機動戦艦ナデシコ(作品)

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機動戦艦ナデシコ(作品) - (2015/09/06 (日) 12:26:23) のソース

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*概要
1996年開始のSFロボットアニメ。数多くのキャラによるラブコメ要素が前面に押し出されているが、
反面そのエンターティメントを皮肉るようなシリアスなシーンも数多く存在する。
任天堂携帯機シリーズでは「学園」を除けば「W」から8年ぶりとなる再参戦である。
今回は木星トカゲが境遇の似たAGEのヴェイガンと密接なクロスオーバーを見せる。

*ストーリー
謎の機械群「木星トカゲ」による突然の攻撃で、火星、月とその付近のコロニーでは多数の犠牲者が生まれる。
民間企業ネルガルでは、救助のための計画が始動し、要となる機動戦艦「ナデシコ」の発進が決まったが、
実力重視の人選が重んじられた結果、腕は優秀であるが様々な問題を持つ人材が集ってしまう。
そしてまた一人、トラブルを巻き起こす事になる少年がナデシコに搭乗する。

*登場人物

**テンカワ・アキト
-木星トカゲの襲撃に巻き込まれるも、とある事情から生き延びた少年。料理店のコックを志していたが、物語開始の急展開の末、何故かエステバリスで戦う事になってしまう。
-アキトを含む一部の人物は「イメージフィードバックシステム(IFS)」により、複雑な機械も体内のナノマシンを通じて容易に動かす事ができる。
-今作のアキトはガイを意識している戦闘台詞が多く、シナリオ上でもよく話題にする。

**ミスマル・ユリカ
-ナデシコの艦長を務める少女。士官学校を主席で卒業しており戦略に関しては天才的な頭脳を持つが、若干の天然ボケの気があり夢見がちな性格で、こと好きなアキトの話になると暴走しがち。
--キャンペーンマップの一つでは、普段の言動から艦長の適性に疑問を抱かれてフリットによる試験を受ける羽目になったりする。

**ホシノ・ルリ
-ナデシコのオペレーター担当。遺伝子操作の結果、常人のIFSでは発揮できない特殊な思考操作が可能であり、11歳の若さでナデシコクルーに抜擢された。

**ハルカ・ミナト
-操舵士。22歳だが大人の魅力を持っている。元社長秘書。彼女と九十九との出会いが結果的に木連との和平の道のきっかけを作った。

**メグミ・レイナード
-元声優のナデシコ通信士。容姿通りの少女らしい性格で、アキトを廻ってユリカと恋の鞘当を繰り広げる。

**アオイ・ジュン
-ナデシコ副長。軍のエリート街道を約束されていたが、幼馴染のユリカの傍に居たい一心でナデシコに乗ってしまう。
-当初はアキトに対抗したり、自らIFSを打つといった行動に出たこともあるが、今回はストーリーが幾分か進んでいるため落ち着いた雰囲気になっている。

**ゴート・ホーリー
-ネルガルからの人員で元軍人。ナデシコやエステバリス隊の戦術指揮を行う。
--しかしBXでは肝心の戦術指揮役にはなれず、役職からするとやや哀れ。
--ミナトとの関係からか、スパロボでもムネタケ並に登場回数は少ない。

**プロスペクター
-ネルガルから派遣された会計・監査役。本名不明のため皆からは「プロスさん」と呼ばれる。

**スバル・リョーコ
-エステバリス隊の正式パイロット。ヒカル、イズミとの三人組のリーダーで勝気かつ強気な性格。アキトに好意を抱いている。

**アマノ・ヒカル
-眼鏡と明るさが特徴の女性。漫画家の夢を持ち、常にネタ探しをしている。

**マキ・イズミ
-どんよりとした暗い雰囲気の持ち主。真面目な時とそうではない時で非常に落差が激しい。寒いダジャレで空気を凍らせる。
-実は結構重い過去の持ち主。

**アカツキ・ナガレ
-パイロット兼ナデシコを建造したネルガル重工の会長。現実的な思考で斜に構えているため、ナデシコクルーとはしばしば対立を起こす。
-今作でついにアキトとの合体攻撃が実装され、今までの冷遇&空気ネタにされる傾向からは抜けだした。

