主スイート
巡ってくる世界
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交わることの無い二つの人生
でも、求め合ってしまう二人
闇は光を嫌うでも、光のなかに生きがいを見つけてしまう
でも、闇も光も交じり合うことはありえない
小さな少年がすやすやと寝息を布団の中で立てている真夜中
一人の男が少年の部屋や入り彼の頬をそっと触れる
毎日やってきては彼に触れる
それを繰り返してた
でも、今日は待ちわびていた日が訪れた
一人の男が少年の部屋や入り彼の頬をそっと触れる
毎日やってきては彼に触れる
それを繰り返してた
でも、今日は待ちわびていた日が訪れた
「狸寝入りかい?」
布団の中でびくりと体を振るわせる少年はそれも目を開けようとしなかった
それでもいい、彼が、綱吉が自分の存在に気づいてくれたそれだけで・・・・
それでもいい、彼が、綱吉が自分の存在に気づいてくれたそれだけで・・・・
男は少年の耳元で呟く
そしてまた漆黒の闇の世界に消えていった
少年、綱吉は体を起こして耳を抑えていた
そしてまた漆黒の闇の世界に消えていった
少年、綱吉は体を起こして耳を抑えていた
「雲雀・・・・恭弥・・・・・」
男はそう綱吉につげていった
次の夜また男は綱吉の部屋へ訪れる
次の夜また男は綱吉の部屋へ訪れる
綱吉の前へ現れたのは闇に酷く似合っている男だった
髪の毛も瞳も、肩にまとっているマントもすべてが黒で
その姿は酷く素敵だと思った
その姿は酷く素敵だと思った
「雲雀・・・・恭弥・・・さん?」
「そう。ずっとまっていた。この日を」
「え?」
「ずっと、君が僕の存在に気づいてくれることを、ずっと待っていた」
「そうなんですか?」
「うん、光の下にいる君を毎日見ていた」
「それなら、声ぐらい掛けてくだされば・・・・」
「そう。ずっとまっていた。この日を」
「え?」
「ずっと、君が僕の存在に気づいてくれることを、ずっと待っていた」
「そうなんですか?」
「うん、光の下にいる君を毎日見ていた」
「それなら、声ぐらい掛けてくだされば・・・・」
雲雀は首を静かに横に降る
「それは、出来ないよ」
「何故?」
「僕は、ヴァンパイアだからね」
「・・・・吸血鬼・・・・・?」
「そう、驚かないのかい?」
「この世の中何がいてもおかしくないですから」
「クスクス・・・・そうだったね。今日はこれで。」
「もうかえっちゃうんですか?」
「うん。それじゃね」
そういうと再び漆黒の世界へと消えていった
「何故?」
「僕は、ヴァンパイアだからね」
「・・・・吸血鬼・・・・・?」
「そう、驚かないのかい?」
「この世の中何がいてもおかしくないですから」
「クスクス・・・・そうだったね。今日はこれで。」
「もうかえっちゃうんですか?」
「うん。それじゃね」
そういうと再び漆黒の世界へと消えていった
それから毎晩雲雀は綱吉の部屋を訪れるようになった
他愛も無い話をした
その中で互いに相手を求めていた
その中で互いに相手を求めていた
たまに口付けをして体をつなげていた
綱吉はまだ息の整わない声で雲雀問う
「なんで雲雀さんは俺の血をすわないんですか?」
「君の時間をとめたくないから・・・・」
「時間を・・・・とめる・・・・?」
「そう。」
「どうゆうことですか?」
「僕は、ヴァンパイアだからこの先何千年もある途方も無い時間を過ごすんだ
今までに沢山の人間が死んでいくのを見たよ。いつだって、人間は僕達より先に死んでいく
でも、人間の血をすえばその人間は自分のパートナーとなって一緒にその長い時間を過ごしていくんだ」
「だったら、すってください。」
「それは出来ないよ。君には分からないだろうけど、僕のパートナーになれば君の沢山の大切な人が自分よりも
早く死んでいつも、取り残されて孤独な人生を歩むことになるんだ。」
「雲雀さんは・・・・・さびしくないですか?一人で・・・」
「僕はなれたよ。でも、君に家族や友達を捨てることが出来るかい?」
「え?」
「ヴァンパイアに血を吸われたものは体質が変わって闇から抜け出せなくなる。
僕はヴァンパイアだから光の下へは出られない。パートナーもそうなってしまう
そうなると、もう気君は暗闇でしか行動が出来ないから、友達とも、家族とも会えなくなるんだ・・・」
「・・・・・」
「ほら、君がそんな顔をするから僕は出来ない。君とこうやって夜に出会えることだけで幸せだよ」
「でも・・・」
