坂間勇

坂間勇

故 坂間 勇(さかま いさむ、1935年‐2008年8月8日)は、日本の物理学者。茨城大学助教授。駿台予備学校物理科講師。

人物

  • 東京都渋谷生まれ。
  • 東京都立戸山高等学校、東京工業大学理学部物理学科卒業(専攻分野は、素粒子・原子核)。血液型はB型。
  • 茨城大学助教授を経て、駿台で教鞭をとっていた。物理の本質を教える授業をモットーとしている。通年では御茶ノ水で特設単科「現代の物理学」を担当し、講習会では「坂間講座」を担当していた。
  • 森下寛之山本義隆以上のレベルの高さで、今よりも相当優秀だったゆとり以前の生徒(しかも東大コースなど)でもついていけるものは限られていた。
  • 笠原邦彦は高校時代駿台で坂間師の授業を受けていた。

著作

  • (谷藤祐、山本義隆)『大学入試必修物理(上)』(駿台文庫、1979年)
  • (谷藤祐、山本義隆)『大学入試必修物理(下)』(駿台文庫、1980年)
  • 『物理に関する10話 (駿台レクチャー叢書)』(駿台文庫、1989年)
  • 『現代の物理学―大学へのスーパー物理 (力学編)』(駿台文庫、2000年)
  • 『難関校突破のための物理特講90』(旺文社、1985年)
  • 『特ゼミ 坂間の物理』(旺文社、1990年)旺文社オンデマンド出版のみの取り扱い
  • 『現代物理学小辞典』(講談社)

訃報

本日(2008年8月10日)、坂間勇の葬儀が行われました。息を引き取ったのは2008年8月8日で、享年74才でした。彼は最後まで彼らしくあり、本当に気さくで素晴らしい方でした。生前の彼は素敵な教え子さんたちに囲まれてとても幸せだったと思います。彼のことを親しんでくださった方々に、私からお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。

リンク

最終更新:2016年02月14日 10:30
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