キュレックスワーム

「俺は俺のやり方でこの世を支配してみせる 料理の力でな」

【名前】 キュレックスワーム
【読み方】 きゅれっくすわーむ
【俳優】 阿部進之介(カブト)
森カンナ(ディケイド)
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーカブト
GOD SPEED LOVE など
【登場話(カブト)】 第29話「闇キッチン」
第30話「味噌汁昇天」
【登場話(DCD)】 第1話「ライダー大戦」
【登場話(WIZ)】 第52話「仮面ライダーの指輪」
【分類】 ワーム/ワーム成虫態
【生物モチーフ】
【他のモチーフ】 吸血鬼
【名前の由来】 イエカ(英:culex)

【詳細】

地球に棲むカに似た能力を持つワーム成虫態。

主に夜間に活動し、口腔から伸ばした管で人間の体液を啜る事を好む。
更に左腕のトゲで相手の身体を突き刺す事でウイルスを注入し、自身の思うままに操り人形として扱う事ができる。

【劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE】

本編に先駆けて登場。

ひよりに襲い掛かるが、最期はカブトのライダーキックを受け爆散した。

【仮面ライダーカブト】

黒包丁を探し求める料理人・生簀一郎に擬態している。

人間の殺害には興味を持たず、自身の料理の虜にする事で人々の支配を目論み、間宮麗奈/ウカワームと対等に話したり、高位のワームと窺える。

料理の実力は本物とされ、黒包丁を手にする事で天道だけでなく、神代家のじいやも料理対決で撃ち破る。
美味い料理で感動させるだけでなく、究極に不味い料理で人生に絶望させたりと料理で人間の感情を自在に操る超絶的な腕を披露している。

「料理とは人間を幸せにするもの」という信念を持つ天道は怒り、修行で白包丁を手にした天道との対決の幕が開く。
だが、天道は田所が持っていた包丁を使い、天道の作った食材を活かす味噌汁に惜敗、思わぬ完敗に激昂すると正体を現す。

とある競技場でカブトと交戦するが、大したダメージを与える事もなく、最期はライダーキックを受け爆散した。

【仮面ライダーディケイド】

崩壊しつつある「夏海の世界」に出現。

光夏海に擬態していたサナギ体から脱皮し、初変身を遂げたディケイドを他のワームと共にクロックアップで翻弄。
カブトにカメンライドしたディケイドの「アタックライド・クロックアップ」で追跡され、ライドブッカー・ソードモードでセクティオワームセパルチュラワームジオフィリドワームと共に斬り倒された。

【スーパーヒーロー大戦】

大ショッカーの怪人として登場。

【仮面ライダーウィザード】

「魔宝石の世界」の怪人として登場。

【余談】

「夏の時期」という事でカ(デザイナーの韮沢靖氏は「何故、セミを使用しなかったのか」と自省している。)がモチーフになっている。
更に血を吸うイメージから吸血鬼を彷彿させる黒いマントを纏う。

『カブト』の第29、30話は脚本:井上敏樹・監督:石田秀範と『カブト』本編の中でもギャグテイストの強いクリエイターを組み合わせる。
『カブト』自体が他の平成ライダーと比べ、その作風は非常にシュールでナンセンスギャグが多い。

『カブト』で演じる阿部進之介氏は東映以外の特撮作品に出演している。

最終更新:2015年06月29日 16:21