ななひゃくにじゅういち > カロス

ななひゃくにじゅういち

ポケモン20周年を記念して私も何かできないかと思い、今までに出てきた721種類(+フォルムチェンジやメガシンカ等)それぞれについてエピソードや思い出話などをつらつらと書き綴ってみる企画。
独断と偏見が大量にあるけど笑って許してね!

  • 感想対象
    全本編(それぞれ『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・E・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS』と表記)
    外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
    『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』)
    『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
    『みんなのポケモンスクランブル』
    『ポケモンスナップ』
    『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
    アニメシリーズ(無印、『XY』『XY&Z』中心)
    映画シリーズ(全て)
    『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
    『スマッシュブラザーズ』シリーズ
    その他

    元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。

  • 非対象
    『ポケモンパネポン』
    『ポケモンピンボール』
    『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
    『ポケモンレンジャー バトナージ』
    『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
    『ポケモンピクロス』
    スマートフォン向けポケモンゲーム(特に『ポケモンGO』)
    その他

    『GO』については立案当時存在していなかった為入れていない。

ちなみに企画名『ななひゃくにじゅういち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』から。
ななひゃくにじゅういちの喜び、ななひゃくにじゅういちの夢、ななひゃくにじゅういちの思い出。

目次

No.650~721 カロス

No.650 ハリマロン

  • XY御三家の1匹。
  • 可愛いハリネズミのようなポケモン。この時はまだ可愛い。この時はまだ(大事なことなので2回言いました)。
  • シナリオでは最初のジムがかなり不利と思いきや実は有利で、技「ころがる」を連打すればあっという間に勝ててしまう。その他も結構技が豊富で心配なのは鈍足と弱点の多さくらい。能力強化も「グロウパンチ」や「ビルドアップ」がある。ただ要所要所でフェアリータイプが来るので特に最終形態は要注意。
  • スマブラではモンスターボールから登場し「タネばくだん」をぶっ放す。小さいからってなめてかかると痛い目を見るぞ。
  • アニメでは本編でシトロンが、『最強!メガシンカ』組でマノンが手持ちに入れている。両者ともハリマロンのままだったがマノンの個体が素直なのに対しシトロンの個体は随分とやんちゃ坊主だった……伝説のドジキャラポッチャマを彷彿とさせる。

No.651 ハリボーグ

  • ぼおおおおおおおおおおぐばとおおおおおおおおおおおおおお!! それは、熱きボーグバトラー達の戦い! ぼおおおおおおおおおおぐばとおおおおおおおおおおおおおお!! それは、人生の縮図!男のロマンである!
  • 進化してだいぶ丸くなってしまった。しかも名前が名前なのでハリではなくカブトを入れたくなる。チャージ3回フリーエントリーノーオプションバトル!
  • 最終形態で何タイプになるのかこの恰好ではまるで予想できなかった。くさ単タイプになるのかそれともじめんなのかと思ったら更に予想を裏切られることになった。ポケモンは分からないものだ。
  • アニメで超惚れっぽいハリボーグがセレナのイーブイを狙っていたが、やんちゃなハリマロンですらまともに近づけないのにがっつくように近づいたら結果はどうなるか察しがつくというもの。

No.652 ブリガロン

  • 立派なガードマンになりました。なのだが最初見た時サッカーのゴールキーパーかと思った。ヨーロッパリーグ辺りにこんな見た目のキーパーがいそう。
  • 進化してまさかのくさ・かくとうタイプになり、しかも半固有技「ニードルガード」を手に入れたことで守りながら勝つポケモンになった。
  • 対戦ではぼうぎょ・こうげきが高く、更に隠れ特性にして固有特性「ぼうだん」で「ばくだん」「ボール」系統の技を無効化できることから一部の技を牽制しつつ場を展開できる。一度「ビルドアップ」を使ってしまえば4倍弱点のひこうでも不一致程度なら耐える。攻撃技も豊富にあるので攻めさせても強く、ダブル/トリプルでは「ニードルガード」で身を守りつつ接触技を使った相手にダメージも与えられる。中々の実力者なのだが……4倍弱点のひこうタイプが全体的に強いのが逆風。
  • 『みんなのポケモンスクランブル』ではこの「ニードルガード」のせいで強烈なカウンターを貰ってボコボコにやられまくった……勘弁してくれ。

