【解説】
“呻の連環”
パイモンが使用していた自在法。
老若男女を問わない中身のない華美な衣装を供連として、自分の周囲に展開し駆使する。
衣服がそれぞれの袖口から槍や剣や弓を抜き放ち攻撃する、供連がメリーゴーランドのようにパイモンの周囲を周ることで広範囲への自在法を補助する、パイモン本体が攻撃された際の転移場所になるなど、多様な機能を持っていた。
本編では『引潮』作戦の途中で使用され、部下たち全てに浮遊の自在法を掛けたり、
カムシンの攻撃を受けても転移し即反撃に出るなどしたが、パイモンが“
祭礼の蛇”の帰還と
大命宣布、上司である
デカラビアの復仇の念から冷静さを失っていたため、圧倒的破壊力を持つカムシンの
瓦礫の巨人に真正面から何度も突っ込み、供連が全滅したところを
レベッカに爆砕されてしまった。