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『日本学研究』70, 2007.2 PDF

  • 高載甲「「数量詞+も」の意味について:肯定文を中心に」(日)
  • 権英秀「日韓両言語の初出マーカー:新聞販売員に対する「断り」発話行為とポライトネス」(日)
  • 森山新「韓日英トライリンガル生徒の言語能力・言語運用と言語環境との関係」(日)
  • 水口里香、奥山洋子「韓国人日本語学習者のコミュニケーション不安と日本語能力との関係」(日)
  • 백윤정「日本語学習能力による母音の無声化現象の一考察」
  • 澤田信恵「日本語・韓国語「湿り気・水分」を表す擬態語のプロトタイプ的考察」(日)
  • 安平鎬「「シテイル」構文のアスペクト(Aspect)移行現象」(日)
  • 李慶実「変化しつつある日本語可能表現:形態・統語・意味的な変化を中心に」(日)
  • 李成圭「日本語依頼表現研究の課題」
  • 李受香「『御伽草子』に現れた「む」の表記・意味上の特徴」
  • 林昌奎「『捷解新語』の他動詞について:「於」と共起する他動詞を中心に日韓対照の観点から」(日)
  • 고영란「『浮世床』の人物像についての考察:『浮世風呂』との比較を中心に」
  • 곽미경「佐藤愛子と朴婉緖作品に現れた現代の老人像:佐藤愛子『風の行方』、朴婉緖『あまりにも寂しいあなた(너무도 쓸쓸한 당신)』を中心に」
  • 金忠永「謡曲『檜垣』に咲いた「老木の花」」
  • 朴姸貞「韓日古典女性小説比較研究の可能性について:女性的物書きを中心に」
  • 李愛淑「源氏物語と人妻禁忌:「東屋」引用を中心に」(日)
  • 李昌秀「出雲神話と須佐之男命に関する一考察」
  • 李賢珍「太宰治の『お伽草子』論:自我反映と文壇批判」
  • 임경화「萬葉集作者層論のジレンマ:東歌・防人歌地方豪族創作説の限界」
  • 임찬수「謡曲に現れた歌人の姿:主題と関連して」
  • 조경숙「芥川龍之介の社会意識:「玄鶴山房」を中心に」
  • 洪珍煕「大江健三郎の『万延元年のフットボール』論:仲介者としての女性像を中心に」(日)
  • 黄東遠「『芭蕉庵三ヶ月日記』における「芭蕉を移す詞」の検討」(日)
  • 남경희「日本の学力低下論争とゆとり教育観の変化考察」
  • 纓坂英子、奥山洋子、泉千春「日本人の韓国イメージと韓流ブーム」(日)
  • 尹裕淑「豊臣秀吉の朝鮮侵略勃発前の韓日交渉実態」
  • 이진원「日本地方分権化政策の争点と意義:地方分権改革推進会議を中心に」

