「もりちゃん、またねー!」
「もりちゃん、バイバーイ! また来年!」
「――はい。お二人とも、また」
朗らかな声が耳を打つ。
それは物静かな自分の持たない、太陽のような熱量であると、凛世は思う。
そんな思うところを口にしたら、『じゃあもりちゃんは月じゃん?』『めっちゃ分かるわ』なんて言葉を返されたのは、何時のことだったか。
今からずっと前のことだろうか、それともこの異界東京都に招かれたからのこと?
それは、どちらも。
戯れに以前したことのある質問をしてみたら、まるで同じことを返されたものだから、凛世はつい笑ってしまったものだ。
それは偽者だから?
凛世は、そうは思わなかった。ただ、嬉しかったのだ。
たとえ作られし世界、作られし人々であろうとも、その心根と抱く熱は同じものであると思ったから。
それを信じればこそ、凛世はそれを決して裏切ることなどできようはずがない。
信じたもののために生きる、
杜野凛世はそうやって今までを乗り越えてきた。
日常を守ること、それを第一義に、彼女は一ヶ月を生き抜いた。
そして、彼女は一先ず、概ねではあるがそれを守りきったと言えるだろう。
12月24日、午後。
世間の学校は年末年始に向け終業する頃合いであり、彼女の学校も同じく。
先に下校する友人たちの背を見つめ、ほっと息を吐く。
先程凛世が受け取った『本戦開始』の啓示。
それは凛世にとって更なる戦いの予感であると同時に、一つの区切りでもあった。
彼女は、決して姿を隠さなかった。
日常から目を逸らさず……しかしそれは、愛すべき日常に危険が迫るということでもある。
事実、隠れなかったが故に『マスター』としての正体が露見し、戦いに至ったことだってある。
いつか、学校を巻き込み戦いが起きるかもしれない。
隠れ潜むことを厭い平常を装うのは、自分のエゴでしかないのではないか、そう考えなかった夜はなかった。
不安が口から零れ落ちたことだって、何度でもあった。
けれど、その度に。
『凛世さんは、間違ってなんかいませんよ』
『かたぎのお嬢さんが普通に、ありのまま生きることに、何を言われる筋合いがありますか』
彼が、凛世を守ってくれた。
最初はただ竦み、へたり込んでしまうような有様だった凛世を背にして、彼は笑った。
凛世は幸運だった。
それは、
座頭市が彼女の力となってくれたこと?
それは、彼女の前に予選中立ち塞がった主従が、少なくとも破壊行為や人質を良しとする悪辣なものではなかったこと?
それは、彼女の日常を支えるものが失われなかったこと?
すべて、そう、すべてだ。
全てにおいて幸運であったのだろうことを、凛世は心の内で反芻する。
「――ありがとうございました。市さま」
あらゆる幸運によって、凛世の日常は守られた。
この一ヶ月、隣で自分のために心を砕いてくれた人がいたから。
だから、改めて凛世は虚空に向けて礼の言葉を呟いた。
この異界東京都にあって、自分ほど恵まれたものはいないのだと、そう思えることへの感謝を。
魔術師としての業、念話の何たるかを知らない故の呟き。
ただ、そこにいることを感覚ではなく事実として知っているからこその呟き。
周囲にはまだ同級生たちが何人かいて、彼が姿を現すことはまだできなかったけれど。
『――いいんですよ。凛世さん』
そんな言葉が、耳を打った。
それは音ではなく、念ですらないのかも知れない。
けれど、きっとそう言ってくれたのだろう、と思える程度には、凛世は座頭市と絆を育むことができた。
本日を以て、学業は終わる。
本日を以て、聖杯戦争は本戦が始まる。
一つの日常に終止符が打たれ、そして……凛世にとって、『覚悟』を決める時となった。
*
「市さま。おられますか?」
「どうしました。凛世さん」
座頭市は、外においては呼ばれない限りは出てくることはない。
自分のようなめくらが近くにいては目立ってしまいますよ、と言って。
