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  • 水銀燈をぎゅっと抱きしめたい―まとめサイト―
  • 水銀橙を離したくない88~

水銀燈をぎゅっと抱きしめたい―まとめサイト―

水銀橙を離したくない88~

最終更新:2007年11月05日 03:47

suiginto

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だれでも歓迎! 編集
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:08:38.72 ID:HsD1iU2i0
トーストを食べ終わる頃には、空には虚ろな種火が残るだけであった。
水銀燈が持て余していた空のヤクルト容器を受け取る。
「あら」と水銀燈が何かに気づき、僕に顔をよ寄せる。
「苺ジャム。ついてるわよ」
細く小さな指が僕の口端に触れ、ジャムを掬い取る。
「ん、甘い」
ペロリと、ピンクの舌で、自分の指についたジャムを舐め取った。
「……なによ」
「いや、別に……」
水銀燈が眼を細め、顔を近づける。
「他に、何もないの?」
僕の頬に手を添える。力を込められている訳じゃないのに、顔が動かない。
「ねぇ……」
たまった唾を飲み込み喉仏が大きく動く。
突如、部屋の隅が白く光り、水銀燈は光りの元を素早く睨みつけた。
鏡が波打ち、赤い服の人形と、ピンクの服の人形が飛び出してきた。
「人間! 離れなさい!」
赤い服の人形が、手に持っていたステッキ振り上げ、こちらに踏み込みながら言う。
水銀燈は僕を突き飛ばし、ステッキを交わすが、返す刃で水銀燈を切り上げる。
水銀燈はどこから出したのか、一本の剣でそれを防いだ。
「雛苺、その人間を守りなさい」
雛苺と呼ばれた、ピンクの服を着た人形は「わかったの!」と答え、僕と水銀燈を結ぶ線に立つ。

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:13:02.69 ID:HsD1iU2i0
「蒼星石が一人家に来て、何事かと思ったけれど……水銀燈、あなた翠星石のローザミスティカを奪ったわね?」
「あら真紅、私達はアリスゲームをしているのよ? ローザミスティカを奪って、何がいけないのよ」
この、真紅と呼ばれた人形は、僕が翠星石を壊した事をしらないのか?
「水銀燈、あなたは間違っている。お父様は、アリスゲーム以外にも、アリスになる方法があると仰っていてたわ」
水銀燈が強く拳を握り締め、目を吊り上げ言う。
「また自慢? 一人だけお父様に出会い、可愛がられ……お父様の手は大きかった?
 暖かかった? ねえ、真紅、教えて頂戴。貴方だけが知るお父様を、ねえ。」
「違う、そうじゃない!」
水銀燈と目が合った。冷たい眼をしている。
目の前では、先ほどから二人のやり取りを真剣に見つめている、雛苺の姿があった。
無防備にも、僕に背中を向けて。
雛苺の細い首を掴み地面に押し倒した。「ぎゅふぅッ」と蛙が潰されたような音が口から漏れる。
「雛苺!?」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:13:23.92 ID:HsD1iU2i0
真紅が振り返る。僕は構わず雛苺の首をへし折った。
「余所見はだめよぉ?」
水銀燈が一気に距離を詰、真紅の胴を凪ぐ。
彼女の上半身が、僕の目の前に落ちた。
「あな、たが……すい……」
掠れ掠れ真紅が言う。僕を見る瞳は既に焦点を失っていた。
僕は黙って彼女を見つめた。
「そう……なの、ね……ごめんな……さい」
それっきり、彼女の唇が言葉を紡ぐ事はなかった。
彼女の謝罪は、誰に向けられた物だったのか。
真紅の瞼を閉じる。二つのローザミスティカが水銀燈に吸い込まれた。
水銀燈は真紅の顔を、詰らなさそうに見ていた。
僕は水銀燈に手を伸ばし、力を入れてしまえば、折れてしまいそうな、小さな手を握る。
「暖かい」と水銀燈がぽつんと言った。