**イネス・フレサンジュ
-ナデシコの医療・科学担当。非常に博識でやたら説明したがるため「説明おばさん」と呼ばれている。

**エリナ・キンジョウ・ウォン
-ナデシコの副操縦士兼アカツキの秘書。上昇志向が強く、キツい物言いが多い。

**ムネタケ・サダアキ
-連合宇宙軍提督で、ナデシコを接収しようとしたところを捉えられ捕虜となる。その後ネルガルと連合宇宙軍の協定により提督として着任。
-スパロボでは基本的にいなかったことにされるキャラクター…が、今回まさかの救済枠となり、出番も大幅増。ついでに原作よりちょっといい人になっている。
--BX発売前はIMPACTにしか登場していなかった。IMPACTでの出番もモブ同然のチョイ役だったため、BXでは大出世である。
-中段メッセージでは基本非戦闘員の自分にボイスがついていることを知って、原作再現で死ぬのではないかと狼狽するメタな一幕も。
--今回斜め上の方法で助かりました。

**ミスマル・コウイチロウ
-ユリカの父親。連合宇宙軍の第三艦隊司令で階級は中将。
-娘のユリカにはだだ甘でセクハラするところをのぞけば優秀な軍人。

**白鳥九十九
-木連の軍人。生体ボソンジャンプが可能なエリートだが、ミナトと知り合ったことで地球と木連との和平の道を突き進もうとする。
--今回はガイがいないので流石に撃たれました…が、某ガンダム族のおかげでなんとか生き残ることに。
-月臣との合体攻撃がまさかの採用。ただし普通に進めると1ステージしか使えない。

**白鳥ユキナ
-九十九の妹。周囲をはばからず兄にベッタリとするほど重度のブラコンだが、兄たちが信奉するゲキ・ガンガーには冷めた目を向ける。
-九十九と親しくなったミナトに敵意を燃やすが、ミナトの優しさから次第に打ち解けていく。

**月臣 元一朗
-木連に属する九十九の親友。当初は頭が固く地球人への闘志に燃えており、草壁の命令で和平を唱える九十九を己の手で討つが、やがてゲキ・ガンガーや木連の在り方に疑念を抱くようになる。
--終盤では「熱血は盲信に非ず」の言葉で始まる熱血クーデターをDVE入りで再現する事に。

**秋山 源八郎
-三郎太の上官でかんなづき艦長。変な諺(というか混ざった諺)を使用するクセがあり、熱血とは一味違った考えの持ち主。

**高杉三郎太
-木連に属する軍人。
--今回はまだチャラくない時代。

**草壁春樹
-木連の中将で突撃宇宙軍優人部隊隊長。実質的な木連の指導者。
-正義のためなら死ねる男だが、問題は自分の理想=周囲の理想と本気で考えているところ。

**アイちゃん
-かつてアキトが火星で知り合った少女。ユートピアコロニーが襲撃を受けた際にアキトに守られていたが、アキトがボソンジャンプしてしまったために生死不明となる。以来、アキトにとってのトラウマとなっている。

**ダイゴウジ・ガイ
-元ナデシコのエステバリスパイロット。本名は「ヤマダ・ジロウ」であり、約100年前に放送されていたテレビアニメ「熱血ロボ ゲキ・ガンガ―3」の影響から魂の名前を名乗っている。
--全くの余談だが、ゲキ・ガンガーの世界ではナデシコがアニメとして放映されている。
--BXでは合流する前に故人となっており、ユニットとしては登場しないがムネタケ絡みのイベントで出てくる。おまえいつからそんな所に…
--スパロボにおいては「簡単な条件で生き残る」「そもそも死なない」「劇場版の遺影を元にキャラクターを捏造される」など生存するのが通例となっており、スパロボ補正のプラス効果を体現する存在。

*登場機体
**ナデシコ
-ネルガル重工により建造された新造艦。相転移エンジン、専属AIオモイカネ、グラビティブラストなど最新技術の宝庫である。
-今作では戦艦の火力が底上げされているため、通常でも結構戦えるが真価を発揮するのはYユニット装備後の相転移砲。順応による地形Sでの破壊力はサイズ差補正を含めて軽く15000以上を叩きだす。
--改造したグラン・ガランやAGE-1のプラズマダイバーミサイルと並んで、MAP兵器の鬼になる。継戦能力に不安の残るグラン・ガランや1発しか使えないAGE-1と異なり、こっちはEN消費の着弾点指定型なのも拍車をかける。

**エステバリス(アキト機)
-ネルガル重工により開発された人型戦闘機の一機。戦況に応じてフレームや装備を変える事ができる。
-今作は地形効果の補正がかなり高いため、出撃前の換装が肝。合体攻撃であるダブルゲキガンフレアやフォーメーションアタックは無改造の状態でもかなりの火力を誇る。
--難しいのは火星や月面などの「陸のある宇宙マップ」。こういう面では0G戦フレームにすること。

