山本義隆

山本義隆


授業

著書である「新物理入門」を片手に受けると、更にわかりやすくなる。
通年授業では、科学史など教養的なことも話してくれる。
某大手ネット通販サイトAで師の名前を検索すれば、物理学や科学史の本、師が翻訳した海外の科学者の論文・本が
いくつも出てくるほど詳しい。
字が独特で少し判読しにくい場合があるが、あとで質問にいけば教えてくれる。
季節講習では問題の解答が重い講座を担当するため、比較的テンポの早い授業を展開する。

どんな難解なことでも、その本質を一切無駄のない磨き抜かれた言葉で時にたとえ話なども交えながら平易明快に解説する。このことについて山本師の右に出る者はいないのではないか。その凄さは「新物理入門」でも伺うことができる。

頭の良さはあの森下寛之が「山本先生は特別だから」というほど。
wikipediaを見れば、詳しく載っている。
物理をしっかり考えさせるという意味では、山本以外では恐らく駿台で1番であろう森下よりも上。
つまり、客観的に考えても凄いということ。
ただ、受験対策をする講師としてだけを見れば、総合的にどちらが上かは好みの問題。(おそらく、森下がこのページをみたら、「畏れ多いわ」と言うであろうが)

また、加齢によるせいもあるのだが、板書ミスや教材の編集教材の校正ミスが多い(ただ、大体はその場で訂正される)。
最前列の人は、気付いたら遠慮なく言ってあげよう。
先生も「最近の学生は冷たい。」と嘆いている。

人物

経歴から物凄そうな人に見えるが、今となってはただただ優しいおじいちゃん。しかし年に数回、政治や歴史観についてかなり左翼的な発言をする。
適度な大阪訛がとても心地よい。
講習の時は質問に関して「一晩考えて疑問点を明確にしてから来てね」とのこと。本来もっともよい授業は、生徒に「やれっ」と言うだけて教えないことだ、とのこと。
鹿野俊之星本悦司など、現在講師をしている先生方が浪人時代から教鞭を執っているので、現在の駿台は親子三世代同居状態にある。
同じ駿台物理科講師の中田俊司(関西地区担当)が尊敬する存在である。論述問題についても「山本さんの文章は本当に素晴らしい。」と言い、絶賛している。
小林俊昭によれば、阪神タイガースの大ファン。
原子力発電所に対して反対の立場を明確にしている。

最終更新:2018年02月20日 01:43
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