語句の語順

 合成語は全て、右端の要素が最終的な意味を決定する。

 不定詞人称詞指示詞が複数続いた場合、左側が形容詞、右側が名詞・代名詞となる。つまり左が右を修飾する。
 例えばbeat kuなら“美しいこれ”であり、ku beatなら“この美しさ”である。ku beat lacと並んだ場合は全てが右端に掛かり、“この美しい湖”となる。

 逆に、形容詞が標識などを伴って句となる場合は後置修飾となる。例えばhup sa beatなら“美しい人”となる。

 動詞に掛かる副詞を標識無しで文中に置く場合は動詞標識の形が変化する。例えば“la”であれば“lo”になる。その場合、“lo”以降のひと固まりは最後の単語が本動詞であり、それ以前のものは全てそれに掛かる副詞である。



  • 修飾関係に関する補足
 biev beat lacならbievbeatも共にlacを修飾して“青く美しい湖”という意味になるだろう。
 gav beat lacならgavbeatを修飾し、そのbeatlacを修飾して“とても美しい湖”という意味になるだろう。

 このように、複数の形容詞・副詞が標識無しで並んだ場合の修飾関係は文脈に依存するが、通常は常識で考えれば判るはずなのであまり気にする必要は無い。




最終更新:2009年08月31日 22:52