狂気の科学者ゲンブ

「貴様ら、私の偉大さを思い知らせてやる!」

【囚人ナンバー】 1524
【名前】 狂気の科学者ゲンブ
【読み方】 きょうきのかがくしゃげんぶ
【声】 園部啓一
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】 Case File 25「途切れた信頼」
Case File 26「信頼の秒読み(カウントダウン)」
【所属】 ロンダーズファミリー
【分類】 ロンダー囚人
【圧縮冷凍年数】 不明
【モチーフ】 カメ、科学者
【名前の由来】 玄武、元(中国の貨幣単位「人民」)

【詳細】

30世紀において「自身の王国を作る」という妄想に囚われて空間に別の空間を作り出す実験で多くの助手を犠牲にし、圧縮冷凍の刑を受けていた囚人。

タイムレンジャーへの刺客として解凍され、「ドン・ドルネロ」から5000万円の賞金を賭けられる。
ドルネロがタイムレンジャーを誘き寄せるのにゼニットにビルを襲撃させ、駆け付けた5人を異空間「ゲンブゾーン」に引きずり込み、コピー装置でクロノスーツと武器を写し取ると5人の偽者「コピータイムレンジャー」を作り出す。

ボルユニットの射撃による爆発で時空に穴が開き、レッド、ピンクは脱出に成功。
ブルー達3人がコピータイムレンジャーと交戦中、「タック」が割り出した地点をレッド、ピンクがそれぞれ外側と内側からアサルトベクターのエネルギー消散機能で同時に攻撃した事によりゲンブゾーンは消滅してしまう(同時にコピータイムレンジャーも消え去った。)。

その後、巨大化抑制シールを剥がして巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。
コピータイムロボαでタイムロボαを攻撃させるが、タイムシャドウの参戦によって形勢が逆転、タイムロボβにコピーαを倒され、合体したシャドウベータの「プレッシャーカノン」を受け圧縮冷凍された。

【コピータイムレンジャー】

「狂気の科学者ゲンブ」がコピー装置で作り出したタイムレンジャーの偽者。
生み出した後に「私が用意したお前達のガイド役だ 地獄へのな」という台詞を発言している。

異空間「ゲンブゾーン」に引きずり込んだタイムレンジャーを確実に始末、ゲンブゾーンの消滅リミットまで時間を稼ぐ目的で作り出される。
本物と同等か、更に高い戦闘力を発揮するが、「ゲンブゾーン」の消滅と同時に消え去った。

【余談】

ペットとして大量の小ガメを飼っており、その全てを等しく可愛がっていたが、敗北後の去就は不明。
中の1匹が「ギエン」の腕に乗っている姿だけが確認された(ギエンも流石に驚いていた。)。
名前の由来となっている「玄武」はカメの姿を持つ中国の四神。

声を演じる園部啓一氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。

最終更新:2016年08月30日 05:52