鹿野俊之
鹿野 俊之(しかの としゆき)は駿台予備学校数学科講師である。東進にも出講。
経歴
東京理科大出身。
1994年、第26回ちばてつや賞(一般部門)で自身が描いた漫画「闇の祭礼」が佳作で入選した。
月刊誌「高校への数学」を執筆。
人物
駿台での浪人時代、
山本義隆先生に物理を教わった。
数学がやや苦手な生徒から人気。問題の着眼に解説の時間を割く。
声が非常に大きくマイクはいらない。
パンフレットの穏やかそうな写真とは一線を画した、強い口調でしゃべる(但し、あくまで声がよく通るだけで所謂毒舌的な発言などは少ない)。
生徒への気配りが良く、最前列の一番端の生徒へどこまで黒板が見えるか聞き、見える範囲のところに、線をひき、その内側の範囲で書く。
生徒への面倒見もよく外見の反面親しみやすい。またツンデレの一面も持ち合わせている。
「えーとですね…」「じゃ、やろっか」「これはねー…」が口癖。
駿台の講師の中でも格が高く厳しそうな外見からは反面、可愛らしい文字を書く。
授業中に前列の席の生徒を突然当てるため、生徒たちを動揺させる。ただ最近はこのことを自虐ネタにしているらしく、当てても答えさせることはほぼなく、「大丈夫?」と聞く程度。
関連して、授業開始時に普段は空けてある最前列に生徒が座っていたりすると「おっ珍しい……これはもう君たちのノートとか見ても良いってことだよね」などとその生徒に言ったりすることがある。その後に「冗談だよ」と言って普通に授業を始める。
東大・一橋大など、上位校の問題に精通しており、生徒からの信頼も厚い。
授業中に
渡辺幹雄を怖がるそぶりを見せたことがあり、この時は教室中が笑いにつつまれた。一見怖そうに見えるが、意外とチャーミングな一面も持つようだ。
物理科の
森下寛之と仲が良い。
講習会でテストがあるときは休み時間に前の方に座っている生徒の答案を見てアドバイスしていく(通称進撃の鹿野)。某大学
直前講習では人数が少なかったので授業後教室にいる生徒全員の答案を見てアドバイスして回った。
彼の授業中には良くチャイムが鳴る。よって講習会では彼の講習の次に連続して講習を入れるのは賢明ではない。
大学の傾向分析に優れていて、大学別講習会でその本領を発揮する。
説明は常に基礎から入るので数学が苦手な生徒に絶大な人気を誇る。
某クラスに貼りつけられた
夏期講習受講を煽るプリントに対し、「このクラスはそこまでセンターの得点が必要な大学目指してるわけでもないのに、センター国語、センター社会って。受験のこと本当に知ってるのかねスタッフは……」という趣旨のことを言われていたことから、過度な講習の宣伝をあまり快くは思っていないご様子である。
無論、あくまでこれは師のご意見である。完全にこれを鵜呑みにして取るべき講座まで削るのは宜しくない。そこは勘違いの無き様に。
数学科の
森茂樹を怖い先生と恐れていた。
声が大きく威圧的な印象を与えてしまうため初めて受ける人は少々驚くかもしれない。
鹿野先生はとても良い先生なのに顔と声の厳つさで損をしてしまっているとの声もある。
必要であれば基礎まで掘り下げて教えて下さる。
板書のミスをすると自分に対してツッコミをいれながら訂正する。遠目で見ているとシュールである。
最終更新:2016年01月30日 20:53