌にも写真付きで紹介されているが、東映の上層部が「これは版権元の方にマズい」と判断してお蔵入りとなる。
役割は上記の「ノリシロン-最終」に差し替えられる(急な差し替えで、映像には一瞬だけ姿が残っている。)。
お蔵入りの原因の1つはガイナモ役の大竹宏氏がロボットアニメ『マジンガーZ』のボスになり切って演じている事だった。
児童雑誌の内、『てれびくん』では「マジンガーZに似すぎていたため、変更になった」と記述され、『テレビマガジン』では注釈でただ「登場できなくなった」とだけ明記されており、『宇宙ランド』の元ネタとなっている『テレビランド』は訂正する事もなく廃刊した。
実際に製作されたスーツは海外の『パワーレンジャー・ターボ』で
バラケリスの頭部と組み合わせて新規怪人にされた。
【余談】
VRVファイターの連携に押された際、ゼルモダはスーパー戦隊シリーズにおいて絶対に言ってはいけない上記の台詞を発言し、レッドは「勘違いするな。俺達は1の力を5分割して戦ってるだけだ!」と返答するが、グリーンは「でも、そんな事言われると卑怯な気もしてきたなぁ」と発言。
最終更新:2016年01月01日 14:26