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:19:53.79 ID:HsD1iU2i0
あの日から毎日のように、水銀燈は鏡に潜り、他のローゼンメイデンを探していた。
彼女は自分の物も数に入れると、七対の内四つものローザミスティカを手にしている。
単純なパワーゲームで、水銀燈に敵うドールは存在しないのだ。
水銀燈は、自分がアリスになって父親に出会ったら、何をしてもらうだとか、何を一緒にしたいだとか、
僕の部屋に居る時は、年頃の少女が夢を語るよう、自分の夢を口にしていた。
正直、ローゼンに嫉妬の念さえ覚えたが、僕は彼女の笑顔を見ているだけで満足だった。
部屋の隅に置かれた蒼星石の鞄を見る。僕の左薬指の薔薇は、未だ大きいままだ。
彼女は、どこに行ってしまったのだろうか……。
鏡が光る。水銀燈が帰ってきたのかと思ったが違った。薬指がチクリと傷む、蒼星石だ。
青が麗しい男装は所々が破れ、汚れが目立つ。心なしか頬も扱けていた。
「やあ、マスター。久しぶり」
蒼星石右手の周りを人工精霊飛び、蒼星石の手に金の剣が握られた。
「ねえ、マスター。何で、あんな事したんだい……?」
何と説明すればいいのか。
「翠星石はね、人見知りが激しいんだ。だけどね、翠星石は僕と一緒に居る時みたいに、
 マスターに接していた。いや、僕と居る時よりも、自分を出していたような気がするよ」
そうだったよね? と蒼星石が笑いかける。
「すまない」
「ううん、もう、いいんだ」
蒼星石が眼を大きく見開き
「これで終わりにしよう」と言った瞬間、僕は膝から崩れ落ちた。

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:24:04.64 ID:HsD1iU2i0
指輪が燃えるように熱くなり、体に力が入らない。
目の前で蒼星石が金の剣を大きく振りかぶる。
僕は手で顔を庇うようにし、後ろに倒れこむように逃げるが、庇った手がパックリと割れた。
血がジワリと切断面から湧き上がり、後は心臓の鼓動の合わせ、どくり、どくりと次から次に溢れ出す。
慌てて二の腕の動脈を押さえるが力が入らない。
「翠星石の痛みは、こんなもんじゃないよ」
胸を踏みつけられる、体が動かない。傷口と、指輪が脈打っていた。
「さようなら、マスター」
金の剣先が僕の喉元に狙いを定め、ゆっくりと持ち上がり、死への恐怖で目を強く閉じる。
が、いつまで経っても振り下ろされはしなかった。
ゆっくりと、蒼星石を見上げる。
蒼星石の胸から、一本の剣が生えていた。
「私のマスターよ、手を出さないで」
水銀燈が剣を引き抜き、蒼星石が僕の胸に倒れこんできた。
「ごめんね、翠星石……」
これが、蒼星石の最期の言葉だった。
彼女の体から三つのローザミスティカが浮かび上がり、水銀燈へと吸い込まれた。
水銀燈が自分の胸に手を置き、恍惚の表情を浮かべる。
七つのローザミスティカを集めた水銀燈は、これからアリスへと孵化するのだろうか?