「でもじゃないよ。そろそろ僕は帰るよ。太陽ももうちょっとしたらのぼってしまうからね」
「・・・・・・はい」
「君の時間をとめたくないから・・・・」
「時間を・・・・とめる・・・・?」
「そう。」
「どうゆうことですか?」
「僕は、ヴァンパイアだからこの先何千年もある途方も無い時間を過ごすんだ
今までに沢山の人間が死んでいくのを見たよ。いつだって、人間は僕達より先に死んでいく
でも、人間の血をすえばその人間は自分のパートナーとなって一緒にその長い時間を過ごしていくんだ」
「だったら、すってください。」
「それは出来ないよ。君には分からないだろうけど、僕のパートナーになれば君の沢山の大切な人が自分よりも
早く死んでいつも、取り残されて孤独な人生を歩むことになるんだ。」
「雲雀さんは・・・・・さびしくないですか?一人で・・・」
「僕はなれたよ。でも、君に家族や友達を捨てることが出来るかい?」
「え?」
「ヴァンパイアに血を吸われたものは体質が変わって闇から抜け出せなくなる。
僕はヴァンパイアだから光の下へは出られない。パートナーもそうなってしまう
そうなると、もう気君は暗闇でしか行動が出来ないから、友達とも、家族とも会えなくなるんだ・・・」
「・・・・・」
「ほら、君がそんな顔をするから僕は出来ない。君とこうやって夜に出会えることだけで幸せだよ」
「でも・・・」
「でもじゃないよ。そろそろ僕は帰るよ。太陽ももうちょっとしたらのぼってしまうからね」
「・・・・・・はい」
それだけをいうと雲雀は薄暗い部屋から消えていった
それから彼は部屋に来なくなった・・・・・
「どうして・・・・こないんだろう・・・・・」
綱は今日も光が苦手な彼のたまに電気を消してベッドの上に座っていた
今日は満月の夜・・・・
満点の星・・・・・今日も彼は来ないのか・・・・・
今日は満月の夜・・・・
満点の星・・・・・今日も彼は来ないのか・・・・・
そのときがらがらとドアがあけられて
待ちわびていた彼がやってくる
待ちわびていた彼がやってくる
「雲雀さん!!!」
綱吉は立ち上がり彼の体に飛びついた
「雲雀さん、なんで今まできてくれなかったんですか?」
頬をプクリと膨らます綱吉の体をベッドの上に押し倒す
頬をプクリと膨らます綱吉の体をベッドの上に押し倒す
雲雀の表情を覗き込むと目を赤く光らせる雲雀の表情
いつもと違う雰囲気の雲雀に恐怖を覚えて腕から逃れようとするが
体を抑えられて逃げられたない
体を抑えられて逃げられたない
だめだ・・・・・なんで・・・・僕は・・・・・
意識が朦朧とする
体が君をもとめてしまう・・・・・逃げて、綱吉・・・・
僕が君を傷つける前に・・・・
心の中でそう叫ぶのに僕の体が君を求めてとまらない
嫌がる君の服を切り裂いて白い体に後を残して
突き上げて・・・・
意識が朦朧とする
体が君をもとめてしまう・・・・・逃げて、綱吉・・・・
僕が君を傷つける前に・・・・
心の中でそう叫ぶのに僕の体が君を求めてとまらない
嫌がる君の服を切り裂いて白い体に後を残して
突き上げて・・・・
首筋に牙を向ける
でも心の中の自分がそれを阻止する
だめだ・・・と
だめだ・・・と
「ゃっ、ひば、・・・・んあぁはぁ」
「ぃ、痛い!!いったぃ・・・・ょぅ・・・・」
逃げてと叫ぶも声にならない
いつしか心の中で自分を支えていた、抑えていた自分の神経さえ途切れる
いつしか心の中で自分を支えていた、抑えていた自分の神経さえ途切れる
僕が求めるものはもう君の血だけでなく、体さえもとめて
君のしろい首筋へ牙を向けてガブリと噛み付く
君のしろい首筋へ牙を向けてガブリと噛み付く
血をすおうとしたとき・・・・・
体が止まる・・・否、動かなかった
目から一筋の涙がこぼれて頬を伝って綱吉の体にはじけてちった
目から一筋の涙がこぼれて頬を伝って綱吉の体にはじけてちった
首筋から牙を離して組み敷いている体を見る
「あぁ・・・・」
後悔した・・・・
体に付いた僕のキスの後、下半身は自分と綱吉をつなぐ接合部分が痛々しかった
体に付いた僕のキスの後、下半身は自分と綱吉をつなぐ接合部分が痛々しかった
闇に君を染めてしまおうとした・・・・
君の時間をとめようとしてしまった
君の時間をとめようとしてしまった
&bgsound(Lullaby_For_A_Morning_Star)
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