No.653 フォッコ

  • XY御三家の1匹。
  • 見るからに可愛い狐の子供。3匹の中で真っ先に目を引いた。とても可愛い。流石にこの見た目でかくとうタイプはないだろうと思い安心した覚えがある。
  • シナリオでは序盤有利かと思いきや結構不利で、最初のジム戦が有利かと思いきやアメタマに「みずあそび」を使われると一転押し切られてしまう。こいつで戦う場合先に進化させておきたい。2番目のジムは問答無用の弱点タイプ。だがその2つさえ乗り切れば後はかなり楽に進める。厄介なフェアリータイプも3匹中唯一半減可能。
  • スマブラではモンスターボールから登場し「やきつくす」を使ってくる。火柱は小さいが連続で当たるので結構厄介。
  • アニメではセレナが捕まえており、その後テールナーに進化しますます可愛くなった。

No.654 テールナー

  • 何だこの可愛い成長期の狐は。見るからにツンツンしてそうと思ったらポケパルレで実際ツンツンしていた。世に言うツンデレというやつだった。めっちゃ可愛い。これでいて♂の方が多いんだから業が深い。偶然とはいえ冒険用のこいつが♀で本当によかった。
  • アニメでセレナの手持ちとしてバトルにトライポカロンにと大活躍。すっかりセレナのイメージポケモンになった。そしてそれが奏功してか何とポッ拳のファイターにも選ばれた。その動きはまるで魔法少女。
  • だが超ポケダンでは一転出会い頭に枝系アイテムを振ってくる強敵に変貌。でも可愛いから許……せるのか?
  • テールナー可愛いよテールナー。

No.655 マフォクシー

  • 可愛い可愛いテールナーが進化して大人になった。進化前より魔法使いっぽくなり、その姿は魔女のよう。だがグラフィックはちょっと目つきが鋭すぎて何とも言い難い。最初進化させてちょっとガッカリした思い出。公式イラストでは美人さんなのに。
  • 進化してほのお・エスパータイプになり、相手のとくこうを下げるという珍しい効果を持つ半固有技「マジカルフレイム」も獲得した。
  • 対戦では2匹目のガブリアスより素早いほのおタイプ。とくこうが最も高くエスパータイプも持つため攻撃に補助にと色々な選択肢がある。苦手だったあくタイプもORASから「マジカルシャイン」が加わり対抗できるようになった。
  • 隠れ特性「マジシャン」は自分が何も持っていない状態で相手にダメージを与えるとアイテムを奪える。アイテム集めにはもってこいの特性で、私も何匹か育てて各ROMに派遣してアイテムを集めていた。もちろん対戦でも強力。
  • アニポケではカロスクイーンエルさんの手持ち。才色兼備とはこいつのことを言う。

No.656 ケロマツ

  • XY御三家の1匹。
  • 3匹中最もネタにされてしまった悲劇のポケモン。まず初期形態で何故蛙なのか。しかもどことなくTシャツに宿っていそうな姿をしている。見た目が可愛いと言えば可愛いが残りの2匹に人気が集中する始末。極めつけは名前が「ケツマロ」に空目しやすい。みず御三家初期形態は3作連続でネタ枠なのか。だが進化を重ねるにつれてとんでもない大逆転があろうとは発売前当時予測できなかった。これだからポケモンは分からない。
  • シナリオでは結構不憫で、ジムでは最終形態を含めると弱点を取られかねないジムが何と5つもある。というかくさの次のジムがでんきなのは何かの陰謀か。しかも初代御三家に加えラプラスも加入できるのでライバルも多数という。ぐんぐん伸びるすばやさで差をつけたい。
  • スマブラには御三家中唯一登場しないが、代わりに最終形態がファイターとして参戦している。
  • アニメではサトシが捕まえ、サトシが捕まえたみず御三家で初めて進化することになった。

