魔界
悪魔の住む、少し野蛮な世界
魔界について
悪魔たちと淫魔たちが暮らしている、人間界とは別の世界。人間界と繋がっているが出入り出来るのは悪魔だけである。世界のシステムなどは無く、悪魔がそれぞれ群れ(主として家族ごと)を作り、自由に暮らしている。群れ同士の仲は様々だが、群れの中の結束は固く、乱雑な世界だが比較的平和である。年中暗い世界で、黒い溶岩のようなごつごつとした地面や山で覆われている。また、概念的に人間界の下にあると思われている。
悪魔について
魔界に棲む人外。欲深い人間の魂を食料とし生きている。魂に対し「不味い・美味しい」「食料・毒」「汚い・綺麗」という区別があり、それは「欲深い魂・欲のない(純粋な)魂」という尺度で分けている。欲のない魂の人間に対しても、願いを叶える契約を持ち掛ける事で欲を誘発させ、魂を食べてしまう。そのため余計天使や死神から疎まれている。淫魔の事を下劣な者だと思っており、一緒にされることを何よりも嫌う。また、人の魂を摂取しているためか、感情…特に欲に関係するような感情が豊富。生殖や睡眠の有無については人間と殆ど変わらない。「天使に会うと殺される」と幼い頃から教え込まれており、天使の事を極度に恐れている。また、死神とは食べるものが名前こそ違うものの同じであるため仲が悪い。
淫魔について
魔界に棲む人外。悪魔と違い人間の魂ではなく、人間の精気を食料とし生きている。人間と直接接触し、性行為を通して精気を摂取している。両性具有であり、相手によってその姿を使い分けるが、サキュバスの姿もインキュバスの姿も、どちらにしても色っぽい見た目をしている。自分達は悪魔と同じだと考えており、嫌がられることも面白いため悪魔に絡むことも多い。天使や死神からは悪魔と同種と考えられているため同じように天使を恐れており、また死神のことを嫌っている。
魔界にいるキャラクター
ベルア(Bellre)
悪魔。ザシャの弟。六人きょうだいの二番目。兄の事が大好きな、わんこ系弟。ザシャにとっては兄弟の中でいちばん身近な存在であり、アンジーとの関係においては魔界唯一の理解者。バンドマン然としているが楽器は一切出来ない……いや、トライアングルなら出来る。おバカさんでポンコツだが、優しい良い子で口が堅い。
赤の入った短いアッシュの黒髪に、下睫毛の長いたれ目気味の赤い瞳。口は小動物のようにややふにゃん、としている。赤黒い角は上に尖っているタイプ。翼は大きく、尻尾も長い。身長が高くスラリとモデル体型。金のネックレスに、バチバチのピアス、オーバーサイズのシャツに黒のロングカーディガン、暗い赤のスキニーパンツと、ちょっとバンドマンっぽい恰好をしている。背負ったギターケースはただの荷物入れ。
弟妹が多いため小さい頃からザシャにお世話されたこともあり、兄の事が大好きでとても大切に思っている。ザシャが天使のアンジーに恋をしていること・体の関係を持っていることも知っており、理解している。時々人間界に遊びに来ており、ダンさんやアンジーとも面識がある。アンジーのことは「お義兄さん」と呼んでいる。
ちなみに18才と、年齢的にはアンジーのストライクゾーンなのだが、アンジー曰く「ザシャに似た小さくて華奢でぼんやりした子かと思ったら想像を裏切ってきて性的な対象から外れました」だそう。
赤の入った短いアッシュの黒髪に、下睫毛の長いたれ目気味の赤い瞳。口は小動物のようにややふにゃん、としている。赤黒い角は上に尖っているタイプ。翼は大きく、尻尾も長い。身長が高くスラリとモデル体型。金のネックレスに、バチバチのピアス、オーバーサイズのシャツに黒のロングカーディガン、暗い赤のスキニーパンツと、ちょっとバンドマンっぽい恰好をしている。背負ったギターケースはただの荷物入れ。
弟妹が多いため小さい頃からザシャにお世話されたこともあり、兄の事が大好きでとても大切に思っている。ザシャが天使のアンジーに恋をしていること・体の関係を持っていることも知っており、理解している。時々人間界に遊びに来ており、ダンさんやアンジーとも面識がある。アンジーのことは「お義兄さん」と呼んでいる。
ちなみに18才と、年齢的にはアンジーのストライクゾーンなのだが、アンジー曰く「ザシャに似た小さくて華奢でぼんやりした子かと思ったら想像を裏切ってきて性的な対象から外れました」だそう。