**エステバリス(リョーコ機)
-リョーコの乗る赤いエステバリス。他の機体には無い耳の様な指揮官機用アンテナがある。
--以下2機との合体攻撃でボス級の敵にも大ダメージを与えられるが、PUの関係上気力がネック。
--マイクが参入すれば全て解決だが。

**エステバリス(ヒカル機)
-ヒカルの乗る黄色いエステバリス。

**エステバリス(イズミ機)
-イズミの乗る青いエステバリス。

**エステバリス(アカツキ機)
-金の力で少し強化されているエステバリス。最新鋭機という事を反映してか、僅かながら他のエステより運動性が高い。
--長年不遇だったがついに念願の合体攻撃が採用された。
---つまり、過去作でのヤマダ…ガイの枠がアカツキ機になった。精神コマンドがアキトの穴を埋めるタイプなのでアキトの相方として扱うのがベターだろう。

**Xエステバリス
-ウリバタケが予備パーツをちょろまかして組み上げたフレーム。小型のグラビティブラスト「Xキャノン」を搭載している、が機体構造に欠陥を抱えており、最大出力でキャノンを放つと機体が消滅してしまう。
--ウリバタケ曰く通称「エクスバリス」だが、ムネタケは「エステバエックス」と呼んでいたため当時の視聴者はこちらの方が印象に残ったかも。
---原作でのXエステバリス登場回の脚本は言わずと知れた元ネタの脚本家が担当している為、この呼び名は確信犯。
-スパロボでは毎度おなじみの隠し機体だが、今作はNPCとしてシナリオでも活躍。条件を満たせばもちろん自軍で使える。
--ちなみに過去作で使えたのはグラビティブラストの欠陥を色々な方法で直した半オリジナル機体「Xエステバリス改」。改ではない素のエクスバリスが使えるのは何気に今回が初。

**ダイテツジン
-テツジンの強化型で主に九十九の乗機。
-ゲキ・ガンガーを模しているため、連合宇宙軍側からはゲキガンタイプと呼ばれている。
-今回はまさかのダイマジンとの合体攻撃が追加された。

**ダイマジン
-マジンの強化型で主に月臣の乗機。
-木連の人型機動兵器「ジン・シリーズ」は全てゲキ・ガンガーを模しているのだが、元ネタのゲキ・ガンガーはその元ネタの一つであるゲッターロボに合わせて空陸海の三形態が存在。コイツはその水中戦形態であるウミガンガーを模している。

**テツジン
-木連の優人部隊が登場する機動兵器。
-ダイテツジンの原型機でこいつもゲキ・ガンガーを模している。ちなみにゲキ・ガンガーは空戦タイプ。

**マジン
-木連の優人部隊が登場する機動兵器。
-味方のときの元一朗はダイマジンに乗ってくるので、ジンシリーズの中ではコイツだけ終始敵。

**デンジン
-木連の優人部隊が登場する機動兵器。
-リクガンガーを模している。読んで字のごとくこいつは陸戦特化。
--にもかかわらず三郎太は明らかな空中戦ステージである25話にこいつを持ち込んでくる。
--源八郎曰く「性能の不利を気合いで覆してこそ」。間違ってはいないがせめて状況には合わせろ。
--ダイ級の開発は諸事情でされていない。開発されていたら間違いなく「ダイデンジン」になっていたはず。

**かんなづき
-秋山の指揮する有人戦艦。跳躍砲というボソンジャンプを利用した兵器で内側から敵を破壊する。
-原作やJではアキトのボソンジャンプ攻撃で潰されたが今回はなし。

**バッタ
-木連の量産型無人兵器。かなり小型で耐久力は無く、スパロボでは撃墜数&気力稼ぎにバタバタ倒される。ディストーションフィールドを装備した新型も登場する。
--今回は最初からフィールド装備型のみ登場。気力上げのカモと思いきや半端に生き残ることがあり非常に鬱陶しい。

**カトンボ
-大型の砲台型無人兵器。高HPかつ例に漏れないディストーションフィールドでかなり固い。


*過去参戦作品
-スーパーロボット大戦A
-スーパーロボット大戦IMPACT
-スーパーロボット大戦R
-スーパーロボット大戦J
-スーパーロボット大戦W
-スーパーロボット大戦Card Chronicle