『日本学研究』69, 2006.11 PDF

  • 権善和「漢語名詞の意味特性について:同一語根の他品詞との比較を通じて」
  • 金栄敏「創造動詞の結果構文に関する一考察」(日)
  • 金平江「移動動詞の完了形」(日)
  • 房極哲「『小公子』における女性語について:終助詞の用法を中心として」(日)
  • 大澤理英「「~メク」におけるオノマトペの比喩による意味拡張:中古~中世の通時的分析結果および意味拡張モデルの提示」(日)
  • 李成圭「使役受動語形の移行について」
  • 李賢珍「コミュニケーション方略の明示的指導が学習者同士の学習活動に与える効果:韓国人日本語学習者(JFL)を対象に」(日)
  • 崔建植「上代籍帳の人名における命名について:人名の語構成による語彙考察」(日)
  • 竹内則晶「確定条件の「と」と「たら」」(日)
  • 河先俊子「韓国の高等学校の日本語教科書に描かれる日本像」(日)
  • 黄圭三「『雅語音声考』に見られるオノマトペとその用言化について」(日)
  • 権泰敏「森鴎外の『堺事件』考察」
  • 権赫建「夏目漱石が生涯を通じて感じた不安考察」
  • 金南敬「島崎藤村の「巡礼」論」
  • 金旼娥「近松と夕霧:『夕霧阿波鳴渡』を中心に」
  • 金碩煕「金史良「郷愁」論:文学と政治の間、ナショナル・エモーション」(日)
  • 김춘미「翻訳と文学」
  • 김환기「在日4・3文学の文学史的位置と意義」
  • 김효순「芥川龍之介の「河童」論:相対的価値の追求から価値の喪失へ」
  • 水野達郎「政治小説の「写実」と韓国:『胡砂吹く風』から『小説東学党』へ」(日)
  • 朴裕河「日帝末期韓国文学に見る「日本」理解と植民地の欲望」(日)
  • 蘇明仙「「ドン・キホーテ的」的省察:大江健三郎の近年の創作態度をめぐって」(日)
  • 申鉉泰「井伏鱒二が捉えた戦中の風景:『多甚古村』を中心に」(日)
  • 沈修卿「大江健三郎『われらの時代』論:性と政治の関係を中心に」(日)
  • 厳仁卿「『徒然草』に投影された院政期:「田楽」記事と「そらごと」を中心に」
  • 尹福姫「田村俊子研究」
  • 李相璄「『源氏物語』に現れた明石君と冬のイメージ」
  • 이승신「厨川白村『近代の恋愛観』の受容」
  • 임태균「『新生』に現れた感覚表現研究」
  • 具見書「大国化期の映画と時代性:1981年から1990年まで」
  • 具兌勲「江戸時代の身分秩序思想」
  • 金世坤「日本の最近保育現況を通じて見た幼保一元化問題の動向と展望」
  • 金弼東「日本の「東アジア経済圏」構想に関する小考:方向性とその背景を中心に」
  • 황철증、민경식、채승완「韓日ユビキタスIT戦略比較と経済的波及効果に関する研究」
  • 朴三憲「1874年地方官会議の準備と左院の役割」
  • 朴銓烈「日本の散骨風習拡散背景研究」
  • 윤재선「住民と地方行政間の協調体制による地域振興政策の諸課題:日本大分県湯布院町の事例研究」
  • 李成宇「韓日関係における協力と紛争についての経験的分析:日本の妄言の得失」
  • 任千錫「日本経済の対中関係拡大と日本産業の構造変化研究」
  • 鄭夏美「日本の「メディア・イベント」としての朝鮮通信使研究」

『日本学研究』68, 2006.8 PDF

  • 金英周「目的格に現れる「名詞ノコト」形:「考える」「思う」の意味的な特徴との関係を中心に」
  • 金玄珠「「の」の正誤判別にみられる韓国語母語話者の中巻言語不確定性」(日)
  • 相澤由佳、澤邉裕子「「~ません」と「~ないです」の使用に関する日本語教師の認識について:ポスト7次教育課程における教科書への提案」(日)
  • 李慶実「日本語可能表現の考察:近代以降の可能の助動詞「レル・ラレル」と可能動詞を中心に」(日)
  • 李淑姫「虎明本狂言集における「ウと思う」の用法:推量・意志の助動詞「ウ」との比較」(日)
  • 李成圭「使役受動の語形についての一考察」
  • 斉藤明美「『日韓英三国対話』の日本語と韓国語:明治16年本『交隣須知』との関係を中心に」(日)
  • 金京欄「景清の娘、「人丸」伝承をめぐって」(日)
  • 김수희「映画『千年の恋 ひかる源氏物語』論」
  • 金貞美「『霊異記』報恩譚の形成過程と仏教的変容:中8話・中12話を中心に」
  • 金青均「志賀直哉の『焚火』の倫理:血縁共同体と共鳴現象」(日)
  • 김태현「谷崎潤一郎が認識した映画の「モンタージュ」:文学への借用という観点から」
  • 金鶴童「金史良の『太白山脈』と民族独立の夢:朝鮮民衆の魂を込めるための物書きを中心に」
  • 金華栄「羅蕙錫と平塚らいてうの母性論に関する比較研究:「母性」と「国家」のはざまで」(日)
  • 朴宣亮「宮沢賢治の「茨海小学校」論:賢治童話と時代との関連性を中心に」
  • 朴愛淑「佐多稲子の朝鮮人像(一)」
  • 李英姫「萩原朔太郎の詩における音楽的効果」(日)
  • 최관「近現代日本における壬辰倭乱の文学化」
  • 하정민「太宰治文学に現れた水の類型」
  • 강태훈「日本外交政策の独自性と限界:対北政策を中心に」
  • 高選圭「日本の選挙放送と政治広告」
  • 최진오「グローバル化と日本民族主義:靖国神社の事例を中心に」
  • 金英淑「中東鉄道売却問題と東アジア外交関係」
  • 남상호「アジア・太平洋戦争期日本における「自由主義」:「自由主義」政治集団鳩山一郎派を中心に」