No.657 ゲコガシラ

  • 進化してお頭になったようだ。ただすっごく「ゲコガシラ」って言いづらい。アニメでサトシが必死に早口で言っていたが噛まないかどうか心配だった。
  • 御三家が野生で出ることはまずなかったがカロスは例外で、カロス御三家全てフレンドサファリで条件を満たせば野生で出て来る。しかも更に一定条件下で隠れ特性の個体も出現し、こいつの隠れ特性「へんげんじざい」を追い求めてこいつが出るサファリを探したものである。
  • アニメでは忍者のサンペイとの絡みが多く、ケロマツ一家を競って育てていたのが印象深い。素早く動いて「いあいぎり」を決めていたが、ゲーム中では考えられないほどに高い威力を誇っていた。また、ゴジカ戦で大奮闘の末ニャオニクス2匹を破ったが、あそこで進化すると思った人はどれだけいただろうか。まさかのフルパワーで押し切って進化お預けって。

No.658 ゲッコウガ

  • ドーモ、ゲッコウガ=サン。トレーナーです。
  • ネオサイタマではゲッコウガと名乗るがネオイッシュではグレニンジャと名乗る。ニンジャの……ポケモン!
  • 進化によってエスパーを倒すあくタイプを手に入れた。おお……まさしくその姿……エスパースレイヤー!
  • ゴサンケ=ニンジャで最も高いすばやさ重点。
  • 「みずスリケン」=ジツはアンブッシュめいた連続攻撃。実際便利な。
  • シークレット=カラテ「へんげんじざい」は技に合わせて自分のタイプを変える。タイプ一致めいた威力ヤバイ級のジツの前に相手ニンジャはしめやかに爆発四散。インガオホー!
  • スマブラでゲッコウガ=サンの突然めいた参戦にヘッズ達はしめやかに失禁した。アイェエエエエエエ!?ゲッコウガ!?ゲッコウガナンデ!?
  • この日のためにゲッコウガ=サンはヒサツ・ワザ「ニンジャ・シークレットオウギ・ジツ」を編み出した。怒濤めいた連続攻撃と強烈めいた叩き落としの前に相手ニンジャはしめやかに爆発四散。コトダマに包まれてあれ。
  • フロムアニメイションでサトシ=サンのゲッコウガ=サンがユニーク=ジツ「サトシゲッコウガ」変化を手に入れた。サトシゲッコウガ=サンの豪快めいた怒濤のジツを見よ!カッコイイヤッター!
  • 720匹で争う人気投票でピカチュウ=サンに勝ち1位を取った。ゴウランガ!

No.659 ホルビー

  • ホルビーは可愛いよね。
  • 序盤ノーマルとして無難な性能かと思ったら最初から「こうそくいどう」とか覚えてるびっくりなポケモン。
  • アニメでもシトロンのお供としてちゃっかりいる。シトロンとの出会いの回はうるってきた。
  • ホルビーは可愛いよね(大事なことなので2回言いました)。

No.660 ホルード

  • ど う し て こ う な っ た。工事現場のおっさんじゃないか。勿論♀も同じ姿。おお、もう。意外と愛嬌はあるが進化前とのギャップが凄い。
  • 進化してじめんタイプがついたが、実はジガルデを除くとXY新登場のじめんタイプはこいつだけだったりする。少なすぎる。
  • 対戦ではこう見えて隠れ特性「ちからもち」なのでガブリアスより強い「じしん」とケッキングより強い「おんがえし」をぶっ放すとんでもポケモンでもある。すばやさが中速程度なのでそのカバーが大事。
  • ポケモン界の兎は色々とぶっ飛んだお方が多いようだ。

No.661 ヤヤコマ

  • 所謂序盤鳥だが、他の序盤鳥と異なり出現範囲が本当に序盤だけで、進化後が野生入手できない為取り逃がし注意。
  • 実は進化後がシナリオ道中に野生で出てこない。これは歴代序盤鳥で初となる。フレンドサファリには出て来るがクリア後で限定された人のみ。
  • XYのシナリオ開始と終了のどちらにも姿を見せる印象深いポケモン。
  • ミラクルでこいつが流れてきたら十中八九「はとむね」だ、気を付けろ!
  • アニメではサトシがいつものように捕まえていた。