彼が常に姿を現し話をすることができるのは、人気のない場所が自宅の中くらいのものだった。
それでも、こうして呼びかければ応えてくれる。
世間の対面だとか何とか、もっともらしい言葉。
けれども凛世の呼びかけは、そんなもっともらしい言葉に勝るものであると、そう態度で示してくれる。
「市さま。コロッケでございます。お一つ、どうぞ」
「ほう……ころっけですかい。そいつはありがてえ」
凛世が買ってきた肉屋のコロッケは、寒空の下ほかほかと湯気を立てている。
この東京で、凛世が友人たちに教えてもらった数多くのこと。
帰りの寄り道、女子高生の嗜み。
この異界東京都においては、凛世がその教えを実践する番だった。
暗闇の中、ただ生きることそのものが恐怖に値する彼。
けれど、卑屈ながらも軽口を好み、談笑の中に微かな希望を覗かせる彼。
そんな彼、座頭市を、凛世は従僕の名で縛り召喚し、この身を守って頂いている。
その、せめてもの心付けとして。
予選期間中初めてコロッケに触れた座頭市は、まるで驚天動地といった具合だった。
この真冬の寒空の中、火が点ったかのように熱く、瑞々しい肉。
食らいつけばサクリと景気のいい音が口の中に響く。
思わず二口、三口と食らいついてしまえば、手の中の火はすっかり胃の中に落ちて、その体を暖めた。
『ああ……いい時代だなあ。いい、時代だ』
凛世のような清らかな少女が、大過なく生まれ育つことができる時代。
道を歩けば見栄と建前、銭のために人を斬る連中がうろついていた時代を生きた座頭市にとって、その暖かさこそが何よりの報酬だった。
情け深い世になった。こんな良き世で、血飛沫を上げる理由なんざないはずだ。
自分は何かの間違いで、それともその罪深さ故か、こんな場所に呼ばれてしまったが。
『市さまがよろしければ、これから何度でも、共にコロッケを分け合いたく思います』
聖杯がこのような少女を自分に充てがったのなら、彼女を守ることこそが座頭市のサーヴァントとしての使命なのだと、彼は思った。
あれから数日、10日、20日、30日と。
そして今も、凛世と座頭市は隣り合い、寂れた公園のベンチに座りコロッケを食べている。
喧騒は通り一つ向こう側に遠く、サクリ、サクリと揚げたての衣を咀嚼する音が響く。
「本日は、クリスマス・イヴでございます」
「くりすます・いゔ……めでたい祭の日、ですかね」
「はい。市さまも、御存知でしたね」
「聖杯の知識、ってやつで。ははあ、他所の国の祭りを一緒になって祝うたあ、この国も景気が良くなった」
「明日は、クリスマスでございます」
「くりすます……お? そいつは、いゔ、ってやつとは違うんですかい?」
「似ていますが、違います。違いますが、けれど、似たようなもの、なのだそうです」
「ははは、今日も明日も祭りってわけですか。そりゃ景気が良い……通りがかる誰も彼も威勢が良いわけだ」
道行けば、どこを見ても浮かれた飾り付けを見る。
目の見えない座頭市には見えはしないがそれでも、町中を飾り立て道すがらにそれを見る人々の声を聞けば、その特別な様相は手に取ったように分かる。
この異界東京都の中では既に、サーヴァントによって起こされたいくつもの凄惨な破壊の痕が刻まれている。
それでも人々が祭りに浮かれるのは、危機感が麻痺しているから、ではない。
信じたいのだ。
この平和が崩れ去らないことを、この平和を崩す必要がないことを信じたい。
誰かが、街に住む一人一人が、乱暴狼藉の類によって身を守る必要がないことを信じる心が、この光景を生んでいる。
今どれだけの数、この光景を壊そうとするものがいるのかは分からない。
そういったものたちは、この光景を惰弱と謗るのかもしれない。
けれど凛世も、そして座頭市も、それが弱さなんてものであるとは欠片も思っていない。
もし、それを弱さだと宣うものがそこにいるのだとすれば。
「……凛世さん」