『日本学研究』67, 2006.5 PDF

  • 金栄敏「核重出構文に関する認知論的考察」(日)
  • 金玉任、鄭好善「助動詞「ね」とポライトネス」(日)
  • 金平江「助動詞「らむ」の意味」
  • 金熹成「「受身動詞+ている」の意味をめぐって」(日)
  • 裵銀貞「受身動詞の「ている」形の解釈に影響する要因について:身体部分が用いられる持ち主の受身文の「ている」形を中心に」(日)
  • 李康民「開化期日本の韓国語学習書:言語資料としての性格と成長性を中心に」
  • 李承英「五山系抄物の清注記と文明本節用集の不濁点」(日)
  • 李鍾姫「「仮定条件要素と呼応する副詞」について:『捷解新語』の用例を中心に」
  • 岩井朝乃、吉澤真由美、倉田芳弥、木村美希「Eメールを活用した作文指導にともなう日本語学習者と日本人チューターのやり取り」(日)
  • 김효순「芥川龍之介文学の女性表象の類型性:「偸盗」を中心に」
  • 盧英姫「宮本百合子の『風知草』から読む「戦後」」
  • 厳仁卿「『経信集』と『徒然草』:平安時代と中世を結ぶ物書き意識の一潮流」
  • 奥村裕次「有島武郎の『凱旋』論:反戦・反国家思想の表出」(日)
  • 兪在真「堀辰雄のアンリ・ポアンカレ受容の背景:日本におけるポアンカレ思想集受容の流れと関連して」(日)
  • 李美淑「『源氏物語』における「女の物語」の内実」(日)
  • 李承信「李光洙「愛か」と「少年愛」」
  • 李胤錫「江戸時代の貸本屋について」(日)
  • 李慧媛「『源氏物語』柏木の死について:自己外化を視点にして」
  • 임태균「『桜の実の熟する時』論:「同情」の苦悩を中心に」
  • 洪明嬉「太宰治『HUMAN LOST』論:再生の意志とキリスト教との関わりを中心に」(日)
  • 具見書「跳躍期の日本映画と時代性:1970年から1980年まで」
  • 金宗植「近代日本青年団体の自治活動とその対応:宮城県を中心に」
  • 金弼東「民衆蜂起の組織過程における「動員強制」の意味」
  • 신나경「柳宗悦の民芸論に反映されたウィリアム・ブレーク(William Blake)の「Self-annihilation(自己寂滅)」思想についての研究」

