「くはははは!見るがいい愚民ども!これがこの魔全裸王の新たな力!白き破滅(いいえケフィアです)だ!」
道行くカップル参加者に白き破滅(略)をぶちまけているのは、黒のカリスマの手駒、魔全裸王。
彼の目的は黒のカリスマの命に従うことが基本だが、彼の構成物は性質の悪い変態×2。
東京都消滅の際の放送でもわかるが、自我と欲望はしっかり残っているのだ。
「俺以外のモテ男は滅びよ!女は我がケフィアに塗れながら我を讃えよ!」
【不特定多数のモテ男@様々な作品】白き破滅によるショック死
主催者がこうも堂々と参加者を間引くのは通常ありえない。
だがこの魔王は主催者である以前に一人(二人)の変態なのだから仕方がない。
「マスター!前方に熱源反応!」
「むっ!?」
そんな魔全裸王の正面から突如爆炎が飛んできた。
逃げる参加者ばかりで、まさか自分が攻撃されるとまでは思っていなかった魔全裸王。
しかし進化を続ける彼は、そのまま黒き羽で炎を受けとめた。
「ほう……この偉大なる魔全裸王に刃向かう者がまだいたか!」
「君、姿が変わったけど右代宮譲治でもあるね?やっと見つけたよ☆」
「あいつが……服をさらに脱げと言ってた変態主催者……」
魔全裸王に攻撃を仕掛けたのは、魔全裸王と同じく全裸の男女、マイスとトゥーナだった。
ただ強き者との戦いを求める、自称殺戮のエリートたる彼らは右代宮譲治を追い続け
そしてようやく右代宮譲治の融合体を発見したのだ。
「まったく、禁止行為にはまいったよ☆僕たち最初から全裸だから荷物すてるしかなくて」
「……変身時の体毛を服二枚分抜くかどうか結構悩んだ」
「結構いい支給品だったから捨てたくなかったけど、
夜は冷えるからね。
泣く泣く捨てたんだ☆その恨み、この場で戦ってはらすとしようか!」
「ふん、身の程知らずが」
敵意を顕にするマイスに対し、魔全裸王は余裕の態度を崩さない。
あのそはらを倒せた自分に、女の子のおっぱいを揉む度に
強くなる自分に、勝てる相手などいない。
その絶対的な自信が彼にはあった。
「大きなおっぱいこそ至高!揉めるだけの胸もないような女を妻にする貴様に……
巨乳の力を理解していない貴様如きでは、この魔全裸王には勝てん!」
ブチッ
そして、つい逆鱗に触れてしまった。
「巨乳至上主義か……土に還ったほうがいいね☆」
「……焼く」
「っ!?」
一気に気が高まったと思った瞬間には魔全裸王は飛んだ。
その直後、魔全裸王が立っていた場所はズタズタに切り裂かれ、焼け焦げていた。
僅かでも反応が遅れたら、流石の魔全裸王も無傷ではいられなかっただろう。
「す、少しはやるようだな……!」
「マスター、ここは私が」
一瞬だけ冷や汗を浮かべた魔全裸王だが、すぐにそれをおさめて不敵な笑みを浮かべた。
こっちにはイカロスがいるのだ。
そはら級の化け物でもない限り、自分たちが負けることはありえない。
「ふぅん、その子は少し厄介そうだね☆ちょっと大人しくしていてもらおうか!」
「!?……っ
ああああぁぁぁぁ!?」
だが次の瞬間、魔全裸王は信じられない光景を目の当たりにした。
前に出たイカロスが、一瞬で撃墜されたのだ。
イカロスに目立った外傷は一切ない。
しかし彼女は確かに地に墜ち、立ち上がろうとしてもそれが出来ずにガクガクと震えるだけだ。
「き、貴様!俺のイカロスに何をした!?」
「別に、ちょっとこのラブ飲みドリンクをまとめて彼女に投げつけただけさ☆死にはしないよ」
「な、なんだその液体は!?剣もだが、貴様らの所持品にそんな物はなかったはず!」
「武器や道具の製造は、放送でもちゃんと認められてるじゃないか☆
この液体は強制惚れ薬、ぶっちゃけると所謂媚薬さ。
老若男女問わず、どんな人も10回も使われたら僕無しでは生きられなくなるね。
邪道だからって先輩は使うのを嫌ってたみたいだけど、僕は容赦無く使うよ☆」
「なん……だと……!?」
マイスの手の上で踊る禁断の薬を見た魔全裸王は震えあがった。
強い忠誠心のお陰でなんとか保っているが、これ以上ぶっかけられたらいくらイカロスでも危ない。
惚れ薬となると、イカロスが寝返る可能性まで出てくる。
そうなれば自分の敗北はほぼ確定したも同然。そんな未来を想像し、魔全裸王は震えたのだ。
もし自分もそんな便利な薬が使えたら……と想像して興奮した震えも実は混じっていたが。
とにかく、イカロスはもはや戦えない。こうなると一対二の戦いだ。
考え抜いた魔全裸王は……
「………………よし、その薬の調合方法を俺に教えてくれたら、特別に貴様ら見逃してや
「瞬迅!烈空!雲裂!双突!羅閃!」
「エクスプロージョンエクスプロージョンエクスプロージョンエクスプロージョン……!」
「ぐああああぁぁぁぁ……!」
上から目線も災いし、空中連撃と多重爆発により遥か彼方へと吹っ飛ばされた。
※ ※ ※ ※
「しまった……」
「爆風と土煙で見失っちゃったねぇ……」
魔全裸王に激しい攻撃を加えた二人であったが、彼がまだ死んでいないであろうことはわかった。
目的のひとつ、自分たちのレベルが上がった形跡がないからだ。
「……どうする?」
「悪運が強いのは右代宮譲治の力なのかな?