「……はい。市さま」
そのようなものと対峙することが、自分のなすべきことだと、凛世はこの一ヶ月間で『覚悟』したのだ。
二人は周囲を取り巻く『気配』を認識し、静かに席を立った。
その気配が、紛れもない殺意であると実感しながら。
*
寂れた公園を取り囲むように、一様の白の特攻服に身を包んだ少年たちが現れる。
どこから現れたのか、公園は既に数十人の少年たちによって、凛世を逃さぬよう包囲されていた。
中学生から高校生、もっと上の年のものもいるかもしれない。
その少年たちの正体を、凛世は知っている。
この異界東京都で真っ当に暮らすものであれば、知らない機会はないだろう。
関東卍會。
この聖杯戦争の開幕と同時期、突如として巷の暴走族を壊滅させ傘下に納めた男『
佐野万次郎』が結成した、目下最大勢力の暴走族。
彼らは異常な力を振るい、警察は愚か機動隊さえもものともせず、異界東京都に破壊と暴虐と恐怖を振りまいている。
振るう鉄パイプがたやすくコンクリートを砕くほどの、常軌を逸した力。
彼らの纏うその力の正体が何であるのか、例え魔術のいろはを修めていなくとも、マスターたるものであれば理解が及ぶだろう。
予選の最中に、凛世もまた彼らが起こす事件に遭遇したことがあった。
それを見過ごすことができず、介入したことさえも。
救えたものは、決して多くはなかったけれど、それでもないわけではなかった。
だから凛世はそれを後悔はしていない。
その結果、マスター候補として人相を知られ、こうして取り囲まれるに至ったとしても。
「凛世は、幸運でした」
こうなる前に、待ち遠しい冬休みになったから。
こうして自分の正体が露見し、自分を中心に戦いが起こってしまったとしても、もうこの身一つ以外に傷つくものはない。
だから、凛世は覚悟を決めた。
愛すべき日常の中に自分を置き続けることを是としてくれた座頭市に、その上で義を見て成すことをも是としてくれた座頭市に感謝を込めて。
「市さま」
「……凛世さん。いいんですかい」
逃れることは、もうできない。
座頭市は言外にそう言った。
座頭市は盲目の剣客、その敏捷値は走力ではなく瞬発力を表している。
予め、遠く逃れることができないのであれば、後はもう、背について守られる他ない。
或いは令呪の一画でもあれば、しかし凛世にそれを行うつもりはなかった。
英霊の威圧を受けて、気を飛ばしかけた。
血飛沫がかかって、体が凍りついた。
誰かの断末魔を聞いて、心臓が縮み上がった。
それら全ての思い出を、凛世は恐れ、しかし決して捨てること無く。
「お願い致します、市さま」
再三と、宣言しよう。
彼女は、覚悟を決めたのだ。
鉄火場の中に身を置く、覚悟を。
*
直後、少年たちの怒号が公園に響いた。
通り向こうの人々は、それを聞いて聞かぬふりをするだろう。
義侠心で覗き込んだりすれば、命が保証されないことを理解しているからだ。
関東卍會、それは大魔術師の強化が施された尖兵。
洗脳じみた意思統制さえ施されている彼らは、そのガラに見合わず組織的な攻撃さえ行ってみせる。
囲んで殴れば下手なサーヴァントが相手でも勝つほどの膂力。
それが数を揃えて雪崩込めば、分断されたマスターなど一溜まりもない。
事実、この聖杯戦争の予選において関東卍會によって脱落させられたものが二桁をゆうに上回るだろう。
それほどの危険、脅威。
凛世はこの脅威を前に相対することを、既にその尖兵の一部を撃退した時から余儀なくされていた。
だからこそ、そう、覚悟を決めたのだ。
風が吹く。その風は二種類あるだろう。
一つは、関東卍會の族たちが振るう獲物の音。
魔術強化によってありえざる膂力を付与された武器を振るうことによって鳴らされる、禍々しい凶音。
その中に、僅かに、別種の風が吹く。
禍津風を切り裂くように、嵐の面を線で断ち切るかのような風が吹く。
