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好きでたまらない1

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今俺の手の中で眠る小さな子
こうしてみると小さいのに実際にはもっと誰をも超えるほど大きい

自分の意思をきちんともっていソレを成し遂げる
誰をも魅了して誰をも救う
俺もそのうちの一人だと思う

だからこうやって俺の手の中で眠っているだけで奇跡だろう


  • 好きでたまらない

今日も平和に過ぎて行こうとした時間に突然廊下に現れたヨザック
しかしその姿は何時ものかっこいい格好とはかけ離れたグリエちゃんの格好(≒女装)とゆう格好で現れた

「シャッラ~ン♪陛下v」
「わっ!!!∑ヨヨヨ・・・・ヨザック!?」
「違うわよ~あたしは、グリエちゃんよ~♪」
「え、え~っと・・・・グリエちゃん、今日はどうしたのこんな格好して・・・」
「ちょっといいかしら?」
「え、うん別にいいけど・・・何か話し?」
「はい、ちょっと」
「それじゃここじゃなんだから俺の部屋に来る?お菓子あるし」
「はい」



「それで?話って何?ヨ・・・、グリエちゃん」
「俺と付き合ってください」
「何処に?」
「・・・・え・・・いや、そんな冗談じゃなくて告白してるんですよ」
「ヨザック好きな人できたのか!?おめでとう!!って・・・まだ祝うの早いかwwあははは」
「・・・・・・・・(鈍い、鈍すぎますよ坊ちゃん)」


――――数日前

「ふ~ん・・・・渋谷にねぇ~・・・それはちょっと難しいんじゃないの?」
「何故です?俺が男・・・だからですか?」
「まぁーそれもあるけどね・・・・ほら、渋谷って鈍いし・・・」
「まぁ、確かにあの人自分のことに対しては鈍そうですもんね」
「渋谷は究極のお鈍さんだとおもうよだって痴漢されて気付かない人だからね・・・」
「痴漢!!??しかも気付かないんですか!?」
「うん・・・この前二人で遊びに行ったときにさ、」

数ヶ月前の夏
有利と村田は電車にのってちょっと遠くに遊びに行った
しかしその電車であらぬことに有利が巻き込まれた

そこかで混雑しているわけではないが、それなりに体がぶつかり合う車内
当然鞄などが人に当たったりするわけで・・・・

(なんだよ・・・さっきから鞄当たってるって・・・・)

何も反応を見せない有利に男の手が大胆になる
先ほどまでは鞄だったのに対して直接手で触れてきたのである

「ふぎゃっ!!(な、なんかもぞもぞする~~探し物でもしてるのか?)」
「どうしたの、渋谷?」
「いや~満員電車って大変だね~」
「え?・・・・・」

村田はさすがにちょっと嫌な感じがしたわけで・・・・ちょっと有利に近づいて後ろ下を覗いて見る
あまり人の体とかで見えないけど隙間から見えた光景にまさかと思い
有利のすぐ後ろにいた男の顔を見てみる

さっきから有利ばかりを見ている・・・
すかさず村田は有利の肩をつかむと自分の後ろへと誘導しようとしたが、
やはり何処も危険なので窓側へ行く際に先ほどの男の足を思い切り踏んで有利とともに窓側へと移動したのである

「それでさ、渋谷を窓側に行かせてさ・・・・はぁ、本当モテナイ暦=年齢・・・なんてこといってるけど男だけに亜も手テルよね~・・・・・・本当にあの男限定のモテ体質は何とかしてほしいよね・・・・」
「さすが、坊ちゃん・・・・」
「笑いごとじゃないんだからー。現に君だって渋谷に惚れてるじゃないかー」
「まぁ・・・・」
「とりあえず渋谷には曖昧な言葉では通じないよ。はっきりといわなきゃだめだよ。」
「分かりましたそれじゃ、はっきり言ってきます」


そして現在

どうだろうか・・・・
これはさすがに手ごわいと思う
ヨザック的にこれはさすがに分かってもらえただろうと思ってた・・・・
それなのに・・・・
この、目の前の、陛下は自分が告白されているなんてかけらも考えず
自分にお前好きなやつがいるんだなーてきなことを言われて
さすがにカックシきている様子だ

「はぁーーーーー・・・・・これは手ごわいな~よし、決めました!!」
「ん?今から告白してくるのか?」
「告白はもう後ででいいです」
「なんだよ、怖気づいたのか?」
「そうじゃありませんよ。このまま告白してもだめな気がするんで、まず相手に俺がどんなけ大切に思っているか分かってもらうんですよ」
「おお!!それいいね!そしたらきっとその子も・・・ヨザックさん、こんなにも私のことを・・・・うれしいわv・・・・ってなるかもねww」
「そうだといいんですが・・・・」


そして、ヨザックの自己アピール作戦は始まったのだった




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