アットウィキロゴ
SW2.0コミュニティ@TRPGSNS まとめサイト
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

SW2.0コミュニティ@TRPGSNS まとめサイト

Playing via the Internet

最終更新:

SW2TRPGSNS

- view
メンバー限定 登録/ログイン

オンラインセッション用ツール・プレイ技術など

 SW2.0を遊びたいけれど、地元付近にプレイ団体がない皆さまにとっては、インターネットを利用したオンラインセッションも有力な選択肢です。

 幸い、長いインターネットの歴史の中でオンラインセッションに役立つツールやその利用法がいくつか確立されており、またそれらの多くがプレイ記録を自動的または手動で保存できるという長所を持っています。

 古くから使われていて安定しているIRCチャットオンセ、音声通話が併用できるという魅力があるSkypeオンセ、匿名で共用サーバー上のページをブラウザで開くだけで参加できマップも使える高機能アプリどどんとふの3つに加え、権利問題のないキャラクターシート置き場のTRPGデータバンクをここでは紹介いたします。

IRCチャットオンセ

 古くからある多人数チャットの国際規格である"IRC(Internet Relay Chat)"は対応サーバー群も対応クライアントも充実しており、非常に軽量に設計されているため現状では負荷問題も無いので、単純なテキスト会話とダイスロールだけで遊ぶなら第1の選択肢としてお勧めいたします。

IRC導入ガイド

 TRPGSNSオンセ停留所のIRC導入記事にWindows版LimeChat2を導入するための詳細な手順が書かれています。一読する事をお勧めします。

LimeChat

 Windows 用、 Mac OS X 用、 iPhone/iPad 用の IRC クライアントです。自動ログ記録機能(初期状態ではオフ)などの便利機能に加え、完全テキストベースのIRCオンラインセッションを楽しむために必要な各種マクロが有志によって公開されています。無料。

たけとんぼ

 JRE(ほぼ全ての環境用に無料で提供されているJava実行環境)があれば環境を問わずに動く、Apache Software Licenseで幻月氏が公開されているTRPG用IRCクライアントです。キャラクター名自動付加機能やたけとんぼユーザ間でのマップ共有機能、ダイスロールなど、TRPGに特化した機能を多数搭載しているのが特徴。

IRCとは?

 "IRC(Internet Relay Chat)"は’90年代からある国際規格の動作が軽いチャット規格で、OSを選ばないこと、またSkypeやMSNなどが1対1会話基本なのに対して、考案時点から多人数会話を前提としていることが大きな特徴です。

 IRCの国内の有名サーバー群には "TRPG.net" 系 ( irc.cokage.ne.jp など)や "IRCnet" 系 ( irc.ircnet.ne.jp など)があります。前者はサーバ規約を熟読し、規約違反をしないよう使ってください。後者は国内サーバーが接続数制限2であることを把握し、やはり明確な犯罪行為への利用はお控えください。

IRC利用環境

  LimeChat は Windows 用以外に Mac OS X 用、 iPhone/iPad 用もあり、比較的環境を選びません。また、多くの環境で恒久的な無料ライセンスで提供されているため、安心して使えます。Windows への LimeChat 導入時には、公式サイトからインストーラーをダウンロードし、インストールして起動すると、初回起動時に「かんたん設定」を選んでサーバー群への接続設定をある程度自動で行なってくれます。

 たけとんぼはWindow版、Mac OS X版、Solaris版、Linux版の実行環境がJava日本語サイトで無料配布されており、これが入っていればどこでも動きます。携帯機ではObjective-CベースのiOS(iPhone/iPad)はJava環境導入に消極的ですが、Android端末はDalvikという独自Java環境を最初から搭載しており、Javaの権利を持っているOracle社とAndroidのGoogle社の間で訴訟沙汰に発展していますが、識者の見解は「結審まで数年を要するだろうが、金の亡者に過ぎないOracle社の敗訴は必至だろう」というもので、当面心配することでは無いと思います。