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/11/03(土) 03:30:17.30 ID:HsD1iU2i0
五分経ち、十分経ったが何も起こらない。
「なぜ……?」
表情に焦りが見える。
パチ、パチ、パチとどこからともなく拍手が聞こえてきた。
「おめでとうございます」
声がした方を見る。姿見鏡の中に、タキシードを纏った兎が立ち、ステッキを小脇に抱え拍手をしていた。
「話が違うじゃない!」と水銀燈が言う。
「はて?」
「とぼけるんじゃないわよ! ローザミスティカを七つ集めたのよ? 何故アリスになれないの!?」
「いいえ、あなたはアリスです」
「それなら、お父様に……」
「あなたはローザミスティカを七つ集め、アリスになった。
 ……アリスが完成し喜んでましたよ、貴方の父親ローゼンも」
「なら、早くお父様に……!」
懇願するように言う。
「しかし、変な話しですね。アリスに成れたらローゼンに会えると、誰に言われたのですか?」
「なっ」
水銀燈の手から剣が落ち、柄がフローリングの床に鈍い音を立て落ちた。
「それに、男を垂らしこみ、汚い手を使い他の姉妹のローザミスティカを奪った貴方に、
 お父上に会う資格があるとでも?」
兎は軽く肩を持ち上げ
「これは、とんだお笑い種ですな」と鼻先で笑った。
「ラプラスッ!」と水銀燈が叫び、姿見鏡を巨大な黒い貫く。
「これは怖い、怖い。それで道化はここいらで幕引きをしましょう」
バラバラに散らばった鏡の破片一つ一つに兎が立っていた。
兎は赤い幕を引き寄せ、その中に隠れてしまい、鏡の破片から完全に姿を消した。

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:36:04.96 ID:HsD1iU2i0
水銀燈の頬を一筋の涙が零れ落ちた。
水銀燈は自分の頬の手を触れ、手についた液体を不思議そうに眺める。
僕は水銀燈を抱きしめた。
「私は、お父様のアリスには、なれなかったの……?」
答える代わりに腕に力を込める。
「苦しい」
苦しくもなんともない声で水銀燈が言った。
「水銀燈、僕のアリスになれ」
ビクン、と水銀燈が震えた。
「僕のアリスになれ、水銀燈」
「あなた、それ、本気で言ってるのぉ?」
「ああ、本気だ」
「あなた、私がお父様のアリスになれなかったからって、あなたのアリスになるとでも、思ってるの?」
水銀燈は小ばかにしたように言うが、僕の腕から逃れようとはしない。
「それとも、同情?」
僕は、ただ黙って抱きしめる。

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:36:47.78 ID:HsD1iU2i0
「何よ、何とか言いなさいよ……信じちゃいそうに、なるじゃない」
「君は、僕のアリスだ、水銀燈。」
僕の背中に細い腕が回された。
「私は人形なのよ? あなたとは、違う時を生きる人形なのよ? それなのに、それなのに……」
言葉の所々に嗚咽が混じる。
「一緒に生きよう、水銀燈」
「馬鹿、馬鹿馬鹿ばかばかっ」
背中に回された手に力が篭り、
「あなたって、ほんとにおばかさぁん」と水銀燈が言った。
水銀燈の呼吸に混じり、雨の音が聞こえてくる。
鏡の破片が輝く部屋に部屋冷気が流れ込む。
秋が、終わろうとしていた。

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:39:52.05 ID:HsD1iU2i0
季節が流れ、水銀燈と三回目の冬を過ごす。
「ねぇ、マサユキ。今年もあと少しで終わりねぇ」
水銀燈が僕の膝の上で、ミカンを剥きながら言う。
「足が痛いから、おりてくれよ」
「だってぇ、くっついてると暖かいじゃなぁい」
「はい、あ~ん」と僕の口にミカンを一房押し込んだ。
「美味しい?」と水銀燈が僕の顔を見上げながら言った。
「うん、美味しいよ」と言うと
「よかったぁ」と僕の胸頭をじゃれつかせた。
「私にも」
水銀燈が顎を軽く左に持ち上げ、小さく口を開く。
いつからだろうか、水銀燈がこんな風になったのは。
「コタツから手を出したら寒いんだもんな……」
「ちょっとぉ、何よそれぇ」
アリスを追い求めていた水銀燈の面影は、既にない。
僕は、水銀燈の何に心奪われたのだろうか。
水銀燈への思いの熱が冷めていくのが分る。
指の先から感覚が死んでいく。まるで思いの凍傷だ。