No.662 ヒノヤコマ

  • 進化してほのおタイプがついた。所謂序盤鳥でタイプが変わるのは初となる。
  • 序盤鳥でかつ中間進化だが歴代の序盤鳥と異なりシナリオ道中で野生出現しない。その代わりフレンドサファリに出てくる上にここでしか隠れ特性「はやてのつばさ」が手に入らないので躍起になって探していた覚えがある。
  • シナリオで使おうとするとタイプ一致技が異常なまでに貧相。レベルをうんと上げるか技マシンを使わないとろくに攻撃できない上にノーマルタイプが取れた為「おんがえし」すらダメージソースになりにくい。根気の要るポケモンである。

No.663 ファイアロー

  • 折り畳んだ両翼は 突撃の嚆矢だ 勇猛なその羽根で 獲物を屠るイェエエエエエエガアアアアアアアア! 燃え盛る衝動に その身を灼きながら 戦場に火を放つ 疾風の翼
  • 登場当初は正直まるで期待していなかった。いつものような序盤鳥の最終形態。
  • 唯一の注目点と言えば名前が6文字であること。これによってNNも6文字対応になるだろうことにワクワクした覚えはある。
  • だが蓋を開ければ隠れ特性「はやてのつばさ」が「ひこう技を必ず先制で出せる」というとんでもなくぶっ壊れた性能で、しかも「ブレイブバード」まで覚えるのでこの技をひたすら連打するだけで弱点ポケモンや物理耐久の低いポケモンは次々倒れていく。正に紅蓮の弓矢。
  • だけならまだしも「おいかぜ」「ちょうはつ」「ファストガード」「つるぎのまい」「ビルドアップ」「おにび」「はねやすめ」と変化技も少ないながら粒揃い。これらのせいでこいつに狩られるくさ・むし・かくとうの3タイプは一気に駆逐されてしまった。たった1匹でここまで変えるか。
  • アニメではサトシが進化させていた。しかもファイヤーと戦っている最中に。先輩と後輩の見事な共演と言える。

No.664 コフキムシ

  • 所謂序盤虫だが特性が2つある。両方とも強いのだが「ふくがん」が便利過ぎて相変わらず「りんぷん」が霞む。無念。といってもこいつの場合先頭で瀕死にさせる以上の役割がないのだが。
  • そして序盤虫にしては珍しく遺伝技がある。「いかりのこな」が後々役に立つ。

No.665 コフーライ

  • 進化してもふもふな蛹になりました。可愛い。身を守る時に紙吹雪みたいなものをぼふって出してくる。可愛い。
  • スマブラにもちゃっかり登場して粉を振りまいてくる。可愛い。
  • ちなみに蛹で唯一隠れ特性が「だっぴ」にならず「フレンドガード」のままだったりする。だがフレンドサファリでは最終形態しか出てこない。

No.666 ビビヨン

  • ビヨヨンではない。
  • もう何匹目かという蝶をモチーフにしたポケモンだが、実はとんでもなく恐ろしいポケモン。
  • 何とDSの居住地域設定によって羽の模様が変わるというぶっ飛んだ仕様で、珍しい模様はGTSで引っ張り凧。
  • 対戦でもありとあらゆる蝶ポケモンのほぼ最上位に位置する実力を誇る。特性「ふくがん」からの「ねむりごな」「ぼうふう」が強力で、「ふんじん」「いかりのこな」といった珍しい技も覚える。これによってバタフリーは一気にこいつの下位互換と見られることに……。
  • ビオラがジム戦で使ってくるが、実は最初のジム戦で最終形態が出てきたのは初となる。

No.667 シシコ

  • ライオンの子供のようなポケモンだが、顔がどこか間抜けに見えてしまう。もうちょっと凛々しいか可愛い顔にならなかったのか……。
  • XYでは出現場所が結構分かりにくい上にタイプも分かりにくい。ほのおとノーマルって。地味に初めての組み合わせだったりする。
  • ちなみにライオンの雄が生き残りにくい為かこいつも♀の方が多い。

