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ありがとうの気持ちを 1827

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だれでも歓迎! 編集
有難うをいいたい
しばらく会えなくなってしまう前に

早く 早く

俺にはもう・・・・・


時間がないのだから




ボンゴレの地下でつながっている雲雀の本拠地
長い廊下を駆けて雲雀のいる場所へと向かう

赤い絨毯の上を駆け足でかけている無効から草壁さんが向かってくる

「あ、草壁さん、雲雀さんいますか?」
「はい、居間の方にいますよ」
「わかりました有難うございます」

俺は草壁さんの隣をとおり過ぎて奥へと向かっていく

最奥へと行くと行き止まり
そこには襖が有るのみ

肩で息をしながら襖に手をかけて横にスライドさせる

「しつれいします」

奥へと入っていくと窓辺に引いてある布団の上で眠る雲雀さんがいた
枕元に腰を下ろす

雲雀さん・・・?ねているんですか?」
光が雲雀の黒い頭を照らしてきらきらと輝いていた
輝く髪をサラリと撫でる

「雲雀さん、俺今日の夜ここを発ちます。また戻ってきますから・・・・それまでの」


お別れです


「しばらく貴方のそばを離れることを許してください。きっと、過去の俺たちがなんとかしてくれます。」

寝ている雲雀さんへと俺はしゃべり続ける。この声は届いてないかもしれないのに・・・・・

「正直、まだ14~5歳の子供につらい未来を押し付けるのは酷だと自分でも思ってます。それでも、あのころの俺たちが一番可能性を持っているから。だから俺は過去の自分に未来を、今(未来)をかけます。きっと何とかなりますよ。そしたらまた」

――――また一緒にすごしましょう


「そして有難うございました」


また俺が帰ってきて『有難う』を言うまでのお別れ



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