『日本学研究』66, 2006.2 PDF

  • 権善和「漢語の名詞と形容動詞語幹について:意味概念と用法を中心として」(日)
  • 김영옥「捷解新語の韓国語対訳文に現れる漢字語についての一考察」
  • 竹内則昌「周辺的な条件表現に現れる特徴:出どころを示す表現と評価を表す表現より」(日)
  • 水口里香、森山新「日本語学習者と日本語母語話者の持つ「で」のカテゴリー構造比較」
  • 朴宣映「近代韓国語の文章における日本語の影響:後置詞「-에 대하여」の生成を中心に」(日)
  • 宋恵仙「使役受益態「させてもらった」構文の一考察」(日)
  • 安平鎬「能格性(Ergativity)に関する韓日対照研究:「VN하다」と「「VNする(suru)」を中心に」
  • 楊卨郎「「上昇する」のような類型の「VNする」に関する考察:日韓対照を中心に」
  • 韓先煕、金秀卿「「ものだ」「ことだ」の使用状況について」(日)
  • 고영란「『世間娘気質』の成立過程:モチーフについての考察を中心に」
  • 金青均「志賀直哉の『豊年虫』にみる論理:「死生観」を中心に」(日)
  • 朴宣亮「宮沢賢治童話の異界考察:「風の又三郎」の「異人」を中心に」
  • 박은희「崇徳院怨霊談の物語的展開:延慶本『平家物語』を中心に」
  • 박정자「『朝鮮物語』に描かれた壬辰倭乱」
  • 孫慧暻「高村光太郎の戦争詩再考:『記録』に現れた人道主義の明暗」
  • 李相瓊「『源氏物語』に現れた六条御息所像の考察:母としての姿を中心に」
  • 이애숙「『源氏物語』の儀礼:若菜巻の四十賀と裳着の意味」
  • 李賢珍「太宰治の『新釈諸国噺』一考察:西鶴受容様相を中心に」
  • 崔明淑「夏目漱石の『樣虚集』論:全体どうひとつにまとめて読むべきか」
  • 최순옥「島崎藤村の自然詩:「深林の逍遥」を中心に」
  • 林陽子「韓日近代詩の展開様相比較考察:石川啄木と金素月の詩歌を中心に」
  • 虚坤「芭蕉の俳人生活の晩年に及ぼした荘子の影響に関する考察」
  • 高選圭「2005年に本総選挙と薦挙政治構造の変化」
  • 金碩子、고혜선「海外韓国語及び韓国岳講義プログラム現況と改善に関する研究」
  • 金鍾杰「アジア的価値と日本の経済成長:日本的システムの倫理構造」
  • 金弼東「日本の文化民族主義に関する小考」
  • 鄭大成「金石範文学を読むいくつかの視角:その歴史的な段階と社会的背景」

『日本学研究』65, 2005.11

  • 郭末任「相づちにおける話し手と聞き手との関わり方」(日)
  • 金淑子「カタカナの指導面から見た高等学校教科書の『日本語Ⅱ』」
  • 金栄敏「韓国語の「하다」と日本語の「する」について:軽動詞構文の「하다」と「する」を中心に」(日)
  • 金鎔均「江戸中期以後上方語に現れる助動詞の一段化傾向に関する考察:「(さ)する」と「(ら)るる」間の一段化遅速の差を中心に」
  • 均平江「「ありぬ」「ありつ」考」(日)
  • 均恵林「日本語談話の情報構造における争点」
  • 文智暎「ヲ格連続について:主節のヲ格と連用節のヲ格を中心に」(日)
  • 白同善「日本語敬語的一人称の表現様相に関する一考察」
  • 卜保境「明治後期の漢語の考察:明治20年代の廃語化を中心に」(日)
  • 澤田信恵「「やわらかさ」を表す日韓擬態語の意味分析:語が持つ意味を中心に」(日)
  • 송영빈「理解度の観点から見た医学用語」
  • 小河原義朗、笠井淳子、石井恵理子「学習者は何をどのように用いて学習しているのか?:日本語教育の学習環境と学習手段に関する調査研究」(日)
  • 李承英「室町期儒学における漢字音研究:抄物『玉塵抄』を中心として」(日)
  • 李賢珍「コミュニケーション方略の明示的指導の事例研究:韓国人日本語学習者を対象として」(日)
  • 李恵蓮「日本語母語話者によるソウル方言話者の日本語発話の「end focus」に対する評価:日本語教育関係者と一般の日本人を対象に」(日)
  • 蒋垂東「「中国資料」の資料をめぐって:未報告の資料を中心に」(日)
  • 張鎮暎「オノマトペにおける「促音」「撥音」の表現位置と機能」(日)
  • 丁意祥「使役受身文の意味的な特徴および下位タイプについて」(日)
  • 趙大夏「韓日漢字音の比較対照研究序説:蟹攝字音の呉音と韓国漢字音との対比を中心に」(日)
  • 木下謙朗「韓国人日本語学習者の作文に見られるイ形容詞の誤用:述部にあらわれる活用形を中心に」(日)
  • 黄圭三「『社会百面相』に見られる明治期のオノマトペ」(日)
  • 権赫建、李貞妍「夏目漱石の『夢十夜』「第一夜」に描写された女の死と蘇生の考察」
  • 均南敬「島崎藤村の鑑賞集」
  • 김수희「『源氏物語』表現論」
  • 김시덕「『太閤記』から『絵本太閤記』へ」
  • 김영「韓日両国の宮中文学に現れた女性像研究」
  • 김효순「芥川龍之介の脱中心文化観」
  • 朴相度「三好達治「漂白詩人金笠に就て」論」(日)
  • 朴裕河「近代の呪縛」
  • 송혜경「近代的男女交際論の展開と文明開化」
  • 阿武正英「北原白秋『海豹と雲』における「古代」へのアプローチ」(日)
  • 厳仁卿「『徒然草』冒頭の問題」
  • 오석윤「三好達治の詩に現れた存在と時間の思索」
  • 尹福姫「志賀直哉の初期文学」
  • 李美淑「『源氏物語』に現れた人物造形のグロテスク姓」
  • 李慧媛「薫20歳の空白の意味」
  • 임태균「島崎藤村の『家』研究」
  • 鄭炳浩「広津柳浪『新思想?』の女性像研究」
  • 曺紗玉「芥川龍之介の中国旅行と女性像」(日)
  • 趙正民「戦後沖縄と「朝鮮」をめぐる問題」(日)
  • 최관「金如鉄、日本名脇田直賢についての考察」
  • 최범순「日本近代小説発生についての一考察」
  • 許坤「芭蕉の俳諧世界の中の女性」
  • 具見書「日本植民地の映画と時代性」
  • 権学俊「戦後初期における国民体育大会の機能と特徴」(日)
  • 南相虎「近代日本の町村と村政担当者」
  • 박균섭「日本学問僧の新羅留学に関する教育史的考察」
  • 이정규「英才の教育的背景変因についての研究」
  • 이진원「韓中日企業のコーポレート・ガバナンスの可能性」
  • 정애영「竹越与三郎の植民思想」
  • 최태욱「韓日財界の政策影響力比較」

