蛮機族ガイアーク

【名前】 蛮機族ガイアーク
【読み方】 ばんきぞくがいあーく
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー など
【名前の由来】 貴族、害悪

【詳細】

『ゴーオンジャー 』に登場するジャンクワールドを起源とする汚染された環境を好む悪の機械生命体。

元々は彼らもマシンワールドの住人だったのだが何らかの原因で滅びたのか衰退、炎神からは絶滅したと思われていた。
だが、生き残っていた三大臣がマシンワールドの征服を目論み、結果炎神達によってマシンワールドから放逐されてしまい、次はヒューマンワールドに逃げこみ、ヘルガイユ宮殿を築いて蛮機獣などの戦力を送り込み地球環境の汚染を進め始める。
本編で詳しい模写はされていないものの複数の平行世界を滅ぼす、支配しており戦隊の敵組織でもかなり強大な戦力を所有していると考えられる。

種族的に人間とは美的感覚が根本から異なり、「汚い」を褒め言葉だと、「美しい」と言われる事を侮辱だと感じている。
人間的に見れば美人の害水大臣ケガレシアも自らを美しい存在だと自負する事がない程に徹底した物(ただし、変わり者の「害水王子ニゴール・ゾ・アレルンブラ」の人間と同様の美的感覚でケガレシアの事も「美しい」と称している。)。

侵略を進める大臣同士は互いに実力を認め合い、協力して作戦を進める事も多い。
また、戦闘兵の蛮機兵ウガッツを含め部下に対する信頼も厚い。

当然のように地球を護る『ゴーオンジャー』にとって敵だが、「ロムビアコ」が登場した回では「支配する地球がなくなっては意味がない」と、1度だけゴーオンジャーと手を組んだ事がある。
三大臣の最終目的は「蛮機族が平和で暮らせる汚い世界」を理想としていたが、総裏大臣ヨゴシマクリタインと配下の登場により大きく揺らぐ事となった。

劇中では以下に紹介するメンバー以外にも、スピードル達の誕生以前にマシンワールドで猛威を振るった蛮機族の名門「アレルンブラ家」やダイナワールドの恐竜を滅亡させた古代の蛮機族「ホロンデルタール」といった他の蛮機族が登場している。
終盤では「害統領(害統領バッチード)」の存在も明かされたが、本編中には登場しなかった。

蛮機族のシンボルマークは「蛮」の字を象ったもので、種族によってそのシンボルの輪郭が異なり、害気目は逆三角形、害水目は三角形、害地目は六角形となっている(一部、例外有り)。
終盤に登場した3人の幹部のシンボルは六芳星。

本編において総裏大臣が倒れ、劇場版『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー』では害統領が倒されたが、それでも生き残りが存在していた。

海賊戦隊ゴーカイジャー』第35話、第36話にて、二代目害統領「害統領(二代目)ババッチード」、配下の「保蛮官チラカシズキー」がヒューマンワールドへの侵略を目論む。

『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』では種族を離脱した筈の三大臣が「魔空監獄」に収容されている。
『炎神戦隊ゴーオンジャー10 YEARS GRANDPRIX』では幹部は機械生命体という特性から再生能力を有している事が判明、10年がたって3体は再生していた。

最終更新:2019年11月26日 17:36