サーバー群について

 TRPGSNS 内最大手の古参サークルTRPGSNSオンセ停留所やそれ以前からの多くの長い歴史を持ったサークル群が根拠地にしているのは TRPG.net 系の irc.cokage.ne.jp を中心としたサーバー群です。規約上、公序良俗に違反するような発言や、著作権/財産権関係を含む違法行為は固く禁じられていますが、普通そういう事はしないので大丈夫でしょう。あえて言うと濡れ場やエロ画像・版権画像のURL貼りがマズいくらいでしょうか(笑)。後は著作権違反の恐れが強い全て非公式系ツール利用サイトへのURLを貼るのも好ましくないですね。

 IDOLM@STER系の卓上ゲーム関係動画二次創作者たちや、一部のサークルが根拠地にしているのは、かつて国内の国立/公立大学が共同運営していた Wide 系サーバー群とのつながりがある国際ネットワーク IRCnet 系のサーバー群です。 irc.ircnet.ne.jp, irc.huie.hokudai.ac.jp, irc.media.kyoto-u.ac.jp, irc.livedoor.ne.jp の4つのサーバーが日本国内からの接続向けにサービスを提供しています。

 国外を含めたサーバー群のリスト(英語)もあります。英国の hub.uk やオーストラリアの hub.irc.at などのハブサーバーを中心に、各国各ネットワーク業者の IRC サーバーが連携して1つの巨大なネットワークを構成しています。

 オープンサービスのサーバーである irc.atw-inter.net, openirc.snt.utwente.nl, ircnet.eversible.com, ircnet.choopa.net は世界中のどのネットワークからでもほぼ接続可能だと思います。ただし、その分安全面に気を使っているでしょうから、3クライアントを超える多重接続や、同一ホストからの別ユーザ名での接続、同一ネットワークからの多数(目安は最大20)クライアントによる接続、チャンネル入退室の繰り返し、あらし行為と見なされうるものなどの不用意な行動が自分だけでなく同一プロバイダ利用者や近隣ネットワーク利用者全てに迷惑をかけうるものとして十分注意してください。また、オープンサーバーによってはクライアントやネットワーク情報を見て接続確立前に接続拒否を行う可能性もあります。

 海外在住だったり、海外への旅行中だったり、あるいは利用プロバイダがjpドメインでないなどで、jpドメインネットワークからの接続ができない場合以外は基本的に国内サーバーのどれかに接続することをお勧めします。

その他のWindows用IRCクライアント

 Windows用の有名なIRCクライアントにはサポートのみ続いている富士通研究所のCHOCOA(1年間の無料ライセンスで過去10年間以上ライセンス延長がかかっているが、将来のライセンス問題は不明)、メンテナンスと改良が続いているXaicoro氏のCotton(フリーソフトウェア)、瀧 雅臣氏のTakIRC、ソースコードが公開されているmuri氏のMuriChat、メンテナンスと改良が続いている多国語対応でIRC以外にもMSNメッセンジャーやGoogle Talkなど数多くのチャットをサポートしているPidgin(配布サイトは英語で記述)、世界シェアが高く英語圏ソフトながら早くから日本語化されていてメンテナンスと改良が続いているシェアウェア(30日間試用可能で恒久的ライセンスが20米ドル)のmIRC(配布サイトは英語で記述)、Peter Zelezny氏による多様なスクリプト言語での拡張が可能な軽量クライアントXChat(配布サイトは英語で記述。日本語化ファイル有)などがあります。

Mac OS X用IRCクライアント

 Mac OS X用にはLimeChatのMac OS X版、たけとんぼ、Afternooncafe氏がソースコードと共に公開されているIRcat、修正BSDライセンスでaova氏が公開しているIRCStep、Philippe Robin氏のConversation(配布サイトは英語で記述)、ジャヴェリン氏によってGPL2ライセンスで配布されているColloquy(配布サイトは英語で記述)などがあります。