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:44:16.80 ID:HsD1iU2i0
生きながらにして墓場に埋められていくような、そんな感覚にすら捕われる────
「ねぇってばぁ、きいてるのぉ?」
いつの間にか、膝の上で僕と対面になるよう座っていた。
まばらに生え、自己主張を始めた顎鬚を引っ張ってくる。
「あ、気がついた」
赤い眼に僕が写っていた。きっと、僕の眼にも同じように水銀燈が写っているのだろう。
両手で水銀燈を抱きしめる。
「ちょ、ちょっとぉ、私はミカンをぉ……」
「僕を離さないでくれ、水銀燈」
「はいはい、よしよし」と水銀燈が僕の背をとんとん、と優しく叩く。
「甘えん坊さんねぇ、私は何処にもいかないわぁ」と水銀燈が僕の耳元で優しく囁いた。
「うん。ずっと、一緒だ」と僕は答えた。
────しかし、私はその墓場に入りたい。



121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/11/03(土) 03:45:31.97 ID:shty2/A20
お疲れさん 

今回のテーマはツンデレ?

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 03:52:27.87 ID:HsD1iU2i0
今回のテーマは「11月3日konozamaからエスコン6が届く」で
裏テーマが「そろそろローゼンも下火で、違うキャラに浮気しちゃいそう」でした

はぁはぁ、オンライン楽しみだよお

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:01:53.66 ID:HsD1iU2i0
水銀燈の夢

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:02:21.16 ID:HsD1iU2i0
ハロゲンランプが僕の横顔を照柿色にしていた。
息が白くなる朝が、今か今かと自分の出番を待っている、そんな季節だ。
早朝四時。オンラインの風に吹かれていたら、こんな時間だ。
この部屋で一番真面目なのは、時計の針なんじゃないだろうか?
動きを目で追う。歯車の噛合う音がやけに大きく聞こえてくる。
秒針が止まった。別に、僕に見つめられて、恥ずかしくなって
止まった訳じゃない、電池の寿命か何かだろう。
僕が時計に手を伸ばすと時計の秒針が“逆周りに”動き始めた。
3の位置から、1の位置一マス前まで動くと何事もなかったように、文字通り“時計回り”に動き始めた。
それからたっぷり二分ばかり時計を見つめたが、何も起こりはしなかった。
「……寝よう」
ベットに潜り込む。羽毛布団が優しく抱きしめてくる。
背骨だけが泥沼に飲み込まれるような、そんな眠り僕を待っていた。

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:06:31.04 ID:HsD1iU2i0
ここは、どこだ?
目を覚まして最初に考えた事が、それだった。二度寝以外の事を考えたのは久しぶりだ。
辺りは暗くて何も見えず、体を伸ばす事が出来ない。天井にも手が届く。
くそ、出しやがれ! 壁を激しく蹴る。
白い光りが僕の眼を刺した。
「いったいどうしたと言うの。朝から騒がしいわね」
光りに慣れてきた僕の目の前には、真紅が立っていた。
「怖い夢でも見てたんじゃないか?」
真紅の後ろからジュンが声を掛ける。
「え、なんでお前らが……?」
何が起きているんだ?
「まだ寝ぼけているのね」
真紅が呆れたような顔をした。
「え、寝ぼけ? 今さっき寝たばっか、あれ?」
「貴方はジュンと契約してから、こうして一緒に生活していたじゃないの──」
「なんだって!?」
真紅は丹田の下から、全てを吐き出すように溜息をつき
「いいから、顔を洗ってきなさい……」
そう言われ、僕は今まで入れられていた場所から這い出す。

