(08:10~)がんが分かってすぐに遺伝子パネル検査(※1)を行っている。みずきの場合、がんの生検で取った細胞で遺伝子パネル検査に回してくれて、その結果BRCA(※2)というのが陽性だった。確率でいえば5%ぐらいに当てはまった。このBRCAが陽性の人は、mFOLFILINOX療法で使用される抗がん剤の一つであるオキサリプラチンがとても効きやすいという報告があるらしい。
(10:26~)抗がん剤治療1クール目の入院時に、40度ぐらいの高熱が出た。医師曰く「抗がん剤ががんにバチッとはまってがんがバチーンとやっつけられた時に高熱が出ることがあるから、それかもしれない」
(※1) がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、がんの特徴を知るための検査です。がんの特徴が分かれば、一人ひとりに適した治療法を探すことができます。患者さんのがん組織や血液を使って、がん細胞の数十から数百の遺伝子を一度に調べ、その中で起きている遺伝子の変化を確認します。遺伝子の変化によっては、効きやすい薬が分かる場合があります。
参考 国立がん研究センター がん遺伝子パネル検査とは
https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/knowledge/cancer_genomic_medicine/panel_test.html
https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/knowledge/cancer_genomic_medicine/panel_test.html
(※2) DNA(デオキシリボ核酸)に生じた変化を修復するタンパク質です。
参考 おしえて がんゲノム医療 BRCA遺伝子の変化とは
https://gan-genome.jp/treat/brca.html
https://gan-genome.jp/treat/brca.html