UNIX系用IRCクライアント

 UNIX系用には前述のたけとんぼ、Pidgin(配布サイトは英語で記述)、Peter Zelezny氏による多様なスクリプト言語での拡張が可能な軽量クライアントXChat(配布サイトは英語で記述。日本語化ファイル有)などがあります。

携帯端末用IRCクライアント

 その他携帯端末用クライアントも各種あります。TRPG.netの記事をご覧下さい。

IRC接続Webサービス等

 ブラウザから IRCnet などの IRC サーバー群に接続できる公開サービスもいくつかありますが、匿名接続と見なされてサービスごと出入り禁止措置を受ける可能性は高いです。また、海外主催のサービスだと、文字コードを海外で一般的な Latin 系や UTF-8 から、日本のサーバー群で一般的な ISO-2022-JP (JISコード) に変更するなどやや専門的な知識が必要ですので、お勧めしません。

IRC用ダイスボットの導入について

 IRCを利用したチャットオンセを行う際に、公平にダイスロールを行うための補助ツールです。通常、ゲームマスターかチャンネル管理人が1個だけインストールして共用ダイスとして提供します(複数あるとどの結果を採用するかでモメるため)。SW2.0に対応した LimeChat2 用ダイスボットで、管理人が使ったことのあるメジャーで高機能なものをいくつか挙げます。  なお、現在管理人はSW2.0対応のたけとんぼ用ダイスボット開発のためのロードマップを書いており、いずれ公開する予定です。病人ゆえ、いつという確約はできませんが^^;

OD TOOL for TRPG(ODプロジェクト様)

 古くからあるODプロジェクト所属のR.F.D.氏が中心となって開発した7年以上の歴史を持つWindows版LimeChat用ダイスマクロです。

 幅広い和製ゲームに対応し、単なるダイスロールだけでなく各種カード(プレイングカード、大アルカナ、CST、BoA2、N◎VA、花札など)を山札から引く機能やクローズドダイス(マスタースクリーンの後ろで振るアレ)などの機能をも持っています。

 OD TOOL for TRPGのページからダウンロード、インストール手順、使用方法を入手・参照できます。

 乱数アルゴリズムに松本眞氏・西村拓士氏開発の超長周期疑似乱数発生アルゴリズム、メルセンヌ・ツイスタ(MT19937)を使っているため、2^{19937}-1(=8 0193 2953)という非常に長い周期を持ち、高次元(623次元)で均等分布する「良い疑似乱数」が出ます。実用上、64bitで複数回の出力をさせて十分なランダムな数字が出る性能で、広く使われています。

 ソード・ワールド系必須の威力表(レーティング表)やそのクリティカル判定にも対応しており、単独で必要十分な機能を備えています。

 既知のバグに極めて長い文字列を返すような状態になるとエラーを吐くというものがありますが、不自然に長いダイス式や異常なクリティカル値などを書かない限り普通発生しません。

 ダイスロールの際には行頭に余分な文字を入れず、ダイス式の後にコメントを加える際はコマンドとコメントの間に半角スペースを入れ、

2d+3+2 コメント(レベル3、ボーナス2の判定)
r20+3+2@10 コメント(威力表20、レベル3、ボーナス2、クリティカル値10の威力決定)

のように記述します。

 詳細はOD TOOL for TRPGの"./Reference"をご覧下さい。また、コミュニティで話題に出せば、詳しい方からアドバイスを貰えると思います。

SW2_DLL Dice Extender (AQUATRIBUTE様)

 AQUATRIBUTEのLintmil氏によるSW2.0に特化したWindows版LimeChat用のダイスマクロです。

 OD TOOL for TRPGとの併用を念頭において設計されており、SW2.0以外のゲームへのサポートはあまりありませんし、威力表部分などはOD TOOL for TRPGがあればそちらを呼び出す仕様になっています。その分、SW2.0に特化した機能を多数備えており、特に威力表はOD TOOL for TRPGにあるクリティカル、狙撃に加え、首切り刀、確定済みダイス目の指定(運命変転などに利用)、クリティカルレイ、抵抗:半減時の数値の併記、弱点適用時の半減されない追加ダメージ、グレイテストフォーチュン振りなど多彩な機能を備えています(プレイヤーズハンドブック追加のドーザコット潜弓道の秘技への対応だけ未確認です)。