No.668 カエンジシ

  • メガフラダリのことカエンジシって言うのやめろよ!
  • ♂のその見た目からすっかりフラダリポケモンと化してしまった悲しきポケモン。本人が実際に使ってくるのも後押ししてしまった感。
  • ♂♀共に成獣ライオンのような見た目をしており、その生態に準拠したのか進化前同様こいつも♀の方が多い。
  • その見た目にそぐわず特殊攻撃が得意で、かなり素早い為先制で色々仕掛けられるのが長所。範囲攻撃も「ハイパーボイス」が自力の他ORASで「ねっぷう」が加わった。特にタイプ的にギルガルドに強い。
  • 系統固有技に「おたけび」があり、相手のこうげき・とくこうを下げるが、耐久が伴わない為使い勝手は今一つ。イメージには合うかもしれない。

No.669 フラべべ

  • 体長0.1m、体重0.1kgという、どちらの最少記録も持っている文字通り最もミニサイズなポケモン。抱えている花は不思議な力で持っているらしい。
  • 花を「ただ持っているだけ」なのでくさタイプではなくフェアリータイプ。自力技にくさ技が多いのは気にしてはいけない。
  • 色違いは体にのみ起こり、花の色は変わらないので相当気づきにくい。体が小さいせいで違いに気付かないと言った方が正しいかもしれないが。
  • シナリオで「初めてのフェアリータイプ」として言及されているが、それ以前のポケモン達はいつからフェアリーになったのか、それとも徐々に適応してフェアリーになったのか。
  • 花は赤・青・黄色・オレンジ・白の5種類あり、進化しても同じ花と共生する。なお、仕様上オレンジと白には現状隠れ特性が存在しない。

No.670 フラエッテ

  • 高さが進化前の倍になった……いや、0.1mが倍になっても0.2mにしかならないのだけれども。
  • 花を抱え持つようになったがそれでもくさタイプではない。くさ技を相変わらずよく覚えるが。
  • 某AZにゃんが永遠の命を与えたポケモンなのだが、通常のものと異なりどす黒い花に寄生している。こいつはいつどこで出会えるのだろう?とんでもない破壊力を持っていそうだし出会ってはいけない気はするのだが。
  • フレンドサファリ限定で出現するが、仕様が中々に鬼畜で「花の色ごとに出現枠が決まっている」上に「どれもこれも3枠目なので互いに殿堂入りした状態で通信しないと出てこない」ので隠れ特性のコンプリートは中々に至難の業。私は何とかサファリを自力で揃えられたからよかったものの、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか?
  • ちなみにこのフレンドサファリにオレンジと白の花を持ったフラエッテは出てこないので、仕様上この2種類の隠れ特性は現状存在しない。

No.671 フラージェス

  • 遂に花と融合してなんだかやたらとゴージャスになった。それでもなおくさタイプじゃないと。うーん。実際くさタイプであった方が強い特性や技スペックをしているからもうくさタイプでいいんじゃないかな?
  • 合計種族値が矢鱈と高いが、特性が使いどころを選ぶ上に技の選択肢もそこまで多くないので強さは今一つ。隠れ特性「きょうせい」を上手く活かせれば多少チャンスが見出せるだろうか。
  • ちなみにトロバの使うフラージェスは珍しい白色の花だったりする。このおかげで最初の図鑑登録が白だったという人も多いだろう。だが実際手に入れようとなると出現率の壁が立ちはだかる。

No.672 メェークル

  • 名前が覚えにくい。「メークル」でも「メエークル」でもなく「メェークル」。小さい「ェ」が大事。
  • XYでシャラシティの先にある牧場ではこいつに乗って走ることができ、そうすることでしか手に入らないアイテムもあったりする。存外楽しかったけれどもうちょっと活用してもよかった気がする。
  • ちなみに進化形共々♂でも「ミルクのみ」が使える。♂でも。

No.673 ゴーゴート

  • 進化前と同じく背中に乗れるのだが、そもそもこいつにどこでどうやって乗れるかを知らない人の方が多い気がする。私もよく知らない。事前情報では「こいつに乗れる町がある」という触れ込みだったのに。
  • 対戦でも色々面白い技を覚えてくれるが今一つ目立たない。もう1つタイプがあったらまだ面白かったのだが。隠れ特性「くさのけがわ」も認知度がかなり低いし。色々噛み合わないポケモン。
  • だがスマブラではモンスターボールから出て来るポケモンに選ばれ、ファイターがこいつの背中に乗ることができるという、地味ながら楽しい仕様になっている。そういう遊び心は嫌いじゃない。