やがて、嵐を構成する一つ一つの風がぽつぽつと消えていくことに、族たちも遠くの人々も気付くだろう。
仕込み杖から抜き放たれた刃によって、一人、また一人、兵隊たちが絶命していく。
それは英霊による華々しい戦いとは程遠い、ただただ音のない刃によってもたらされる死だった。
やがて倒れるものが10にも登れば、ようやく賊の一人が狼狽えるような音をつい口から漏らした。
その刃のあまりの静けさ故に、ようやくこのみすぼらしい男もまた、本戦まで生き残ったサーヴァントであると認識したのだ。
死体を数えることによって、未だ誰もが打撃を与えられていない事実を認識して、ようやく。
「本音が溢れたんじゃないですか? やりたくない、怖い、って本音がね」
音を零した少年はハッとして口を抑え、座頭市を睨んだ。
舐めるな、まだまだ数はこちらが上だ、女を狙え、殺せ、殺せ。
一瞬、恐怖に染まった顔は再び激情に支配される。
少年たちに『恐怖』は許されていない、彼らは尖兵だからだ。
その恐怖に従うことを許されてはいない、より大きな恐怖によって支配されているからだ。
「……可哀想に。あんたたちは、こんなことする必要なんざ無かった筈だ。だが――」
哀れみはある。
悲しみがある。
流す必要のないはずの血であると、その支配を行ったものへの怒りがある。
だが、それでも。
「今のあっしは、凛世さんの用心棒でね。このお嬢さんを傷つけようってなら――斬るしか、ねえな」
*
人知を超えた速度で振るわれる刀の中で、凛世はじっと息を細め耐えていた。
座頭市の瞬速の逆手居合は、後の先の究極だ。
たとえ四方八方を敵に囲まれようとも、彼は敵より後に剣を抜き、敵より先に剣を斬る。
宝具『音と匂いの、流れ斬り』、その真名開放を行わずとも、この程度の相手であれば座頭市は容易くそれをやる。
この鉄火場において凛世の役割は、彼を信じること。
盲目の剣士である彼にとって、守るべき相手が右往左往することは足枷になる。
だからこそ凛世は彼の背に立ち、じっと動かず、祈り続ける。
族の怒声が耳をつこうとも、凶器を手にその寸前まで迫ろうとも。
その寸前を超える前に、座頭市の仕込み刀が自身を守ることを信じ、動かなかった。
凛世を守るため、座頭市もまた振るう刃に容赦なく、族は袈裟に斬られ、首を突かれ、腕を斬り飛ばされ死んでいく。
そうすることを決意したのは、凛世だ。
例え、それが逃れようもなく追い縋ってくる凶悪な意思を持つ何かなのだとしても。
この決意を固めるまでに、実に一ヶ月。
最早いずれ来る本戦を前に、沈黙を保ってはいられないと決意するまで、座頭市は凛世に寄り添ってくれた。
嫌な渡世だ、と彼の言葉が耳を突く。
本当に、こんな事にならないのならどれだけ良かったことだろう、と凛世も思う。
けれど、凛世は決意した。
自らを守り、その道行きを共にしてくれる刃の持つ宿痾から、自分もまた目を逸らさないことを。
自らのいのちを守るために、自らもまた戦うと、決めたのだ。
凛世は、決して目を逸らさない。
血の匂いにむせ返ることはあっても、倒れる少年たちが死にゆくのを見て青ざめることはあっても。
彼女は決して後ずさること無く、座頭市の背につく。
今はそれが、恐怖からくる体の震えによって足が動かないだけなのかどうかも判断がつかなくとも。
座頭市の逆手斬りが舞う、舞う、舞う。
彼は一見剣の合理に反した無茶苦茶な態勢からも、盲人の合理によって敵に剣を御見舞する。
その剣は時に凛世の顔の横を通ることもあるが、凛世はそれに対し決して恐怖はしない。
恐怖するのは関東卍會の兵隊にのみ、座頭市の剣が自らを傷つけることはないと、彼女は信じている。
流石に反射で目をぎゅっと瞑ってしまうが、それでも、後退り離れることはせず。
刃が舞い、血が踊る。
しかし、切先から飛ぶ血は決して凛世に降りかかることはなく。
「およしなさいよ、無駄なこと――」