 また、後述するFaceless氏開発、現在たいたい竹流氏が改良を続けているどどんとふ標準ダイスボットのボーンズ&カーズとの互換書式をサポートしており、同じく後述するbanadice様のLimeChat2 Dicescript for SwordWorldRPG互換書式もサポートしています。

 また、SW2.0のキャラクターメイキング支援機能(Referenceに記述されていませんが、バルバロステイルズ対応です)、経歴表生成機能、能力上昇機能、ミストキャッスル用各種テーブル参照機能、フェアリーガーデン用妖精のいたずら表、エターナルエンパイア用遭遇表なども備えています。

 また、同一判定を繰り返し行う機能を備えているのも特長です(主に範囲攻撃の威力決定をまとめて振るのに役立ちます)。

 ダイス式やテーブル参照コマンドは非常に機能や種類が多いのでここでは説明しません。"Reference"をご覧下さい。また、コミュニティで話題に出せば、詳しい方からアドバイスを貰えると思います。

 OD TOOL for TRPG同様、乱数アルゴリズムに松本眞氏・西村拓士氏開発の超長周期疑似乱数発生アルゴリズム、メルセンヌ・ツイスタ(MT19937)を使っているため、同様の「良い疑似乱数」が出ます。

LimeChat2 Dicescript for SwordWorldRPG

 こちらはbanadice様によるLimeChat2用のソード・ワールドシリーズ用ダイスボットですが、マクロ機能ではなくLimeChat2のJavaScript機能を用いて実装されています。

 こちらはSW2.0だけでなくソード・ワールドシリーズ全般に対して特化しており、威力表周りの機能はSW2_DLL Dice Extenderに一歩譲るものの、経験点テーブル参照機能、対象キャラクターのランダム選択機能、貫通攻撃の範囲内にいるキャラクターの巻き込まれのチェック機能、無印のSEコンバットの遮蔽貫通判定機能、各種戦闘用チャート参照機能、ミサイルプロテクション・スロウ・ヘイストの発動判定機能、乱戦エリアサイズ参照機能、テーブル登録と登録テーブルからのランダム抽出機能など、独自の機能を備えています。

 OD TOOL for TRPGやSW2_DLL Dice Extender同様、乱数アルゴリズムに松本眞氏・西村拓士氏開発の超長周期疑似乱数発生アルゴリズム、メルセンヌ・ツイスタ(MT19937)を使っているため、同様の「良い疑似乱数」が出ます。

 こちらもダイス式やテーブル参照コマンドは非常に機能や種類が多いのでここでは説明しません。リファレンスをご覧下さい。また、コミュニティで話題に出せば、詳しい方からアドバイスを貰えると思います。

ゲーム設定型ダイスボット「ボーンズ&カーズ」

 ボーンズ&カーズFaceless氏開発、現在たいたい竹流氏が改良を続けているどどんとふ標準ダイスボットのIRC用実装です。

 どどんとふのダイスボットと同じ書式で動くので、どどんとふに慣れた方にはお勧めです。また、Windows版はIRCクライアントと独立したソフトウェアとして動作するため、使い慣れたIRCクライアントを手放さなくていいこと、Linux等を始めとした幅広い環境に対応しており、使う場所を選ばないことも長所です。

 SW2.0だけでなく邦訳のある海外ゲームを多数含んだ幅広いゲームに対応しており、カード機能や名前付きポイントカウンタ複数の管理、ゲーム中に使う各種テーブル(キャラクター作成等のゲーム中以外の機能は作者の開発ポリシーで決して実装されません)なども備えています。