No.674 ヤンチャム

  • こいつのモチーフが最初よく分からなかった。後になってパンダだと言われてなるほどと思った。そしてこいつからは「メンタルハーブ」が盗める。パンダモチーフ……ハーブ……ウッ頭が。
  • 見た目上あくタイプっぽいがあくタイプではなくかくとうタイプのみ。あくタイプになるのは進化してから。そしてその進化の方法が「手持ちにあくタイプが入っている状態で一定レベル以上にレベルアップ」というタマンタを彷彿とさせるもの。つまりあくに目覚めるということなのか。
  • アニメでセレナの手持ちとして加入し、独特の赤渕眼鏡が印象的なポケモン。覚えている技も中々強力。

No.675 ゴロンダ

  • 顔は結構好み。そしてこの見た目でフェアリーにボコボコにされちゃうギャップも中々グッド。
  • 対戦では登場して早々フェアリータイプに4倍弱点を抱える、特性適用技が少ないなど中々に不憫だったが、ORAS以降たくさんの技が手に入り一気に強くなった。専用技「すてゼリフ」もあるので高速で攻撃するのが一番戦いやすいが、本人のすばやさは微妙。
  • 某画像投稿サイトのとある漫画では番長をしていたが、クラスメートはマリルリだらけだった。じゃれつかれると死ぬ。

No.676 トリミアン

  • 専用特性「ファーコート」で皆びっくり、すばやさがガブリアスと同じで更にびっくり、カットの種類がたくさんあってこれまたびっくり。もうあと一押しくらいあれば物凄く話題になっていたのだろうが。カットの種類で能力や覚える技が変わるとか。でもそれをやり過ぎると今度は強過ぎるかもしれない。
  • ちなみに色違いは全身真っ黒になる。これまたびっくり。
  • 対戦では……うーん、うーん。本当にあともう一押しなのだけれども。「スキルスワップ」させてみる?
  • ちなみにXY新登場組で唯一のノーマル単のポケモン。というか他が皆複合タイプという珍現象が起きている。

No.677 ニャスパー

  • つぶらな瞳の可愛いねこちゃん、こう見えてエスパー。
  • 設定が結構シリアスで、耳を抑えていないと大変なことになるらしい。可愛い。
  • 未だに特性がよく覚えられない。どれが隠れ特性だったっけ?
  • 超ポケダンのニャスパーはかわいくかしこくしたたかなある種最強のキャラ。こういう飄々とした子大好き。

No.678 ニャオニクス♂

  • ♂と♀で見た目や覚える技や特性までも違うポケモン。
  • 「♂=攻撃役」ではなく、どちらかと言えば補助が得意。そして補助と相性抜群の特性「いたずらごころ」を手に入れた為対戦では第一線を担うようになった。事実上最速の「ファストガード」を使い先制技を封じる他、自身も「ねこだまし」や「でんじは」「いばる」「じゅうりょく」などの先制技を駆使する。
  • ちなみにXYでのカルムは必ずこちらを使ってくる。
  • ♂♀共々攻撃の時に目が耳に移るのがちょっと怖い。
  • 色違いの配色は微妙。黄色部分多過ぎ。
  • アニメではサトシの前にまさかのニャオニクス♂♀が両方登場し、♂は補助役を務めた。

No.678 ニャオニクス♀

  • ♂と♀で見た目や覚える技や特性までも違うポケモン。
  • 「♀=耐久」ではなく、どちらかと言えば攻撃が得意。強烈な「アシストパワー」を軸に様々な攻撃技、能力強化技を駆使して戦う。特性「かちき」なら更に火力を上げるチャンスがある。だが♂が強過ぎてあまり日の目を見ていない……強いのに。
  • ちなみにXYでのセレナは必ずこちらを使ってくる。
  • ♂♀共々攻撃の時に目が耳に移るのがちょっと怖い。
  • 色違いの配色は♀の方が可愛い。まっしろ猫ちゃん好き。
  • アニメではサトシの前にまさかのニャオニクス♂♀が両方登場し、♀は攻撃役を務めた。