そうして、哀れな少年たちは物言わぬ屍となって、血の中に倒れ伏した。
数度、座頭市が呼びかけた勧告を受け入れたものは、ただの一人もいなかった。
哀れな子どもたちだ、座頭市は掛け値なしにそう思う。
仮に、こういった所業に及ぶ素養が元からあったのだとしても、恐怖する心さえ取り払ったものがいるのだ。
『悪』があるのだとすれば、それに他ならない。
渡世の若人たちを後に引けぬやくざの道へと引き込む『悪』が。
なんという、無駄な命の取り合いなのか。
座頭市は怒号が収まった後も、超感覚によって気配を探り――
「市さま」
その小さな声を受けて。
ああ、敵はもういないのだと理解して、刃を収めた。
座頭市の感じる凛世は傷一つ無かったが、その身は恐怖で震えていた。
「凛世さん。よっく、頑張りました」
「市さま。凛世は」
「凛世さんがあっしを信じてくれたおかげで、あっしは凛世さんを守りきれました」
信じたものに見捨てられるのは、辛いものだ。
やくざものが凶器を振るうこと、それそのものが恐ろしいのだということは理解できる。
それでも、一度寄せられた信を裏切られるということは心を裂き謂れなき憤怒を宿してしまうほど辛い。
凛世は、自分が生きた時代のものではない。
傷一つ、血溜まりの一つ、死体なぞ見ようものなら全てを見捨て逃げ出して然るべき、平和の中に生きる少女だ。
しかし、彼女は恐怖を否定せず、その上で座頭市に寄り添い、共に生きるための手段を模索しようとした。
何という覚悟か。
それは本来、凛世の抱かなくとも良い覚悟だったのだろう。
しかし、そのような理由で憐れむには、少女はあまりにも強かった。
「凛世は、日常を謳歌しました。市さまのおかげでございます。なので、ここからは凛世が、市さまに報います」
願いなんてものはない。そんなものは、なくていい。
あるのはただ、戦う覚悟。
悪を以て悪を討つ、その悲哀に隣立つための覚悟。
「市さま、凛世をお守りください。そしてその上で、市さまの思うようになさってください。
凛世の望む道と市さまの望む道は、きっと同じ方向を向いていると信じています」
血溜まりの中、凛世の紅い瞳と座頭市の白い瞳が交差する。
例え、その視線は交わっておらずとも。
この日この時、凛世は正しく日常を終え、大切に心の棚にしまい込んだ。
近くまた、棚から出すことを信じて。
杜野凛世は、聖杯戦争を戦うことを決意した。
【杉並区・何処かの公園/一日目・午後】
【杜野 凛世@アイドルマスター シャイニーカラーズ】
[状態]:疲労(小)
[令呪]:残り3画
[装備]:
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]
基本方針:日常を守るために、戦う
1:市さまは、この日予選の終了まで凛世の日常を守ってくださいました。ここよりの本戦は凛世が報います
2:予選中は自分のせいで学校が戦場にならないかどうか気が気でなかったが、終業したので一先ず安心
3:関東卍會、人々を操り兵隊としているという市さまの言葉が事実であれば……
[備考]
予選中特に隠れること無く学業と仕事に励んでいたため、一部にマスターとして認知されています。
関東卍會には今日確信を持たれ、兵隊による包囲を受けました。
【セイバー(座頭市)@座頭市(勝新太郎版)】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]
基本方針:凛世さんを、必ず生きて帰す
1:凛世さんの決意、しかと、あっしに届きました
2:こんなお嬢さんに『覚悟』決めさせちまうとは、不甲斐ねえなあ……
3:おれは『悪党』は捨て置けねえ。けれど、何よりも凛世さんを守ることが先決だ
[備考]
関東卍會の洗脳統制された兵隊を見て、それを行ったマスターとサーヴァントをより一層危険視しています。
最終更新:2022年12月16日 21:56