 同一判定の一括振りなど対応していない機能もありますが、現在も頻繁に機能追加が続いている「生きたプロジェクト」なので、作者にリクエストすれば機能追加があるかもしれません。またgitで管理されているオープンソースプロジェクト(修正BSDライセンス)なので、どうしても欲しい機能があればクローンやブランチを作って自分で機能を追加し、自分で使ったり本体への統合を提案してみるという手段もあります。

 開発言語であるRubyの標準ライブラリの乱数アルゴリズムが松本眞氏・西村拓士氏開発の超長周期疑似乱数発生アルゴリズム、メルセンヌ・ツイスタ(MT19937)なので、他のダイスボット同様の良い乱数が得られます。

 ダイス式やテーブル参照コマンド、その他のコマンドの種類が非常に多いのでここでは説明しません。配布サイトをご覧下さい。また、コミュニティで話題に出せば、詳しい方からアドバイスを貰えると思います。

ログファイルの保存

 ログファイルの保存や自動保存はLimeChat2をはじめとするほとんどのIRCクライアントに実装されている、強力なセッションサポート機能です。セッションの発言履歴がノートパッド等のテキストエディタで簡単に読めるテキストファイル形式で保存されるので、後でセッションの経緯を見直す際に大いに役立ちます。

 LimeChat2 では、「設定→設定→ログファイル」から、保存場所をマイドキュメントなどの探しやすい場所に設定して、チェックボックスにチェックを入れるだけで自動ログ保存が始まります。閲覧や編集はノートパッドでも構いませんが、NoEditor や TeraPad 、 Merv などのテキスト編集に特化した強力なフリーウェアがいくつもありますので、そういったものの導入をお勧めいたします。

 たけとんぼでは、はじめに設定から「ログをとる」にチェックを入れて、チャンネルタブから新規ログを作成し、以後の起動時にはファイルから「既存ログを開く」を選べば過去ログまで辿れます。1つのセッションやキャンペーンを複数回に分割して継続的に遊ぶのに適した構造です。

Skypeオンセ

 Skypeを利用したオンラインセッションは、テキストチャットに加えて音声会話や通信環境によっては画像通話も利用できる長所があります。解像度は荒いものの、手元のマップ等をカメラにかざせば共有できるのは強みですね。

 あまり大人数でのプレイ向けではありませんが、ギャラリーなしで遊ぶなら十分な人数が参加できます。テキストチャット機能は発言履歴をショートカットキーでたどれないなどあまり高機能ではありませんが、他の機能がそれを補って余りあるでしょう。

 ただ、SW系など基本判定に表の参照が必要なゲームを遊ぶにはダイスボットがまだ未整備ですので、ある程度は自分で工夫する必要があります。ルールブックの表を参照するオフラインセッションの延長だと思えば苦にはなりませんけどね。

 クライアントのインストールや設定が楽なのも長所です。というか、かなりの人が既にインストール済みで、TRPGのために改めてインストールする必要もないでしょう。

 対応している環境も多く、PCだけでなくスマートフォンにも対応しています。記録もテキストチャット記録は標準で付いています。

 以下はWindows版限定ですが、フリーのPamela for Skype - Basic Edition(配布サイトは英語だが日本語対応)を入れれば映像5分、音声15分の制約付きですが、映像通話の記録もできます(プライバシー保護のため、記録時には相手方に警告が送られます)。

 Pamela for Skype - Basic Edition の使用にあたっては留守時の自動応答やコンタクト相手の誕生日に勝手にお祝いメッセージを送る機能などを設定で切る必要がありますが、インストール自体は配布サイトで"Get it now"アイコンをクリックしてインストーラーをダウンロードして立ち上げ、インストール言語に"Japanese"を選んだ後は日本語でインストールできます。ライセンス要項やマニュアル、映像通話の録画開始ボタンなど一部日本語化が行き届いていない部分もありますが、どうせ読まない部分だったり、簡単な英語で書かれたりしているので実用上の問題はないでしょう。