No.679 ヒトツキ

  • 最初見て「遂にはがね/ゴーストが出てしまったか」と思ったものである。この組み合わせだと甲冑辺りに霊が宿るかなとも思ったけれどそっちで来たか!という感じ。西洋チックで中々好き。
  • その後弱点が増えてしまい一転評価が下がってしまったが、最終形態が強過ぎるので寧ろよかったのかもしれない。
  • こいつの遺伝技に「ワイドガード」があるのだが、XY時点では何と「プロトーガなど→ミズゴロウ→ナエトル→パラス→イシズマイ→ヒトツキ」という、正に針の穴に糸を通すような細い細い遺伝経路を辿る必要があった。私もやってみたが相当しんどかった。何せ♀率が1/8のポケモンが2体もいるのだから。ORASからダイノーズがレベル1で覚えてくれるので、そこから遺伝させれば大丈夫になった。

No.680 ニダンギル

  • 進化して剣が2つになった。これ最終形態3つになるのかと思ったらまさかの進化形で驚いた覚えがある。フォルムも怪しげでいい感じ。
  • 意外と耐久が高い為「しんかのきせき」を持たせて進化前とは違った戦法もできるが、特性のせいで相手の攻撃全部を受けないといけないのが何とも言えない。「おにび」など食らった日には悲惨。

No.681 ギルガルド

  • 聖剣エクスカリバー! 又の名を「けんたくん」というらしい。
  • 通常形態シールドフォルムと攻撃形態ブレードフォルムで「こうげき・とくこう⇔ぼうぎょ・とくぼう」の能力を入れ替えながら自由自在に戦う攻防一体のポケモン。攻撃技を選ぶとブレードになり、技「キングシールド」を使ったり手持ちに引っ込めたりするとシールドになる。自分で使うにも相手するにも読み合い必至。トレーナーの実力が試される。
  • 多くのはがねタイプの仕事を一気に奪い去ったある種罪深きポケモンでもある。ゴースト技はメタグロスにこうかばつぐんだ!
  • ちなみに剣のイメージから物理技が似合いそうだが、「いかく」の影響や同種対決などを考えて特殊技主体のギルガルドが現在では多い。ただ公式としては物理技主体のつもりで設定していたらしく、ここまで特殊技主体が流行するとは公式は予想だにしていなかったという。いや、とくこう150もあったら使わない手はないだろうに。

No.682 シュシュプ

  • シュプシュプではない。
  • 香水モチーフのポケモン……らしいのだが、鳥のようにも見える。一体どうしてこんな姿になったのだろう?香水瓶なのか?だがひこうタイプは入っていない。
  • ペロッパフとは対関係。こちらはYのみ。
  • シナリオで連れて行こうとすると進化条件がアイテムを持たせての通信進化なせいで結構面倒。しかもこいつ異様に遅い。耐久は結構ある上に「めいそう」も覚えるので何とかなるとは思うが。
  • なお、何故かレベル50でフェアリー特殊技中威力が最も低い「チャームボイス」を覚える。「ムーンフォース」を先に覚えておいてどういうことだってばよ。
  • アニメではマーシュが切り札として使用し、「トリックルーム」を作り上げサトシを苦しめたが、とんでもない方法で打ち破られてしまった。

No.683 フレフワン

  • 進化して……何と形容したらいいかよく分からない見た目になった。二足歩行で手もあるが嘴もある。ペスト医師と呼ばれた伝染病用の医師の姿と似ているらしい。幾らカロスがフランスモチーフだからってそんなネタをさりげなく仕込ませるとは。
  • 対戦では耐久がかなり高い反面、すばやさがムシャーナと同じ29と非常に遅い。だが「トリックルーム」を使え、隠れ特性「アロマベール」なら「ちょうはつ」などもシャットアウトするという、「トリックルーム」の為に生まれてきたような存在。フェアリータイプなので弱点も少ない。
  • ただその代償か自分から退場して後続に繋げる技がない。自分も戦うか交代させても大丈夫な味方を選ぶか。腕の見せ所と言える。

