坂井孝好
坂井 孝好(さかい
たかよthiたかよし)は駿台予備学校英語科教師。
慶応義塾大学文学部卒業。
1号館、
3号館のほか、横浜、池袋、柏の各校に出講している。
授業
- 主に和文英訳や英文法を担当する。
- レギュラー授業では現卒問わず幅広いレベルのクラスを担当している。
- 講習会では「頻出!英文法入試問題」「頻出英作文攻略」を担当。以前は読解の単科も持っていたらしい。
- 授業には全力で臨み、1問1問を丁寧に、難解な文法用語を極力用いず、時に身振り手振り迫真の演技を交え、じっくり丁寧にだれでも理解できるよう説明し尽くす。
- 長年の経験から、生徒の書く答案のレベルや間違い易い箇所、盲点となるポイントを熟知しているため、授業は無駄がなく、現浪問わず最上位も含めた幅広いレベルの生徒にとって非常に得るものが多い。
- あらゆることを網羅的に扱うことに主眼は置いていないと思われるが、授業中に強調される事柄一つ一つが和文英訳のみならず長文、文法など様々なタイプの問題でポイントとなりうる重要事項であり、大いにためになる。
- 和文英訳の授業では、和文を丁寧にときほぐし、満点答案から、表現のバリエーション、どうしても分からない場合の逃げの表現、誤文にいたるまで、いくつものパターンを詳細に検討する。その際、なぜそうなるのかを曖昧な点が残らないように徹底的に説明する。
- 間違い易いポイントでかつ重要な箇所については、一度わざと誤った英文を書き、生徒にしばらく考えさせた上で訂正することでより強く記憶に残るようにしている。
- いかにして一点でも多く点の残る答案を作成するかに重きを置いて説明するため、訳例は生徒が無理なく書ける基本に忠実なものが多い。
- 授業の進度は遅く、和文英訳の授業においては1問に解説に50分まるまる使うこともあった。そのため2013年度の高卒クラスにおいては前期・後期共に通常授業内でテキスト全問題は終わらなかった。こうしたことから、内容の薄い授業と思われがちだが、後からノートを振り返ると重要事項がまんべんなく説明され、情報量も膨大であることがわかる。
やり残しについては、補充プリントが配布される。この補充プリントは授業の内容に匹敵する内容の濃さである。
- もちろん、補充プリントと合わせて年間を通じてテキスト全てを扱うこととなり、質のみならず量についても十二分にカバーされることとなる。
- 板書は字が大きく読みやすく、簡潔で無理なくノートに書き取れる量。ただし、口頭でも重要なことを話すので必要に応じてメモするとよい。
- 指導法は奇をてらわずオーソドックスなものであり、万人向けの講師と考えて良い。校外生も違和感なく受講出来ると思う。
人物
- 授業も分かりやすく、コバトシに並ぶ人気講師。人柄も良い。
- 生徒目線を心得たアツい先生である。
- 気合と根性の塊。質問の応答にも常に全力。前期・後期終講間近は、授業で扱えなかった箇所のプリント作成のため睡眠不足で辛そうである。未だにワープロを愛用していることとブラインドタッチが出来ないのが、睡眠不足の最たる要因であると考えられる。またこの補充プリントは30~40枚に及ぶ。
- 師の授業を受けていると、いかに自分の知識が穴だらけであるかを思い知らされるであろう。一つ一つの問題を丁寧に掘り下げ、ごまかすことなく正確に理解してゆくことの大切を身にしみて感じさせてくれる講師である。
- 人気講師としては珍しく著書がない。(翻訳チームでの仕事もあって忙しいようだ)そのため、間違いなく業界トップであろう実力に比して他予備校生からの知名度は今ひとつ。
かつて代ゼミに在籍していたという噂がある。
- 髪型は真ん中で分け、白いシャツ、ジーンズにスニーカーが彼のユニフォームである。ジーンズはアメ横で買ったとのこと。(2013年度高卒クラス最終講ではネクタイにスーツを着て授業をしていた。)白いシャツは西友時代の無印良品でパック売りしていたものを買ったとの事。
- 舌が長いために、「す」がうまく発音できない。日本語の「す」を発音したはずが、英語の「th」になる。(例:はーい、おはようございまーth)
- 奥さんはまとめ買いが好きらしい。
- 奥さんは普段は優しい人だが、怒ると手当たりしだい回りの物を投げつけるとか。
- 学生時代はバンドを組んでおり、ドラムボーカルを務めていた。プロデビュー間際まで漕ぎつけたが、最終面接で「お前ら絶対プロでやって行けるよ・・・あぁ、そのルックスじゃ無理か」と言われ落とされたらしい。
- 大学生の時からずっと1日1食である。
- 巨人ファンであり、教え子から東京ドームのボックスシートのチケットを貰うことがある。毎年GWになるとバックネット裏に登場するとか。
- 現代文科の霜栄と仲がよく
(執拗に話しかけているという説も)、講師室で談笑する二人が見受けられる。日本史科須藤公博師とは公私共に仲が良く誕生日プレゼントもわたしあってるらしい。お互いの授業でよくネタになる。
- なぜだか分からないが、どこかかわいい。
- 大島保彦師と同期の、ベテラン講師である(本人談)。
- 質問対応もよく坂井師の授業でなくても快くこたえてくれる。質問を待ってるようだ。
- 外であった時も気軽に話しかけてくるよう促している。
- 池袋校に向かう途中の地下道で、ホームレスに話しかけられ、ホームレスの知人と間違えられた。本人は非常にあたふたしたそうだ。
- 坂井先生の書く英語は一風変わっており、小文字のlが!(ビックリマーク)になる。
- そして板書の際にはいつも左手に黒板消し、右手にチョークのスタイルで書いており、よく文字を書いた瞬間に左手でササッと消すことがあるが、書き直した割にはほぼ毎回どこも変わっていない。
- 本人曰く敏感肌であり、チョークを持つ際にチョークの繊維が皮膚に入り込み、指が痙攣してチョークを持つことが出なくなって授業を中断して病院に行った事もある。それ故に右手の親指に3つ人差し指には2つ指サックを着けている。
- チョークが無害だと知り1本丸ごと生徒の前で食べたら粉っぽく美味しくなかったらしい。
- 買い物途中に、乗っていた自転車が盗難届けが出されていた物と酷似しているという理由で、警察官に不審尋問を受けた。職業について『駿台予備校で英語を教えている』と答えたが信じてもらえなかったらしい。
最終更新:2016年02月13日 23:23