 またどうしても肉声を聞かせる事に抵抗がある人には、英語ソフトですがフリーのボイスチェンジャーがいくつかあります。

 1つはMorphVOX Junior(英語ソフト;配布サイトは一部日本語)です。自分の声を数秒間だけ学習させると、男声(渋め)・女声(やや低め)・アメリカンアニメ声(とても人工音声っぽい)の3種類に声色を変換できます。結果はそのまま他のソフトに流せるので、録音ツールやSkypeに流せます。変換結果を確認する場合には listen にチェックを入れればリアルタイムで変換結果を聞くことができます(ハウリング対策がないサウンドドライバだとハウリングの原因になりうるので、テスト時以外はチェックを外してください)。

 もう1つはSkype Voice Changer(英語ソフト;配布サイトは英語のみ)です。こちらはMorphVOXと違ってMs-RLライセンスのオープンソースフリーウェアで、開発・改良が活発に続いています。ただ、英語含めてマニュアルが存在せず使い方を調べるには英語のみの掲示板に頼るしかないこと(対応は速いです)、非常に多機能ですが、トップのアイコン以外の操作部分が英語表記のみでしかも専門的用語が多く、実際にパラメータを動かして試してみるまでどのパラメータを動かすとどういう効果が出るのかわかならいという難点があります。単に声の高さを変えるだけなら、SuperPitchフィルタを追加して、Pitch Adjust (semitones)(ピッチ変更 - 半音単位)、Pitch Adjust (octaves)(ピッチ変更 - オクターブ単位)、Pitch Adjust (cents)(ピッチ変更 - セント単位)で変わるのですが、他のフィルタと併用しないと不自然さは否めず、また調整結果の確認にはSkypeの echo123 (Echo / Sound Test Service)(表示名を詐称した詐欺アカウントが大量にあるので、コンタクトリストに無ければ必ずskype名で検索してください)を使ってパラメータ変更ごとに1分程度かける必要があるので、こだわる人向けです。なお、5.5系Skypeでは動作しなかったので、最新版、少なくとも5.8系にバージョンアップして使ってください。

Skpe用ダイスボット

 Skypeを利用したチャットオンセを行う際に、公平にダイスロールを行うための補助ツールです。通常、ゲームマスターが1個だけインストールして共用ダイスとして提供します(複数あるとどの結果を採用するかでモメるため)。

[TRPGダイスツール] Skype Session Support

 laeva氏作のSkype用ダイスボットです。Skype Session Support 。複数回判定やグリッチなどの機能を備えていますが、SW2.0含むSW系での利用を目的としたものではないので、威力表の類には対応していません。

 本体がJavaScriptで記述されているため、威力表対応に改造することは比較的容易だと思います。管理人に暇ができたらやりますし、どなたか書いていただけるならリンクなり、ソースコードなりを掲載させて頂きます。

 ただし、グループSNEの公式見解として無印SW時代から威力表(レーティング表)の中身を平文で配布することを禁じているので、威力表対応改造版は威力表の中身を暗号化するか、あるいはユーザが中身を追記する形にして発表してください。

 基本コマンドは以下の通り:

2d+2+3
[HH:MM:SS] DICEBOT: † USERNAME
   (コロコロ…)   2D6 : 7 (4,3) + 5 [ 計:12 ]
4r2d
[HH:MM:SS] DICEBOT: † USERNAME
 1   (コロコロ…)   2D6 : 4 (2,2) [ 計:4 ]
 2   (コロコロ…)   2D6 : 9 (3,6) [ 計:9 ]
 3   (コロコロ…)   2D6 : 6 (1,5) [ 計:6 ]
 4   (コロコロ…)   2D6 : 12 (6,6) [ 計:12 ]