『日本学研究』64, 2005.11

  • 権善和「形容動詞化する接尾詞「的」について」(日)
  • 馬小兵、馬朝紅「日本語の目的語の表現形式について」(日)
  • 牟世鍾「「時の表現」における「ル」形が表す意味について」(日)
  • 閔丙燦「仮名遣いの混乱と表音意識について」(日)
  • 潘文東「日本語の授受表現について:中国学習者を中心に」(日)
  • 澤田信恵「日本語・韓国語の「かたさ」を表すオノマトペの意味分析:シンタグマティックな側面から」(日)
  • 櫻井恵子、斉藤麻子、稲熊美保、呉知恵、菊竹恭子「韓国人日本語学習者の使用語彙の分析:OPIのレベルと対応して」(日)
  • 孫美貞「感謝談話に現れる敬意表現の諸相」(日)
  • 安平鎬「現代日本語「シテイル」構文の動作主解釈に関する一考察」
  • 于日平「中日対照言語研究と日本語教育」(日)
  • 李徳培「非漢字圏の日本語教育:カールトン大学(Carleton College)の例を中心に」
  • 李舜炯「類義関係にあるいわゆる真偽判断の副詞の階層構造」(日)
  • 任炫樹「断り表現と表情の関係:日韓対照の観点から」(日)
  • 張根寿「推量的な副詞の分類基準に関する再考」(日)
  • 井本亮「動詞句の意味と副詞的修飾関係:関係構成のあり方を重視するアプローチ」(日)
  • 鄭恵卿「文化能力の教育と評価のための提案:牧野の文化能力基準試案の検討を中心に」(日)
  • 고영란「『本朝二十不孝』と『世間息子気質』の比較考察:人物像を中心に」
  • 権赫仁「文学作品に反映された摂関政治の権力構造:私家集『村上御集』の贈答歌を中心として」(日)
  • 金忠永「世阿弥能作品の中の月に関して:『松風』と『姨捨』の場合」
  • 盧英姫「日本女性文学の中の戦争:山本百合子を中心に」
  • 申河慶「不安と防衛のモダン探偵劇:江戸川乱歩『黄金仮面』論」(日)
  • 이지숙「『青鞜』に現れた自己告白的談論の特性」
  • 崔明淑「「一夜」論:ポストモダニズム的なローレンス・スターン(Laurence Sterne)と関連して」
  • 高選圭「日本の電子投票と政治的合意」
  • 金弼東「韓日文化交流の意義と展望」
  • 慎英珍「U-社会における韓国と日本の情報保護政策推進法案:韓国と日本の政策比較を通じた国家協力を中心に」
  • 李喜馥「日本的儒学の創出:近世日本思想史の先行研究を通じて」
  • 李康民「韓国における日本語研究(2003-2004):専門学術誌の研究動向」

