更新日:2008/09/17 18:29:48





旧variableイベント

要素名="variable"で記述されたノードを変数イベントと呼びます。
ゲーム上で使われる「好感度」「フラグ」といったパラメータ変数を扱います。

action 属性

変数イベントの処理内容は action 属性で大別します。

  • 代入アクション: action="set"
name属性で入力した文字列を変数名とし、要素値を変数に代入します。
代入できる値は文字列と数字の2種類で、数字の場合後述する計算アクション時に使用できます。
記述例:変数「konata_favorability」に100を代入する。
<variable action="set" name="konata_favorability">100</variable>
変数にはグローバル変数ローカル変数の二種類があります。
グローバル変数は、クリアフラグやCG閲覧画面の開放フラグ(swfAdvに閲覧画面機能はありませんが)のような
ゲーム全体に関わるパラメータを保持するものです。グローバル変数に代入された値は、クライアントPCに
保存され、次回swfAdv起動時にも復帰されます。
ローカル変数はゲームプレイ中にのみ参照できる変数です。swfAdv終了時や、新たに初めからシナリオを
始めた場合にはリセットされます。中断セーブ(※別項に記載)時にセーブファイルとしてクライアントPCに
保存され、セーブファイルがロードされた際に復帰されます。

属性値 区分
"0" グローバル変数
"1" 又は 指定無し ローカル変数
表.属性値と対応する変数


  • 計算アクション: action="eval"
name属性で入力した文字列を変数名とし、要素値に入力された数式の計算結果を代入します。
使用できる演算子はjavascriptのeval関数に依存します。数式に数字以外が入力され、式が解決
できなかった場合はNaNが代入されます。
<variable action="set" name="konata_favorability">100+20*2</variable>
また、$で始まる文字列は変数と扱われます。
<variable action="set" name="base">50</variable>
<variable action="set" name="konata_favorability">$base*2</variable>

上記では、「konata_favorability」に100が代入される。


  • デバッグアクション: action="get"
変数に代入された値を確認するデバッグアクションです。Flashの出力ウインドウに値を表示します。
最終更新:2008年09月17日 18:29