 詳しくは配布ファイル内のinfo.txtとSSSベーシック.pdfをご覧下さい。

ゆとチャII for SW2.0

 ゆとらいず工房氏作のゆとチャII for SW2.0はステータス保存、高機能ダイスボット、発言バックアップ機能などを兼ね備えた軽量で高性能なテキストチャットツールです。ゆとチャII for SW2.0 1.05(ZIP)をダウンロードして適切なサーバーに設置する必要がありますが、それだけの労力を払う価値があるツールです。AjaxというGmailやグーグルマップ等で利用されているプラグイン不要の技術を使っているため、設置が容易で閲覧環境を選びません。

 現在も活発に改良・開発が進められています。自前で管理しているサーバーへのインストールが必須ですが、パラメータを書き換えてレンタルサーバにホームページをアップロードできる程度の知識を勉強する気があるなら、試して損はありません。

 後述のどどんとふとの違いはどどんとふが大規模サーバによる複数セッションの同時サポートを前提とした設計なのに対して、ゆとチャII for SW2.0はインストールディレクトリ1つごとに1セッション部屋で、小規模プレイグループが自前のサーバーに必要数だけインストールして使う設計になっていることです。

Ajax Chat for TRPGの利用

 Cake氏作のAjax Chat for TRPGはどどんとふ同様、オンラインセッションに特化したブラウザ経由で利用できるテキストチャットツールです。

 自前で管理しているサーバーへのインストールが必須ですが、インストーラーが用意されており、比較的自前のサーバーを用意しやすいシステムです。レンタルサーバにホームページをアップロードできる程度の知識を勉強する気があるなら、試して損はありません。

 ゆとチャ同様、AjaxというGmailやグーグルマップ等で利用されているプラグイン不要の技術を使っているため、設置が容易で閲覧環境を選びません。

 ランダム要素への対応はやや遅れています。とは言っても、基本的なダイスロールと威力表には対応しているので、SW2.0を遊ぶだけなら問題はないでしょう。

 テキストチャットオンラインセッション用のツールなので軽快かつ強力で、ステータス用のメモ欄があり、GMがNPC発言を行う際のために複数の発言者名を併用しやすいインタフェース仕様になっています。

 後述のどどんとふとの違いはどどんとふが大規模サーバによる複数セッションの同時サポートを前提とした設計なのに対して、Ajax Chat for TRPGはインストールディレクトリ1つごとに1セッション部屋で、小規模プレイグループが自前のサーバーに必要数だけインストールして使う設計になっていることです。

どどんとふの利用

 TRPGSNSで公認オンラインセッション環境として提示されているたいたい竹流氏作のどどんとふの最大のメリットは、公式サイト掲載分だけでも6つの公式サーバーが用意されており、ブラウザからアクセスするFlashアプリとして扱うので専用クライアントのインストール等の面倒な手順抜きで気軽に直観的な操作でオンラインセッションを始められることです(ただしFlashプラグインインストールは必要)。

 特徴はマップ機能やステータス管理機能、カットイン機能などの多彩な機能を標準搭載しており、様々な表現が可能な事です。ただ、裏返すとそれが欠点で、多機能過ぎるために機能を使いこなす事が極めて困難で、さらに性能に劣る環境だと動作速度に不満が残る事が挙げられます。また、個々の機能もそれらに特化したツールに比べるとやや劣ります。

 また、マップ機能やカットインがある都合上、プレイログがどどんとふからしか読み出せない独自フォーマットか、表現の一部をカットしたHTML形式かしか選択できないという欠点もあります。

 ただし、ダイスやカードなどのランダム要素への対応は先進的で、邦訳された海外ゲーム多数を含む多くのシステムに対応しており、カード機能も山札からカードを引くだけでなく、裏返しにして伏せたり、場にカードを置いたりなどのオフラインさながらの操作ができる独自の長所があります。

 IRCに比べると共有サーバーが未整備で、ボランティアによるサーバー提供にも一定の資金と技術力が必要な事が不安点ですが、現状でも良い選択肢の一つだと思います。

 なお、利用の際にはらぁさんの安定版など、負荷が軽く空き部屋が多いサーバーの利用をお勧めします。また、発言記録がすぐに消えるので参加者全員でリプレイを録画しておくことをお勧めします。

どれがいい?

