【詳細】
三途の川で生まれ、三途の川の中に棲む敵達の総称。
各個体につき1体しか存在せず、「
外道衆」の主な戦力となり、首領や幹部にも分類される。
普段は三途の川の底で過ごし、この世(人間界)にある隙間を通る事で次元間を移動して、この世へ現れる。
三途の川から長く離れ過ぎると川の水が抜けて身体が干上がってしまう「水切れ」を起こし、人間界では長時間活動できない。
姿は全く関係のない2つの物を混ぜ合わせている(テレビ朝日公式サイトでは「○○のような、△△のようなアヤカシ」と表記されている)。
更に首領や幹部などを除き、名前はカタカナ5文字(或いは五音)となっている。
元人間のはぐれ外道を除き、全てのアヤカシは2つの命があり、等身大で倒されても
前述の能力によって巨大な姿の二の目に変化する。
骨のシタリの能力によって一度だけ「三の目」と呼ばれる姿が登場した事がある(
オボロジメ)。
それぞれのアヤカシは寿命が長く、戦国時代辺りから生き続けている。
存在は伝承によって文献として残され、「その特徴から文献を探り、シンケンジャーが対抗する」という場面も多い。
「
二の目」となると巨大化してしまい、「一の目」に戻れるのかは不明だが、「二の目」となった状態の情報が知られていたりする個体も存在。
親戚に「クサレアヤカシ」という種類が存在。
【クサレアヤカシ】
外道衆の中の外道衆と呼ばれる化物の一種。
夏の陣と呼ばれる戦いの際にシンケンジャーと死闘を繰り広げた。
「
クサレ外道衆」の主戦力となっており、大将「
脂目マンプク」もクサレアヤカシに分類される。
劇中には他に「
アゼミドロ」が登場するが、アヤカシとの違いは特にない。
【余談】
デザイナーの篠原保氏によると「単に既存の妖怪のアレンジではなく、『妖怪の成り立ちから別の姿を想像する』という行程を踏んでいる」らしく、他にも「基本的に『身体の半分が赤系の色』というカラーコンセプトとなり、その赤い部分は妖怪が生まれる元となる奇怪な『現象』を表し、妖怪生成の行程がそのまま姿になっている」とコメントしている(DVDの映像特典の「外道衆絵巻」より)。
多くのアヤカシの声はエコーで二重に加工。
最終更新:2017年08月11日 13:04