『日本学研究』63, 2005.5

  • 金鎔均「江戸中期以後上方語に現れるナ行変格活用動詞の四段化現象に関する考察:四段化の傾向と完了時期を中心に」
  • 金姫廷「韓日両国の愛憎に現れる流行歌語彙の比較考察」
  • 斉藤明美「『日韓通話』と『交隣須知』の対訳日本語について」(日)
  • 孫貞淑「形容動詞語幹を作る接尾語「ヤカ」と「ラカ」について(日)
  • 尾関史「二言語環境下の教室における二言語の使い方の変容過程:来日まもない帰国児童の事例から」(日)
  • 呉鍾烈「「~始める」「~かける」の開始の仕方の違い」(日)
  • 오현정「属性的名詞の語順に関する考察」
  • 李康民「1892年刊『日韓英三国対話』について」
  • 李美江、森山新、金世恩「3次元仮想空間を利用した日本語の授業と教師の役割:海外遠隔実験授業の実践報告」
  • 李淑姫「中世日本語の因由形式「ニヨッテ」の階層」(日)
  • 李承英「五山系抄物における呉音・漢音の分類と清濁:文明本節用集との比較」(日)
  • 김효순「芥川龍之介の文芸と階級認識:「侏儒の言葉」を中心に」
  • 徐禎完「「伎楽」追跡考:六国史の中の伎楽に関する小考」
  • 송혜졍「近代的男女関係論の成立と文明開化:福澤諭吉の「男女交際論」を中心に」
  • 鄭守嫄「『門』:「ひとつの有機体」における幻想」
  • 郭真吾「日本のFTA戦略:東アジアの経済統合と地域主義を中心に」
  • 具見書「戦後日本映画の転換と時代性:1960年から1970年まで」
  • 裵埈晧「財政動向から見た日本型経済システムの変容:韓国経済への示唆点」
  • 연현식「日本の国家情報機構についての小研究:歴史、組織、機能と活動を中心に」
  • 李子成「日本地域情報化の運営構造とローカル・ガバナンスの模索:横須賀市の事例を中心に」
  • 채승완、민경식「デジタル経済時代の日本のIT政策と情報家電」
  • 김양선「現代日本語文章体における反事実的条件文とモダリティ形式」
  • 金玉任「「と思う」と「だろう」」(日)
  • 安平鎬「Evidentiality(証拠性)をめぐって」(日)
  • 張根寿「行為的モダリティと共起する副詞:「ぜひ」「できれば」「なるべく」「できるだけ」の例から」(日)
  • 鄭相哲「日本語モダリティ定義の普遍性と個別性:一般言語学との比較的検討を中心に」(日)
  • 정하준「日本語伝聞表現研究」