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:07:25.02 ID:HsD1iU2i0
これは、鞄? ジュンが僕を見下ろしていた。真紅を見ると、同じ高さに青い眼がある。
「……洗面所はあっちよ」と真紅が扉を指し言った。
慌てて自分の手を見る。小さい頃の傷痕がなくなっていた。それだけじゃない、
暑苦しい緑色の服を着ていたのだ!
「え、わ、あっ?」
髪に手を伸ばすと、H2ロケットみたいななのが、二本ぶら下がっていた。
辺りを見回すが、鏡が置いてない。くそ、思春期の餓鬼は鏡ぐらい部屋に置いてろ。
僕はジュンの勉強椅子に飛び乗り、机の上に置いてあるパソコンのディスプレイに顔を写す。
そこには、翠星石が居た。
「う、うえあえ!?」
体制を崩し、椅子のローラーの追撃で腰を床に打ちつけた。
「いてて……」
腰を摩っていると視線を感じた。皆が僕を見ていた。
「お、」
顔が引きつるのが分る。
「おはようで、すぅ……」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:12:53.91 ID:HsD1iU2i0
考えろ、考えるんだ。これは夢? こんなにハッキリとした物が?
こうして、脳みそ(あるかどうかは分らないが)が悲鳴を上げている間も、
美味しそうな匂いが鼻腔を擽る。
「はい、翠星石ちゃんの目玉焼きね」
「あ、どうもありがとうございます」
目の前に目玉焼きが差し出された。
「あら?」
「あーじゃなくて、ありがとうですぅ」
「どういたしましてぇ」
ジュンの姉、ノリはふふ、と小鳥のように笑い、隣に座る雛苺の前にも目玉焼きを置いた。
落ち着け、落ち着け。語尾に『ですぅ』をつけてればいいんだ、考えるのは後でいい。
「はい。それじゃぁ、いただきます」
ノリの言葉に続き、僕達の「いただきます」が続いた。
なっ、この家、目玉焼きの下にハム挟んでるのかよ……。
僕は貴重な蛋白源をゆっくりと味わった。翠星石もけっこういいな。
「うー、リンゴさんもうないのー」
雛苺が隣で唸っていた。
「雛苺。デザートは食後に味わう物よ」
ナイフで切り分けた目玉焼きを、フォークに刺し真紅が言う。
「だってぇ、だってぇ」
糞、これだから餓鬼は嫌いだ。

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:17:46.27 ID:HsD1iU2i0
「これやるから、飯ぐらい黙って食えです」
雛苺のデザートの皿の隣に、自分の皿を置く。
ったく、ローゼンはもうちょと考えて、雛苺の精神年齢を設定するべきだったな。
ハムを口に運ぶ。醤油と卵の風味が絶妙にブレンドされ、口の中に青い空、
白い雲、何処までも見渡せる草原、小さなログハウスが広がっていく。MADE IN CHINA? 知るか。
気がつくと、自分の食器の音しかしていなかった。
顔をも持ち上げると、皆の視線が集まっていた。またこれかよ……。
「なんですか」
正直、聞くのもだるいが、このまま飯を食べる雰囲気でもないので聞いておく。
「あの、翠星石が、雛苺に自分のデザートを……」と真紅が目を見開きながら言う。
「どこか体調が悪いのか?」
ジュンは病人を見る目で見てくる。ははは、お前ら激しくどうでもいいな。
「あっ、あの」
「リンゴを返せとは言わんですから、安心しろですよ」と雛苺に先手を打つ。
「半分返すのよ」
一切れだけリンゴを自分の皿に取分け、皿を僕に返してきた。
「ありがと……です」
この受け渡しが終わった後は、何事もなかったように食事が始まった。
うん。少しだけだが、ローゼンが雛苺に求めたアリス像が分ってきたよ

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:21:42.00 ID:HsD1iU2i0
空が高い。
体が小さいだけに、よけい高く感じる。
食事の後、僕はジュンの机の上に座り、空を見上げていた。
このまま、ずっと翠星石なんだろうか……それとも、最初から翠星石だったのだろうか。
いいや違うと頭を振る。現に僕には人間だった頃の記憶がしっかりとある。
今の僕、翠星石は、ローゼンメイデンと言う漫画に登場するキャラクターの一人だし、
この漫画が投げ槍な終わり方をするのも知っている。
じゃあ、やはり夢なのか? しかも超リアルな。
風が琥珀の髪を撫でた。腕を組むと、胸に違和感が走る。
「これは……」
おそるおそる、胸に手を当てと、柔らかい物が手を押し返した。
「これが……おっぱい……ッ!」
両手でこねるように揉みまわす。ローゼン侮りがたし。
「この突起は、まさか、ち、ちく……」
「翠星石」
「いや、まさかな……ちくびな……いや、しかし……」
肩を叩かれる。
「うぉおおおい!」
情けない声が出た。
「どうしたんだよ、自分の胸なんて揉んで」と鞄から降りながら蒼星石が言った。
「ほ、ほうにゅ……そう、豊乳体操です! 体操なんです!」
ふうん、と興味が無さそうに僕を見た後
「僕達人形は成長しないよ」と、面白くなさそうに言った。

