暖かい・・・
目が覚めると異様な光景が広がっていた
あろうことか俺は雲雀さんに膝枕してもらって横になって寝ていた
あろうことか俺は雲雀さんに膝枕してもらって横になって寝ていた
頭上には書類に目を通している雲雀さん
でも怒っている様子はなくただ平然とした顔
でも怒っている様子はなくただ平然とした顔
でも俺はそんな平然としていられるはずが無い
怒られるとかそんなんじゃなくて、恥ずかしさから
怒られるとかそんなんじゃなくて、恥ずかしさから
「起きたと思ったら一人百面相?」
たじろいでいると頭上から降ってくるため息交じりの呆れたといわんばかりの言葉
「す・・・すみません・・・」
「別に怒っているわけじゃないよ」
「別に怒っているわけじゃないよ」
体を起こしてソファーに座りなおす
(まだ・・・暖かい・・・)
あんなに手は冷たいのに触れていた背中は異様に温かい
少し目をグシグシとこすっていたら雲雀さんから驚きの言葉が出てきた
それば俺も望んでいたことだけれど、まさか
雲雀さんの口から言ってくれるなど・・・・まさかのまさかで
ポケントあほ面をかもし出してしまった
それば俺も望んでいたことだけれど、まさか
雲雀さんの口から言ってくれるなど・・・・まさかのまさかで
ポケントあほ面をかもし出してしまった
「次の休みどこか一緒に出かけようか」
「・・・・へ?」
「・・・・へ?」
あの、群れを嫌う雲雀さんが・・・・あの、雲雀・・・・さんが・・・・
まさかとおもい聞きなおす
まさかとおもい聞きなおす
「だから、あさっての土曜日一緒にどこか出かけようっていってるの。何べんもいわせないでくれる」
「え・・・・あっ、はい!!嘘・・・雲雀さんが・・・・///あ、ありがとうございます!!」
「何、いきなり元気になって・・・馬鹿じゃないの。ほら、もう一時間目始まるよ。早くいきなよ」
「はい!!有難う御座います。それじゃ、また放課後」
「え・・・・あっ、はい!!嘘・・・雲雀さんが・・・・///あ、ありがとうございます!!」
「何、いきなり元気になって・・・馬鹿じゃないの。ほら、もう一時間目始まるよ。早くいきなよ」
「はい!!有難う御座います。それじゃ、また放課後」
「・・・・別に、君のためとかじゃないから・・・・」
応接室を出て行った後一人でつぶやいた
教室に戻るとすでに獄寺や山本がいた
「10代目!!おはよう御座います」
「ツナ、おはよう」
「おはよう、ごめんね今日先にいっちゃって・・・」
「いえ」
「いいって、いいって。」
「ツナ、おはよう」
「おはよう、ごめんね今日先にいっちゃって・・・」
「いえ」
「いいって、いいって。」
がらがらと扉が開けられ先生が入ってきたためそれぞれ自分の席へとつく
綱吉の頭のなかはあさってのことでいっぱいだった
土曜日、何を着ていこうとか何を持っていこうとか
まるで初デートの女の子みたいに・・・・
いや、百歩譲っても女ではないが初デートなのは一緒だ
土曜日、何を着ていこうとか何を持っていこうとか
まるで初デートの女の子みたいに・・・・
いや、百歩譲っても女ではないが初デートなのは一緒だ
はやく放課後になればいいのに
そして早く待ち合わせ場所を決め手、時間を決めたい
そして早く待ち合わせ場所を決め手、時間を決めたい
そんな思いが綱吉の頭の中をさまよう
早く、早く
授業など頭の中に入るわけもなく
ただ時計ばかりを眺めて早く時間が過ぎればいいと思っていた
ただ時計ばかりを眺めて早く時間が過ぎればいいと思っていた
やっと4時間目が終わり獄寺と山本と昼食にする
綱吉の顔は何時も異常に笑顔で・・・とゆうよりにやけていた
綱吉の顔は何時も異常に笑顔で・・・とゆうよりにやけていた
3人で他愛もない話をしているところ何故か部屋に沈黙が訪れる
これは昼休みにいきなり皆が静かになってその数秒後にその沈黙に皆が思わず笑い出すなんて
可愛いものではない
言うならばこの雰囲気は何かに・・・・そう恐れているような
可愛いものではない
言うならばこの雰囲気は何かに・・・・そう恐れているような
綱吉はこの沈黙をしっている
もしやと思い扉のほうを見るとやはり、そこには雲雀がいた
もしやと思い扉のほうを見るとやはり、そこには雲雀がいた
雲雀は淡々とした足取りで中に入ってくると綱吉の前で止まった
山本は相変わらず恐れることなく
「よう!雲雀、お前もご飯一緒に食べに来たのか?」
なんてそんなわけあるかってゆう質問するし
獄寺も今にも取って捕まえそうな顔で見上げている
「よう!雲雀、お前もご飯一緒に食べに来たのか?」
なんてそんなわけあるかってゆう質問するし
獄寺も今にも取って捕まえそうな顔で見上げている
「これ時間だから、遅れないでよね」
まさか雲雀自ら着てくれるとは思っていなかった綱吉の顔は嬉しさからみるみる笑顔になっていく
「なあ、ツナそれなんだ?」
「なんすか、果たし状っすか!!??」
「え、ち、違うよ・・・その・・・・なんてゆうか・・・・約束」
「約束?」
「あの、土曜日さ・・・会う約束したんだ・・・・///」
「へー遊びの約束か~楽しんでこいよ」
「なっ!十代目、あんなやつと土曜日約束ですか!やめたほうがいいですよ。」
「大丈夫だよ//」
「なんすか、果たし状っすか!!??」
「え、ち、違うよ・・・その・・・・なんてゆうか・・・・約束」
「約束?」
「あの、土曜日さ・・・会う約束したんだ・・・・///」
「へー遊びの約束か~楽しんでこいよ」
「なっ!十代目、あんなやつと土曜日約束ですか!やめたほうがいいですよ。」
「大丈夫だよ//」
ヒラヒラと手を振って獄寺を落ち着かせると途中だった弁当を口の中に駆け込んだ
周りからはあの雲雀と約束だなんて・・・・っと好奇の目を向けてくる
それを知らないふりをしてご飯を口の中に駆け込む
周りからはあの雲雀と約束だなんて・・・・っと好奇の目を向けてくる
それを知らないふりをしてご飯を口の中に駆け込む
「喉詰まらせるぞ~ツナ」
そんな言葉も今は綱吉の頭の中には響かない
ただ土曜日のことを思うとわくわくが止まらない
ただ土曜日のことを思うとわくわくが止まらない
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