主スイート

俺はママ?

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カーテンの隙間からこぼれる光で目が覚めた一番最初に目に入ったのは雲雀の顔だった
雲雀の腕と足はしかっり綱に巻きついていて起き上がることができなかった
昨日あった出来事はうそのようにシーツがキレにされていてちゃんと綱は服を着ていた
寝ている間に雲雀が着せてくれたのだろう
雲雀は上半身裸のままだった
綱は雲雀の胸にそっと耳を押し当てるとトクントクン・・・と心音が聞こえた
その音が心地よくてしばらく聞いていた
雲雀はまだ置きそうに無かった
「ん・・・・」
雲雀が寝返ると雲雀の腕が少し緩む
喉が渇いたのでひばりの腕から離れようとして後ろに少し下がってみたとき背中に暖かいものがぶつかった
なんだろうと後ろに首を無理やりに傾けてみるとそこには目を疑いたくなるような光景が広がっていた
「えっ・・・・なわけないよね・・・・」
これは夢なのかとほっぺたを引っ張ってみるけど痛い・・・
もう一度後ろを見てみるとやはりそこには先ほどとは変わらない光景が広がっていた
半ば混乱状態だった
とりあえず雲雀を起こそうと肩を揺すると雲雀が薄く目を開いた
「何・・・?綱吉・・・」
「後ろ・・・後ろに・・・・」
「後ろ??」
雲雀は自分の後ろを見たしかしそこには何も無い
「何?からかってるの?」
「違う・・・そうじゃなくて・・・・俺の・・・後ろ・・・」
雲雀は目線を綱の後ろに目を向けた
すると雲雀の動きが固まった
そこには・・・・すやすやと眠るツナの姿と自分の姿だった
しかし殻がとても小さくてまるで過去の自分のようだった
「ッ!!もしかして・・・・・昨日の・・・・」
「・・・・ワオ☆願いがかなったの??」
そう昨日雲雀は双子の子供を授かるように願っていたのだ
「うそ・・・・本当にかなっちゃったの???」
「そうみたいだね・・・」
雲雀は体を起こしてツナの体を起こして息子(?)を抱えてみた
どこからどう見てもその顔は自分とツナの顔だった
隣でツナは自分に似た子供を抱えてほっぺたを触ってみた
子供の肌だからかもちもちしていた
何より本物なのだと実感させられた
雲雀は綱とそっくりの子供に顔を近づけてまじまじ見ていた
「ん・・・・」
子供が目を覚ました
「パパ!?」
「ワオ☆綱吉・・・きいたかい??僕のことパパだって」
「パパにゃんで・・・はだかなの??」
「ママと夜の営みをしていたんだよ?」
「いとなみ??」
「って!!雲雀さん幼児に何をおしえているんですか!!ってかママって誰!!」
「ママ??どうしたの??」
すると自分の腕の中で寝ていたチビヒバが目を覚まして問いかけてきた
「え・・・??ママ・・??誰が??」
「「ママはママだよ?」」
そう真剣な目で幼児二人に返されて唖然とする綱
そんな綱の肩を抱き寄せて雲雀は「ママは綱だよ。ね」
そう子供達につぶやいた
「・・・・俺がママ?」
「そうだよ・・・今日から子持ちの新婚製かつんだね」
「新婚生活???」
「そう・・・ラブラブのね」
「レンくんも!」
「何いってるの??ママとラブラブなのは李蓮だよ」
「何いってんの??僕だよ!!」
蓮と名乗った子の言葉に雲雀はかちんと来たらしい
二人の間にはバチバチと火花が散ったように見えた
雲雀さん・・・・そっくりだ・・・)
「ってか、レン君って本当に名前は何??」
「レン君は蓮李だよ?わちゅれっちゃったの?ママ」
(顔に似合わずかっこいい名前・・・)
今にもなきそうなレンを抱えてとりあえずあやす俺・・・・
マジで・・・ママになっちゃったのか??
14にしてパパならぬママになっちゃって・・・・大丈夫か??俺!!



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