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蛾符『天蛾の蠱道』 - (2008/07/13 (日) 10:43:03) の編集履歴(バックアップ)
《蛾符『天蛾の蠱道』》
《蛾符『天蛾の蠱道』》 Nord(2)/Cost(0) 術者:ミスティア
【世界呪符】
(常時):(0)
このカードを破棄する。
その後、あなたの手札にある全てのキャラクターカードはターン終了時まで
「奇襲」を得る。
コメント
あくまで
奇襲を付与するだけであり、スリープ状態でプレイされるしコストも支払わなくてはならない。なのでノードが少ないうちから大量に展開出来る小型速攻に向いたカードと言える。
世界呪符であり、先置きが可能であることと、相手ターンでも使える点が非常に強力である。効果の使用タイミングにも自由が利き、ターン終了時まで継続するので、極端に言えば相手の
解呪のプレイに干渉してとりあえず破棄、あるいは相手ターンのディスカードフェイズで破棄して直後に手札のキャラクターを全て場に出すなどが可能という、応用性に富むのも大きな利点。
ただし防御的に使用する場合はある程度相手の挙動を予測して早めに破棄しておかないと干渉タイミングにキャラクターが出せなくなってしまうため注意が必要である。
ただ注意したいのが、このカードが使い捨てであるという点。
性質上、手札にキャラクターが多ければ多いほど高い効果を得られるわけだが、速攻デッキで「出し惜しみして意図的に手札に溜める」という行為は本末転倒も良い所なので、結局はデッキにどれほどキャラクターを積んでいるか、初手やドローソースによってどれほどキャラクターを引き当てられたかによって効果が大きく左右される事になる。
貴重な手札一枚を使用してキャラクターを場に出す(しかも
速攻ではなく
奇襲で)以上、最低でも2~3体はこのカードで一度に展開出来なければ直接ノードに伏せて毎ターン1体ずつ場に出した方が遥かに堅実である。
ちなみに、
リリーホワイトとは鬼のように相性が良い。元より優秀なキャラクターなのだが、このカードと組み合わせる事で「プレイ権利を使用する」というデメリットが無くなり、完全にメリットだらけのキャラクターになる。手札から2~3体一度に展開出来ればまさに驚異的と言えるだろう。
- 同じ速攻デッキ向けのカード神術『吸血鬼幻想』や騒符『ノイズメランコリー』と同様に魔法研究のサーチ対象であるという事に何か因縁めいたものを感じる。ともあれ融和性が高いのは事実なので素直に喜ぶべきだろう。
- 性質上速攻デッキに向くカードだが、別に速攻デッキ以外で用いても何の問題も無い。ただその場合、このカードを使ってまで干渉のタイミングで場に出すメリットが無ければ厳しい所だが。
- めったに無いだろうが、日符『ロイヤルフレア』や洪水『ウーズフラッティング』には注意。これらのプレイに干渉で破棄しても肝心の手札のキャラクターが落とされてしまう。万全を期すなら相手のノード状況によってターン開始時に破棄するなど工夫を凝らすと良い。
- 先天的に速攻を所持する場合、前もって破棄しておけば攻撃に対する防御を行える。
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