主スイート

好きでたまらない2

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だれでも歓迎! 編集
あの後ヨザックはまず自分は役に立つんだ!!だからそばにいてくれるととても助かるわーなんてことを有利に思ってもらうために、有利のそばにいてお手伝いをすることにした。

有利が歩く横で堂々と一緒に歩く
「ん?どうしたんだよさっきから俺のところついてきて」
「んーまぁー気まぐれですよ。何かすることあったら言ってくださいね」
「え、いいよ別にーそれに多分俺が何かするときはコンラッドが来てくれると思うし・・・・」
「・・・・いいじゃないですか、一人より二人、ですよ」
「ま・・・まぁ、そりゃそーだけどさ、でもさ、ヨザックだって忙しいだろう?」
「俺は、気まぐれですから。好きなことをしますよ。」
「そ、そう?」
「えぇ」

まず有利は喉を潤わせてからそこでちょうどあったグレタに頼まれて図書室に一緒に向かう
そのときグレタとともに行動していたコンラッドも同伴したのだが・・・
「どうしたんだ、珍しいなお前が何処にも旅に出ずに城の中にとどまっていたかと思うと陛下と一緒に行動だなんて・・・」
「まぁ、俺は気まぐれだからな。」
「そうか」
「あ、坊ちゃん肩にゴミがついていますよー」
「え!?嘘、何処何処?」
「嘘ですよ」
「なっ騙したなー・・・・って!!」
「?どうしたんですか」
「あっ、あっあれ!!」

有利が指差した空を見上げるが何も無い・・・

「プッ!!嘘だよ~~」
「あ、騙しましたねー!!」
「これでおあいこww」
「「あっ!!グレタ!!」」
「グレタを騙そうたってだめだよ!!」
「ちっ、違う!!」
「本当ですよ、足、足見てください!!」
「ぎゃー!!ヨザック助けろーー!!」
「いやですよ、俺もこれ苦手なんですよ!!」
「え・・・・えっ・・・・な、何!?」

二人の反応に本当と思い込んだグレタは足元を見てみる
しかし案の定何も無くて
気がついた時には有利とヨザックは走って逃げていた

「「うっそ~♪」」
「あぁー!!だましたなーー!!まてーーー!!」

グレタは二人を追いかけてパタパタと走っていってしまった
一人取り残されたコンラッドは口の端をあげてクスリと笑う

「話したいなら、触れたいなら普通にすればいいのに・・・・」



一足遅れてついた図書室では
有利の足元にグレタが座り隣でヨザックが本を朗読していた
たまにちょくちょくと有利の表情を伺いながら

『あいつがあそこまでのめり込むものがこの世に女装以外に存在するとわ思って無かったよ・・・・』

ヨザックは今までにいろいろなものに興味を持つもすぐに飽きてポイだ
しかし何故か女装とゆうものにはものすごく興味を示したのだ

それからもう何年もたっていまだに女装以上にのめり込めるものを見たのは初めてだ
有利を見る目は今まで異常に優しく、想いがこもっている気がする

自分も反対側の椅子を引くと腰を下ろし一緒に本を見る
それからどのくらい時間がたっただろうか
窓から差し込む光が少し薄暗くなってきたころ
有利たちは図書室からでて大広間に集まった

まだ夕食まで早いため
すこし食べ物をつまみながら他愛も無い話をした
ヨザックノ目は相変わらず有利に好意を抱いた光を放っていた


 


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