『日本学研究』62, 2005.2

  • 羅福順「会話における発話末の「から」と「ので」の意味機能について:「から」と「ので」に対応する韓国語の表現の分析を中心に」(日)
  • 武田知子「内容・構成面を重視した中級作文指導の試み」(日)
  • 박정자「『朝鮮物語』についての考察:巻五「朝鮮の国語」を中心に」
  • 白静姫「日本語と韓国語の味覚形容詞の多義性:「甘い」「辛い」と「달다」「맵다」を中心に」(日)
  • 卜保境「19世紀末期における漢語の廃語化現象:『時事新報』を中心に」(日)
  • 尹材淑「『百科全書』と『国定読本』の漢語比較研究」
  • 이용백「語素コードを利用した韓日比較語彙:初等学校国語教科書語彙の比較を通じて」
  • 任栄哲、木口政樹「朝鮮総督府の言語政策」
  • 최경옥「翻訳漢字語の韓国受容について:建築・写真・新聞を中心に」
  • 清末逸子「ドラマ作りを通して行う総合日本語学習の効果と展望」(日)
  • 尹錫任「日本の韓国文学受容現況と課題及び対応方案」
  • 이선영「延慶本六道語りの一考察:建礼門院の屋島内裏生活の読みをめぐって」(日)
  • 李一淑「明治初期のキリスト教と武士たちの選択」(日)
  • 鄭宝賢「井伏鱒二「花の街」論:日本語のヒエラルキー的普及への懐疑」(日)
  • 崔海秀「青年知識人近代体験のふたつの様相:夏目漱石の『三四郎』と廉想渉の『万歳前』の比較」
  • 椛山哲宏「1920年代植民地期朝鮮における隣保館事業の設立と動向:京城府を中心として」(日)
  • 孔泳泰、羅誠恩「理工系外国人留学生のための韓国と日本の予備教育に関する考察」
  • 具見書「米軍占領期の日本映画と時代性:1945年から1952年まで」
  • 李鎮遠「日本地方自治団体の国際化における韓国と中国」
  • 조규철「福祉国家の衰退と非営利団体の台頭」
  • 崔順子「日本の幼児期社会道徳性発達に関する研究動向の検討」
  • 権泰敏「韓国における森鴎外文学研究の成果と課題の照明」
  • 権赫建「韓国における夏目漱石文学研究成果と課題の照明:翻訳本と単行本出版を中心に」
  • 金鍾徳「韓国における『源氏物語』研究成果と課題の照明」
  • 金忠永「韓国における日本中世劇文学研究の成果と展望:特に能・狂言研究の課題提示に焦点を当てて」
  • 朴正義「韓国における「記紀」神話研究の成果と課題の照明」
  • 유옥희「韓国における俳句文学研究成果と課題」
  • 유은경「韓国における有島武郎文学研究成果と課題の照明」
  • 李在聖「韓国人による川端康成文学研究の成果と課題」
  • 林盛奎「島崎藤村文学研究:韓国人の研究現況及び成果と課題について」
  • 林容澤「韓国における日本近現代詩研究成果と課題の照明」
  • 정형「韓国における日本近世小説研究の成果と課題:西鶴と秋成の作品を中心に」
  • 최관「日本古典文学研究の現況と課題:日本近世文学を中心に」
  • 崔光準「韓国における『萬葉集』研究成果と課題の照明」
  • 하태후「韓国における芥川龍之介文学研究成果と課題の照明」