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:25:35.79 ID:HsD1iU2i0
「あーうん、そうなんですけど……」
蒼星石の体を見る。ネットでは「男だろ」などとよく言われるが、そんな事は断じてない。
体の線は柔らかく、良く見ると胸もケープの下から自己主張している。
「どうしたの? 翠星石」
「どこが具合でも悪いの?」と胸を凝視している僕を、心配そうに覗き込んで来た。
「まあ、物は試しですよ」
言い終わるが早いか、僕は蒼星石の後ろに素早く回り込んだ。
「ちょ、翠星石なに──ンッ、ちょ。やめ……」
行き成り胸をワシ掴まれた蒼星石が桃色の声を漏らした。
「他人に揉まれた方が、胸が大きくなるそうですよ」
小ぶりの胸を撫でるように揉む。
「健やかにー伸びやかにー」
「や、やめ、ほんとに」
蒼星石が手から逃れようともがき、僕ごと机の上に倒れこんだ。寝技は得意なんだ。

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/11/03(土) 04:28:58.78 ID:HsD1iU2i0
「中々大きくならんですね」
「はっ……、僕達は、にん……ぎょう」
硬くなった乳首を爪先で押し込む。バッファローゲームで、
平らな男の胸ですら、98%の命中率を誇る僕だ、逃しはしない。
第一関節が埋まるほど押し込むと、蒼星石の体がびくんと動いた。
指の間で挟むように揉み、中指と人差し指で乳首を摘む。
「どうです? 大きくなってきたですか?」
蒼星石は肩で息を吐き出し、何も答えなかったが、拒まないのを見ると豊乳体操を続けていいらしい。
まあ、「僕の股間が大きく云々」言われたら、こちらが困ってしまうが……。
直で揉もうと、コルセットのヒモを解き、シャツの下から手を入れる。
「おーい、くんくん探偵始まったぞ」
その時、部屋のドアが開いた。
ジュンは僕達の痴態を見て、一瞬固まるが、状況を理解したのか
一言「ご、ごめん!」と謝り、勢い良く扉を閉めた。
「じゅ、ジュン君に、みら、みられた……」
シャツの下に手を突っ込まれた状態で、耳まで真っ赤にし、酸欠の魚のように口をぱくぱくとさせている。
「まあ、しゃーないですよ。豊乳体操の続きでも」
「いい加減にしてよ!」
蒼星石が声を荒げた。
「どうしたのさ、今日の翠星石はなんか変だよ」
いつの間にか僕の下から抜け出したのか、乱れた衣服そのままで僕に説教してきた。

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:35:06.24 ID:HsD1iU2i0
「あーと、えーと……スイドリーム!」
スイドリームが蒼星石の目の前で光りを爆発させた。
しまった、これじゃ俺も前が見えないじゃないか!
僕は机から飛び降り、手探りで自分の鞄を見つけ、窓を突き破り大空にむかって飛び立った。
「あーまったく、ジュンもう少し空気読めよ」
秋を頬に感じながら、愚痴が後ろに流れていく。
これからどうするかな……。塊先生のドールショップにお邪魔しようかとも思ったが、
この世界は食うか食われるか、多分殺されると思いとどまった。
「あっ」
関西ナンバーのフルスモークベンツにケツドンした人のような声を出した。
「水銀燈にまだ会ってないじゃないか……」
辺りを見渡す。10時の方向に有栖川総合病院が見えた。
「いくぜ、ペイバックタイムだ!」
僕の鞄が、一発の弾丸となった瞬間だ。

