主スイート

Je vous aime

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「はぁ・・・・・」
雲一つとない晴天の空に吐き捨てるかのように出された一つのため息
コンラートはベンチに腰を掛けて空を眺めていた
最近コンラートには悩みがあるようだ
その原因・・・・悩みの種はこの国の魔王様でコンラートの思い人だった
コンラートの思い人、有利はこの国の魔王様で自分は彼につかえる者であるのに
あろうことか彼にコンラートは恋をしてしまったのだ・・・

彼に思いを伝えるべきか・・・・否か・・・・・と結う問題かと思いきや・・・・
答えは否だった・・・・

すでに思いは告げたのだが・・・・

コンラートの口からまた青空に向かってため息が吐き捨てられる

ことは数時間前

今日こそは有利に気持ちを打ち明けようと有利を探していれば
噂をすれば・・・だ
前方から歩いてくる有利を見つける・・・とゆうか、見つけられた
有利はコンラートの方へ走ってくる
「おーい、コンラッド~」
有利はコンラートの目の前へきて口を開いた
「コンラッド、ちょうどよかった。今らお茶づるんだけど一緒にどう?」
「ええ、もちろん。ご一緒させていただきます」
その後二人でテラスへいってお茶をして
最初は他愛もない話をしていた
しばらくすると両方とも話しをすることがなく
太陽が輝く青空を眺めながらのんびりとお菓子を口にほおばっていた
そこで、コンラートはいをけして話しをもちかけた
「有利、あなたに聞いていただきたいことがあるんです」
「何?」
有利は目線を空からコンラートへ移してコンラートの口から言葉が発せられるのをまった
そして不意に放たれた言葉
「あなたが好きです」
コンラートの予想では目をまん丸にして驚くかと思っていたが・・・・
有利はまったく違う反応を示した
「うん、知ってるよ。俺もコンラートのこと好きだよ?」
逆にコンラートの方が目をまん丸にしてしまった
「っじゃ、俺の・・・・気持ちに気づいて・・・・?」
「ww当たり前だろう?俺も、好きだよ、お前のこと。だって家族同然だもん
「え・・・・?」
おいおい・・・・まってくれよセニョリータ
「だから、おれはコンラッドは家族と同じくらい大好きだって言ってるんだよ。名付け親」
「え、・・・・いや、俺の気持ちはそうゆうことじゃなくてですね・・・・」
「俺のこと好きとかいっときながら、やっぱりコンラッドの中ではヴォルフラムとかの方が俺より上なのか?」
その言葉に絶句してしまうコンラート・・・・
で、現在に至るわけだ
心の中で浮遊し続ける自分の失態・・・
あの超鈍感な有利にあの程度の告白でどうにかなると思った自分が馬鹿だった・・・・
「さて、これからどうしましょうかね・・・・いっそのこと、派手に言っちゃいますか・・・・?」
結果がどうなろうとお前の判断は正しいぞ!コンラート!
きっと有利には派手に体当たりしないと一生振り向いてもらえないぞ!!


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