仕方がない、他の強そうな人を見つけて戦うとしようか☆」
剣に付いた血を振り払い、全裸の二人は他の強敵を求めて再び歩き始めた。
【一日目・18時00分/神奈川県/天候・雨】
【マイス@ルーンファクトリー3】
【状態】健康、全裸、レベル10001、裏人格
【装備】アーネストエッジ、太陽のペンダント、変身ベルト
【道具】ラブ飲みドリンク×1
【思考】
基本:主催者やアンチ連盟、強い奴と戦ってさらにレベルを上げる
1:仕方がないので他に楽しめそうな人を探す
2:魔全裸王と再び出会ったら、今度は確実に殺す
【トゥーナ@ルーンファクトリー3】
【状態】健康、全裸、レベル10001
【装備】インビジブレード
【道具】無し
【思考】
基本:マイスのサポート
1:できれば殺人はしたくないが、魔全裸王は殺す
2:服着たい
【イカロス@
そらのおとしもの】
【状態】中疲労、戦闘モード「空の女王」、主催者、一定時間行動不可
【装備】色々
【道具】支給品一式、その他色々
【思考】基本:黒のカリスマとマスターに従い、主催者として
ゲームを進行
0:薬の効果が薄れたらマスターとの合流を目指す
1:マスターと黒のカリスマの邪魔をするものは排除
「がっ……!馬鹿な、何故この俺が負ける……!?」
その頃、飛びに飛んだ魔全裸王はなんと長野県まで飛ばされていた。
生きてはいるが、完全に想定外のダメージ。黒き羽も所々が欠けている。
「何故だ!何故!?俺はおっぱいの、巨乳の力を知る王だぞ!その俺が何故あんな奴らに……!」
白き破滅を使えなかったせいもあるかもしれないが、彼は自分が敗北した理由がわからなかった。
そんな時……
「それは、あなたが悲しい差別をしているからです」
「!?」
「何故争うのですか?大きさの違い、ただそれだけのことで。
それだけじゃない、この悲しい殺し合いにも同じことが言えます……」
「……そんな単純なことじゃ……っておい待てお前!」
謎の選挙カーに乗った少女からダメ出しをされ、魔全裸王は唖然とする。
しばらくしてから車を追おうとするが、その姿は早くも見えなくなっていた。
「……何者だ今の女?まあとりあえずまた見つけたらおっぱいを揉んでおこう」
【一日目・18時05分/長野県/天候・雪】
【魔全裸王@桜井智樹×右代宮譲治】
【状態】ダメージ大、困惑、全裸、ギャグパート、落とし穴無効、主催者 、進化中
【装備】股間に黒い羽(損傷)、魔王装備
【道具】支給品一式
【思考】基本:黒のカリスマに従い、主催者としてゲームを進行
0:イカロスとの合流を目指す
1:ゲーム進行。邪魔する者は殺す(黒のカリスマ以外)
2:セワシ、ミクトラン、桂馬、マイス達も殺害対象に
3:更なる強さを手に入れる為女の子のおっぱいを揉みにいく
4:クレアのおっぱいも揉む
※アッコさんを女として見ていないようです
【クレア・ベネット@
テイルズオブリバース】
【状態】健康
【装備】銀のおたま、金のフライパン、議員選挙カー
【道具】支給品一式、その他支給品
【思考】
基本:この世界のあらゆるものの共存を目指す
1:ヴェイグを探す
2:ヴェイグ以外の仲間も探す
※どこに向かっているかは不明です
最終更新:2011年03月17日 01:12