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:37:15.52 ID:HsD1iU2i0
白い壁が目の前に聳え立つ。
まるで両生類の糞をかき集めた物とは比較にならない。
窓辺に座っているだろうと、高を括っていたのだが、見つからない。
僕は廃教会に足を伸ばす事にした。
採光口から中に入る。辺りは薄暗く厳粛に静まりかえっており、カビの臭いが辺りに立ち込めていた。
「まあ、廃教会なんてこんなもんか」
壊れていない長椅子に鞄を下ろし、そこからは徒歩で散策する。
「スイドリーム、明りになってくれ」
どこからか表れた人工精霊スイドリームが、僕の右上で足元を照らす。
ステンドグラスの彩色豊かな光りに照らされる祭壇の下に立つ。
「あれ、水銀燈居ないじゃん」
水銀燈の姿は何処にもなかった。
「あら珍しい、私に何の様かしらぁ」
振り返ると、水銀燈が立っていた。
祭壇を照らすために作られた採光口の光りが当っているのか、銀の髪が白く舞っている。
「蒼星石なしで、私に勝つ気でいるの? 私も舐められたものね」
吐き捨てるように言う。
「いや、違うんだ! 待ってくれ、戦う気はないんだ!」
僕は両手を前に突き出し言う。
「……じゃあ、何しに来たのよ」
仮装パーティーにスーツで来た人に問いかけるよう水銀燈が言った。
「そ、その、お喋りをしに」
水銀燈は「真面目なサラリーマンのコスプレをしているんです」と言われた人のような顔になった。
「それ、本気で言ってるの……?」
大きく頷き、肯定を伝える。

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:41:44.94 ID:HsD1iU2i0
足元に羽根が突き刺さった。
「馬鹿にするのも、いい加減になさい」
漆黒の翼を広げる。
「ほ、ほんと、ほんとだって!」
「ジャンクになるまで、言い続けたら、信じたげるわぁ」
羽根の掃射が始まった。
僕は慌てて祭壇の裏に逃げ込む。祭壇が軋んだ音を立てた。
神のご加護も献金がないと受けられないのかよ、ちくしょう!
「ほらほら、反撃しないと本当にジャンクになってしまうわよぉ!?」
ネズミを嬲る猫のように羽根を壁一面に掃射する。
「だから、本当に戦う気はないんだって!」
「減らず口を……ッ」
祭壇が翼に吹き飛ばされた。
水銀燈が剣を片手に歩み寄ってくる。あれが噂の水銀刀か。
僕は無様に尻をつき、後ずさり、冷たい石の感触を背中で知った。
水銀燈が無言で剣を持ち上げる。
目をつぶり、頭を両手で抱え込むようにし、その時を待つが、何も起こらない。
腕の隙間から水銀燈を見やると、いつのまにか剣をしまい、腕を組み立っていた。

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/11/03(土) 04:47:24.84 ID:HsD1iU2i0
「で、何よ」と水銀燈が不機嫌そうに言う。
「え?」
「だから、話があって来たんでしょ。聞いてあげるから、早く言いなさいよ」
「うん、そうなんだけど」
水銀燈の視線に臆し、目が泳ぐ。
「会ってみたかっただけと言うか……なんと言うか……」
僕はいつのまにか正座をしていた。
「あなた、誰?」
「すっ、翠星石ですよ」
水銀燈は膝を付き、僕の襟首を掴み、鼻が突きそうな距離まで顔近づけた。
「嘘」
「どこから、どう見ても、翠星石だと思うのですが……」
思わず敬語になる。
「どうなの、スイドリーム……ほら、違うって言ってるじゃない」
スイドリームの瞬きを見、水銀燈が言った。
「本当の事を話しなさい。それとも、このままジャンクになりたい?」
顎を撫でられ、水銀燈の吐息で鼻先を湿らせながら、言われた。
朝起きたら翠星石になってた事、水銀燈の事は自分の世界の本で知った事をなどを正直に話した。
僕の話を水銀燈は終わるまで興味深そうに聞いていた。