 どれを選ぶかはプレイグループのプレイスタイルと技術担当者の能力次第だと思います。テキストチャット前提で、サーバーレンタルができて簡単なフリーソフトウェアのインストールができる技術担当者がいるならAjax Chat for TRPGは有力な選択肢ですし、そうでないならIRCが有力候補です。

 高速なセッション運営や多彩な表現のためにボイスチャット機能が欲しいなら、Skypeの利用が最有力候補となるでしょう。

 マップ機能が欲しいなら、たけとんぼ、あるいはどどんとふが有力候補になります。特にプレイグループに絵描きがいて、カットイン等の機能を駆使できるならどどんとふは魅力的なツールでしょう。逆にスマートフォンからの参加者がいるなど、参加者の使用環境にばらつきがあるなら、環境を選ばないIRCを利用したものが有力候補になります。

 なお、通信量が多い「重い」ツールはパケ死やサーバー運営・プロバイダ等からの警告や除名のリスクを伴っています。この点にも十分ご留意ください。

有益なサポートツール

ゆとシート for SW2.0

 非常に多機能なソード・ワールド2.0用のキャラクターシート管理ツールです。これがあれば他のツールはほぼいらないという程度に高機能です。ゆとらいず工房さんで配布されています。

PC Maker for SW2.0

 ゆとらいず工房氏作のPC Maker for SW2.0はキャラクター作成ツールです。オンラインセッションに限らず、手早くキャラクターメイキングするための便利なツールです。BBSに消去不可能なログが残るのでイカサマがやりにくく、また公平なポイントバイ方式(アルケミスト・ワークス掲載の選択ルール)による作成も可能です。

TRPGデータバンク

 Cake氏作のTRPGデータバンクはスキン切り替え型の高機能キャラクターシート置き場です。前述のPC Maker for SW2.0と組み合わせることで、簡単にキャラクターシートを作成して公開できます。キャラクターデータの一部を非公開にしたり、バックアップを残したり、自作のイラストを添付できたりととても便利です。

 ゲストアカウントでも利用できますが、メールアドレスを登録すれば全機能が開放されて非常に高機能なツールになります。現時点で最高のキャラクターシート置き場と言っても過言では無いでしょう。強くご利用をお勧めします。

Monster Sheet for SW2.0

 ゆとらいず工房氏作のMonster Sheet for SW2.0は自作モンスターを公式ルールブック掲載モンスターデータっぽく表示するためのツールです。自作モンスターなら登録自由で、セッション時にURLを配布すれば自作モンスターデータを共有できます。

2D6確実化成功確率表修正

2D6を何度も降った時に1回でも成功する確率の一覧を出すツールです。[[ゆとらいず工房>http://yutorize.2-d.jp/]]さんで配布されています。

スケジュール調整サービス 伝助

 スケジュール調整サービス 伝助は一期一会の集会向けの使いやすいスケジュール調整サービスです。イベント主催者が候補日を並べて関係者にURLを配布し、関係者が携帯やPCから参加可能日程に○をつけていくと最大公約数的な正解順位を出すサービスですね。本格的にやるなら別のサービスもありますが、最初はこれでいいかと思います。

マンガグリル2

 マンガグリル2フジテレビ ガジェットギャラリーにあるAdobe Air上で動くマルチプラットフォームの似顔絵モンタージュツールのフリーソフトです。お絵描きは億劫だけどキャラクターイラストは欲しい人用。

GIMP2

 GIMP2(日本語化版配布サイト)はSpencer Kimball, Peter Mattis and The GIMP Development Team らによるフリーの画像エディタです。お絵描きが好きだけど経済的に躊躇している人用。

 日本語化されていない機能がある、追加プラグイン類のインストールが面倒など不便な点もありますが、無料で高機能(各種フォーマット対応、筆圧筆速対応、高度な選択ツール各種、山のようなブラシやフィルタ類などを搭載)なのはありがたいです。


以下執筆中

最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー