サブマリン707R
●7.07点
世界征服を企む謎の組織USRと、世界各国の海上戦力の
連合軍PKNとの死闘を描くSF海洋ロマン。物語はおもに
USRの潜水艦UX-1とPKN所属の707I & II の間で描か
れる。作画レベルに関しては劇場公開作品レベルで、個別
評価なら10点いれてもいいほど(戦闘描写のリアリティに
ついては知識がないのでわからず、すみません。SF兵器が
出ている時点で制作側がわりきっている感もあり)。とくに
『青の6号』のころに比べて、CG合成の違和感がほとんど
なくなり、ストレスなく画面に集中できることを評価したい。
(CG合成の進歩と、見る側のなれの双方あるかも)
世界征服を企む謎の組織USRと、世界各国の海上戦力の
連合軍PKNとの死闘を描くSF海洋ロマン。物語はおもに
USRの潜水艦UX-1とPKN所属の707I & II の間で描か
れる。作画レベルに関しては劇場公開作品レベルで、個別
評価なら10点いれてもいいほど(戦闘描写のリアリティに
ついては知識がないのでわからず、すみません。SF兵器が
出ている時点で制作側がわりきっている感もあり)。とくに
『青の6号』のころに比べて、CG合成の違和感がほとんど
なくなり、ストレスなく画面に集中できることを評価したい。
(CG合成の進歩と、見る側のなれの双方あるかも)
ただし、一番の問題は全体の尺があまりにも短いことで、
壮大であろう作品世界を描ききるには、OVA2巻ではあまり
にも短すぎ。銀英伝でいえば『わが征くは星の大海』だけで
終わってしまったような、顔見せだけで終わってしまった
印象を受ける。また、戦争によって描かれる熱い海の漢たち
のドラマと、あきらかにロリ・ショタむけと思われる萌えキャラ
が共存していることにも違和感あり。(ただし、どちらの
クオリティもそれぞれ高いのが悩ましいところ)潜水艦の戦闘
の特徴である、暗闇を息をひそめ手探りで進みながら、相手
の腹を探りあうような緊張感もやや薄かったか。それでも
このペースであと3巻くらいつづけて、提示された要素の半分
でも描いてくれれば、かなりの作品に仕上がったと思われる
のが本当に惜しい。そういう思いのこもった点ということで、
どうかよろしく。
壮大であろう作品世界を描ききるには、OVA2巻ではあまり
にも短すぎ。銀英伝でいえば『わが征くは星の大海』だけで
終わってしまったような、顔見せだけで終わってしまった
印象を受ける。また、戦争によって描かれる熱い海の漢たち
のドラマと、あきらかにロリ・ショタむけと思われる萌えキャラ
が共存していることにも違和感あり。(ただし、どちらの
クオリティもそれぞれ高いのが悩ましいところ)潜水艦の戦闘
の特徴である、暗闇を息をひそめ手探りで進みながら、相手
の腹を探りあうような緊張感もやや薄かったか。それでも
このペースであと3巻くらいつづけて、提示された要素の半分
でも描いてくれれば、かなりの作品に仕上がったと思われる
のが本当に惜しい。そういう思いのこもった点ということで、
どうかよろしく。