【詳細】
自然界における不思議な力によって発生する人間を捕食する異形の生物。
日本の妖怪をモデルとしており、伝承に残る名称もある。複数の生物をかけ合わせたキメラ的な姿をしている事が多い(たとえば
魔化魍ツチグモはトラ+クモなど)。
幾つもの種族に分かれているが、同じ種族であっても出現した場所の環境によって色や形に多少の差異が発生。
特定の個体を指す場合は「屋久島のツチグモ」といった具合に、出現した地名を頭につけ識別するが本編中では区別はあまり用いられなかった。
自然発生の個体を除けば、基本的に
クグツの手によって
童子と姫と共に幼体の状態で出現。餌となる人間を捕獲していくうちに成長、成体期では数メートルの巨大な体躯に成長する。
また、夏に出現する等身大魔化魍と呼ばれる個体は人間大の大きさの代わりに特殊な能力を持っていたり、数多く分裂や増殖する能力を持ち爆発的に数を増やす能力がある。
太鼓の音撃でなければ倒せないが(理由は不明だが他の2つでは分裂してしまう)、終盤にオロチ現象の影響で出現した個体は太鼓以外の音撃でも倒せるようになった。
洋館の男女が改造を施した個体も存在し、大きさは様々だが人工的な物や別な魔化魍の能力を融合させ、魔化魍にない特殊な能力を持つものもいる。
終盤は「オロチ現象」によって大量の魔化魍が無秩序に出現するようになり、担当の異なる魔化魍が同じ場所に同時に現れたり、更には夏の魔化魍、改造された魔化魍までも現れるようになった。
最終的に清めの地に向かった響鬼達により大地が清められオロチ現象が終結したが、魔化魍は相変わらず出現し続けている。
最終更新:2015年08月31日 22:57