伝言リレー小説
ルール
- 一人一文
- シンキングタイム1分、できれば20秒以内で。
- 地の文、セリフ、どちらでも自由。
- 登場人物や展開は自由。むしろカオスで。
- 登場人物は一覧にして提示します。
お題「管理人代理」
現在の登場人物:春、「俺」、ライ、レイムス、黒葉さん、黒葉さんを追いかけている女装男、小雪、小太郎
maki→銀河→空気→EL→neo→紅月
むかしむかし・・・でもない頃、管理人代理たちがとあることについて話し合っていました。
代理たちは「2011年の目標」について話し合っていましたと。
そして床にはみかんが転がっている。
俺は確信した――これはみかんを食べるしかない!
ミカンと言えばコタツが相場だ……そう考えるとその者はコタツへと向かう
しかし今年のコタツは一味違った……ヒーター部分が、何者かによって盗まれていたのだった!
春「ちょっと、あんなでかいもの盗んだのだれ!?」
春「それと私はみかん派じゃなくてりんご派だから」
「は?」馬鹿じゃねーの、と俺は嘲笑した。
その時、別の誰かの気配を感じた。
春があわててコタツの中を覗きこむと、中からあのヒューマノイドがにゅるりと這い出てきた。
レイムス「何か出てきたですぅー。」
レイムスの視線の先には巨大なエレベーターに積まれたみかんが!
「くろばじゃないの! こくようなの!」みかんダンボールから現れたのは――
「黒葉さん、どうしてミカンのダンボールの中にいたのですか?」 ライは不思議そうに尋ねた。
「実はアタシ、とある女装男に追われてて……みかんの皮を投げつけてやったら滑って転んだんだけど、『なぜバナナではなくミカンの皮で転ばなくてはならない!』って相手がキレちゃって……で、怖くて、急いでダンボールの中に隠れてたの……」
訳が分からないので、とりあえず、ダンボールを再び被せて何も見てなかったという事にした。
小雪「………何だったのかしら?」
床にはたくさんのみかんが散乱している。
「俺はすべてのみかんを食べつくす!」床のみかん目掛け俺の逆襲はじまた。
「落ちているモノを食べるな、はしたない」 そう言われて俺はミカンに届く前に床に叩き付けられた。
「お前は……小太郎! チッ、ここで会ったが100年目、みかんの白い皮と共にぶっ潰してやんよ!」俺はコタツを掲げて、小太郎に向かって超突進した。
小太郎は突進してくる彼の前にみかんの皮を投げた!
そのみかんの皮はなぜか空高く飛んで行った!
実際にはみかんの皮は地面に落ちているのにそんな幻覚が彼には見えていた。
「そんな装備で大丈夫か?」俺はそう言って奴に向けてかめはめ波を――「大丈夫だ、問題ない」「!?」
「あれ? ルシフェルそのネタカバーしていないって言ってなかったっけ?」春は純粋に尋ねた。
「きっとルシフェルさんの中で大きな心変わりがあったのでしょう。非常に清々しい気持ちです」ライは吐き捨てるように言った。
ライは、笑って「まあ、実際は私にも分かりませんが」と続けた。
レイムス「これで一件落着ですぅ?」
レイムスの手にはみかんの皮の山が。
「あーーー!」俺たちはそう叫び、ミカンの皮の山を指さし絶望に包まれた。
「和ぅ……」春がすがるような目で俺を見てきたのは、ミカンの皮の中に埋もれたコタツのヒーター部分を見つけてしまったせいだろう……それはすっかりとみかんの香りに包まれてしまっていたのだった。
和は春をみつめ、「すまなかった」と春を抱きしめた。
最終更新:2010年12月31日 23:47