『日本学研究』61, 2004.11

  • 権景姫「接続詞「実は」について:転換の機能を中心に」(日)
  • 権善和「カタカナ語の連帯修飾詞形「~な」について」(日)
  • 金庚洙「連体修飾節に現れる動詞性名詞の意味的考察:韓日対照の観点から」
  • 金淑子「日本語教育の面から見た交換留学生制度」(日)
  • 金栄敏「主語繰り上げ構文における格付与の問題について」(日)
  • 金鎔均「江戸初期東国語に現れる二段活用の一段化特徴に関する考察:上方語との比較を中心に」
  • 김은희「済州島における日本語使用についての言語生態学的考察」
  • 閔丙燦「白井寛蔭の韓語理解とその利用について」
  • 朴海煥「自然現象を表す形容詞述語文の文型と用法:「気象」の意味を中心に」(日)
  • 사공환「語頭破裂音の有声無声の知覚弁別に影響を及ぼす音響的特性」
  • 澤田信恵「日本語と韓国語の感覚オノマトペ語彙の意味分析:触覚を表すオノマトペを中心に」(日)
  • 桜井恵子「韓国人短期留学生の日本社会文化接触に関する調査研究:日本語能力の上達の観点から」(日)
  • 安平鎬「存在動詞に関する韓日対照研究」
  • 奥山洋子「初対面の話題内容の選択と時間帯:韓日男子大学生対象の調査」(日)
  • 尹大根「日本語の意味的結合関係研究:機能動詞結合を中心に」(日)
  • 李京珪「明治期翻訳小説に現れる漢字表記とふりがなに関する研究:内田魯庵訳『小説 罪と罰』の人称詞を中心に」
  • 李舜炯「いわゆる真偽判断の副詞と働きかけ表現との共起制約」(日)
  • 李承珉「討論場面における「不同意」の表現」(日)
  • 강원재「調査単位の長さと現代韓日語彙」
  • 전형식「狂言集の形容動詞についての一考察」
  • 趙大夏「日本呉音の声調に関する一考察:法華経音声調との対比を中心に」(日)
  • 趙愛淑「韓日両言語の特殊助詞(とりたて詞)に関する対照研究:作用域(scope)と集点(focus)の観点から」
  • 曺英南「字幕付き映画における韓日の言いさし表現の対応関係:「述部無し」の言いさし表現を中心として」(日)
  • 蔡盛植「使役構文に見られる結果性の揺らぎをめぐって」(日)
  • 徳間晴美「韓国人上級日本語学習者の依頼の仕方を母語話者はどのように受けとめるか」(日)
  • 黄圭三「日本語オノマトペに関するアストンの研究について:『和英語林集成』との比較考察を中心に」(日)
  • 金京姫「秋成の発句試論:桜の句を中心に」(日)
  • 金南敬「島崎藤村の「雲」論」
  • 金時徳「『絵本太閤記』の壬辰倭乱記事研究:壬辰倭乱記事の構造分析を中心に」
  • 金忠永「謡曲作品の中に描かれた老人の執心:『檜垣』『融』の主人公像分析を通じて」
  • 김환기「玄月文学の実存的物書き」
  • 기묘순「芥川龍之介の「青年と死と」に現れた女性表象の萌芽」
  • 노영희「山本百合子の『播州平野』論」
  • 朴光賢「湯浅克衛文学に現れた植民2世の朝鮮」
  • 朴一昊「萬葉長歌の衰退に関する試論」(日)
  • 徐禎完「「伎楽」追跡考:『教訓抄』解釈と韓日仮面劇研究」
  • 신재인「『夜の寝覚』の女君をめぐる二人の男:女君に対する愛情表現の分析を中心に」
  • 奥村裕次「『星座』創作に関する一考察:ドストエフスキーの影響を中心に」(日)
  • 尹一「賀川豊彦と「イエス」:明治期のキリスト教社会主義とのかかわりについて」(日)
  • 李相璄「『源氏物語』に現れた光源氏像の意味:「罪」の問題を中心に」(日)
  • 李市埈「『今昔物語集』の寺院確執説話にみる王法・仏法相依理念の一齣」(日)
  • 李應寿「沖縄浦添の勢理客獅子と韓国」(日)
  • 李在聖「川端康成の『山の音』に現れた日本的伝統」
  • 林薫植「芥川龍之介における開化期の女性像」(日)
  • 鄭順姫「近松の「義理」考:『心中天の網島』を中心に」
  • 蔡淑香「『人間失格』に現れたキリスト像」
  • 최관「壬辰倭乱関連日本文学の展開様相についての研究:朝鮮軍記物の展開様相を中心に」
  • 최연「林芙美子小説に現れた戦争世代:『吹雪』『河沙魚』『夜の蝙蝠傘』『骨』を中心に」
  • 표세만「『雪中梅』と『雪中梅(설중매)』の啓蒙主義:男女人物造形を中心に」
  • 韓光洙、南雄太「村上春樹の作品世界:社会的現実に「かかわらない」作家から「かかわろう」とする作家へ」(日)
  • 具見書「日本における大学改革の方向と進行実態」
  • 具兌勲「「士」と「農工商」との間の人間存在:職役の観点から探った身分の周辺」
  • 金弼東「自由民権思想の「在地化」過程に関する研究:埼玉県秩父地域を中心に」
  • 朴三憲「明治青年の地域「民政」と地方官会議:明治2年京都府会議を中心に」
  • 배준호「日本連結納税制度の導入と運営、韓国に与える示唆点」
  • 李康民「「国語」の境界:その韓国における過去と現在」(日)
  • 이정규「日本学生の学習動機の尺度開発及び妥当化研究:内在化理論に基づいて」
  • 鄭根珠「第3次教科書問題における日本の対応過程:会議録を通じて見た国会内議論を中心に」
  • 玄正煥「日本幼稚園・保育所の一元化をめぐる最近の動きと課題」
  • 保坂祐二「植民地朝鮮の帝国議会への参政権問題考察」(日)


最終更新:2013年10月05日 02:34