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:49:56.60 ID:HsD1iU2i0
「まあ、こんな感じなんですが……」
「で、最後はどうなるの?」
「最後?」
「貴方の世界の私よ。もちろん、アリスになるんでしょうけど……」
アリスの下りは、自身に言い聞かせるように言う。
「この話は途中で終わってる。終わりはないんだ」
「使えない男ね」
「ごめんよ」と何故か僕が謝っていた。
「まあ、それは置いといて。貴方の世界でも、私達は出会うかもしれないわね」
水銀燈手の平に顎を乗せると、こう続けた。
元々貴方と私の世界は近い所にあったのだが、時が巻き戻され、貴方の世界が私の世界に接触した。
良く分らないが、写真を撮ると昔写した影が写りこむような、そんな現象らしい。
こうして、僕がここに居る事がその証拠だとか。
「そうか。それなら、向うで出会って契約しよう」
「いやよ、なんでアンタなんかと、契約しなきゃ、なんないのよ」
水銀燈が腕を組むと、豊かな胸がその顔を持ち上げた。
「それに、貴方の世界に私が出現する頃になると、私達の記憶や本はなくなるわぁ」
「何で?」
「世界が辻褄を合わせようとするのよ」と肩を軽く持ち上げながら、水銀燈が言った。
「じゃあ、どうすれば契約出来るんだ?」
「そうねぇ、メイメイが貴方を選べば、契約出来るかもしれないわねぇ」
「メイメイ?」
水銀燈が手の平を上に向けると、赤い光りの球が現れた。
「ケセランパセラン?」

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:54:28.09 ID:HsD1iU2i0
「失礼ね。人工精霊よ、あなたにもスイドリームが居るじゃない」
ああ、そうだ、僕達ローゼンメイデンには人口精霊がついているんだ。
「じゃあ、メイメイ、俺を選んでくれたら白粉を振りかけてやるぞ」
メイメイは顔を輝かせこちらを見た。
「ちょとぉ、メイメぃ、その男の言う事を聞いたら酷いんだから、分ってるぅ?」
僕と水銀燈の間を、頼りなさ下に飛ぶ。迷っているのだろう。
「それと……」先ほどから気になっていた事を尋ねる。
「ここはどこなんだい? やけに薄暗い」
「何処って、教会じゃなぁい」
「そうだ、教会だ、じゃあ僕は何で教会に来たんだ?」
そもそも、目の前の女の子は誰だ?
目の前の女の子が上を見た。
ステンドグラスがあろうであろう天井は、鉄色の水に飲まれている。
気づくと、僕達が居る祭壇を残し、辺りは既に鉄色の沼に覆われていた。
僕は目の前の女の子の手を握った。
「大丈夫、なんとかなるさ」
横に、ヒトガタの沼が立っていた。
女の子の手を握ったであろう僕の手も、沼に飲まれていた。
そして、何も見えなくなった。

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:57:49.52 ID:HsD1iU2i0
冷たく、湿った香を鼻腔に感じる。
朝日がブラインド越しに、部屋を白が強い青で照らしていた。
楽しい夢を見ていたのか、心地よい倦怠感が体を包み、ベットマットに背を吸われる。
大きく息を吸い、吐き出す。時計を見ると九時を少し回った所だった。
夢を思い出そうと布団を被るが、電話のベルが鳴り始める。
僕は布団を蹴飛ばし、ベットから転がり降りて受話器を掴んだ。
「はいもしもし」
酷く掠れた声が出た。口を開けて寝るからだ。
「まきますか? まきませんか?」

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 04:58:05.17 ID:HsD1iU2i0
お わ り



165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/11/03(土) 04:59:39.28 ID:shty2/A20
お疲れ、これは前の話の導入部分か

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/03(土) 05:04:10.22 ID:HsD1iU2i0
イエス
こんな時間までお付き合いありがとうね

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