カマバンキ

「熱過ぎるお風呂は健康に悪いのよ~!」

【名前】 カマバンキ
【読み方】 かまばんき
【声】 大木民夫
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-14「毎日ドキドキ」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 蛮機獣/害水目蛮機獣
【作製者】 害水大臣ケガレシア
【作製モデル】 風呂釜(湯を沸かし、風呂として入浴できる道具)
【他のモチーフ】 ガマガエル、竈、桶、火バサミ
【口癖】 「ぐらぐらぐらぐら」
「カマ~ン」
【注1)】 悟りを開けば、
スチーム攻撃はパワーアップする(思い込みでも可能)
【注2)】 空焚きには注意しなければならない

【詳細】

ケガレシアが「風呂釜」をモデルとして製作した害水目蛮機獣。
「風呂釜=カマ」だからか、オカマ口調で喋る。

頭部の釜で沸かした風呂の不思議な効能を元にし、気持ちのいい温泉の幻覚を起こす事ができ、温泉に囚われるとあまりの心地よさに抜け出す事はできない。

上述の能力で大勢の人々を攫っていき、バイトの夜勤帰りで偶然居合わせた範人も餌食にする。
駆け付けた他のゴーオンジャーに苦しめられ、4人にも幻覚を見せようと鼻から蒸気を放つもレッドのロードサーベルで防御されて、道場「藤尾万旦ファイト自然塾」の師範・藤尾万旦が偶然浴びるが、温泉の幻覚が通用しない藤尾万旦は人々を一喝し、攫った人々を解放してしまい、ケガレシアと共に撤退。

その後、ケガレシアは人間の姿(汚石冷奈)で塾に入門し、極意を掴んだケガレシアの命により滝に打たれる修行。

滝に打たれる修行で雑念を捨て、「悟りを開いた」と思いながらもパワーアップし、走輔と範人以外の3人と偶然居合わせる。
マンタンガンの射撃も通用せず、竈からの火炎放射で苦しめて3人を攫い、残った2人を攫おうとするも範人は単身で飛び込み、冷奈に早く会いたいばかりにさっさと勝負を決めようとするグリーンの内部からの攻撃で4人を解放してしまい、グリーンが放った「スーパーハイウェイバスター」により敗北。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
さっさと勝負を決めようとするグリーンは炎神のソウルとキャストをバラバラにセットしてしまい、武器の火掻き棒と鼻からの蒸気でエンジンオーG6を攻撃するが、ガンパードガンの射撃で倒れた際に釜の湯を零してしまい、空焚きに怯んだ隙を突かれ、最期は「G6グランプリ」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

【余談】

身体と両足に竈、太腿に掬い桶、左手に火バサミの意匠が見られる。
テレビ朝日公式サイトの「蛮機獣」の説明文には「思い込みでも可」と補足表記され、上述の悟りは単なる自己暗示だった可能性もある。
同GPでゲスト出演する主婦役の松本じゅん氏は『忍者戦隊カクレンジャー』の真一の母親役以来、14年振りにスーパー戦隊シリーズに出演。

声を演じる大木民夫氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となり、当時80歳で最高齢第1位となる(第2位は納谷六朗氏、飯塚昭三氏。)。
2017年12月に亡くなり、スーパー戦隊シリーズは最初で最後の出演となった。

最終更新:2017年04月24日 19:05