No.684 ペロッパフ

  • 可愛いわたあめのぽふぽふっとした可愛いポケモン。そのまま食べられそう。
  • シュシュプとは対関係。こちらはXのみ。
  • シナリオで連れて行こうとすると進化条件がアイテムを持たせての通信進化なせいで結構面倒。能力自体は多少遅い程度でそれなりなので頑張れば行けなくもないが。
  • ポケダンではデンリュウ調査団の食事担当(作る担当と食べる担当の両方)をしており、スマブラにも登場するなど、シュシュプより他作品の登場回数が多い。

No.685 ペロリーム

  • 進化してケーキのような見た目になった……が、ちょっと横に広がってしまった。可愛いと思うかは人それぞれ。進化前同様そのまま食べられそう。お腹空いてきた。
  • 対戦では能力が平均的で、物理特殊どちらでも戦えるが今一つパンチに欠ける。だが隠れ特性「かるわざ」で「はらだいこ」を使い、「オボンのみ」でHPを回復させれば高速かつ超火力のポケモンがあっという間に完成する。……まではいいのだが、物理技は「じゃれつく」「ドレインパンチ」くらいしかない。特殊にしようとすると他タイプ技は豊富に覚えるが肝心のフェアリー技は「マジカルシャイン」止まり。「めいそう」があるだけマシだが。
  • なお、通常特性「スイートベール」が忘れられがちだが、味方全員の「ねむり」を防ぐ効果がある。フェアリータイプも合わさりダークライに密かに強い。

No.686 マーイーカ

  • こいつのこの項目に何を書けばいいか分からない。うーん、マーイーカ!
  • 今の今までイカをモチーフにしたポケモンが出ていなかったが、XYになって漸く登場。だがみずタイプがどこにも入っていない。そしてまさかのあく・エスパーという。どういうことだ。タマゴグループは水中1なのに。マーイーカ!
  • 偶然にもXY発売の2年後に陸に上がって水が苦手になったイカのゲームが出ているし、今どきのイカは陸に出てアクティブに活動するのがトレンドなのかもしれない。マンメンミ!じゃなかった、マーイーカ!
  • 進化条件がまさかの「DSを上下逆さまにした状態でレベルアップ」という、前代未聞の方法で度肝を抜いた。でも逆転もモチーフの1つだしピッタリかもしれない。マーイーカ!
  • アニメではコジロウが捕まえており、その独特なキャラと癖になる可愛さでで人気になった。スマブラにも登場し、ポケモンセンターでもグッズキャンペーンが展開された。こんなに人気でいいんだろうか。マーイーカ!

No.687 カラマネロ

  • 進化することで進化前とは頭と足が逆になった。このデザインセンスは正に逆転の発想。だがすっかり可愛さは失われてしまった……これだからポケモンは分からない。
  • 新技「ひっくりかえす」や特性「あまのじゃく」など、とことん逆転を意識した設定を持つ。強力な催眠術を操るという図鑑説明もあり、攻撃よりは補助を中心にして戦うものと思われていた……発売前までは。
  • 蓋を開ければそこにいたのは、特性「あまのじゃく」を活かして「ばかぢから」を連発しどんどんムキムキマッチョになっていく文字通りの脳筋イカ娘orイカ息子だった。「いかく」などかけようものなら逆上してこうげきが上がっていく。何なんだこいつ。
  • 色んな意味で予想の逆を行ってくれたある意味ポケモンらしいポケモンと言える。

No.688 カメテテ

  • 岩から顔のような手のようなものがにょきっと出ているだけという、何とも形容しがたいポケモン。進化して更にとんでもないことになるけれども。最初見た時ジヘッドの偽物かと思った。
  • 野生のものは金銀当初のツボツボのように「いわくだき」でしか出てこないので地味にレアだったりする。
  • なおORASにも出て来るが、「いわくだき」から出て来るポケモンはサーチできないせいで隠れ特性を同ソフトでは手に入れることができず、XYのフレンドサファリ必須なのがちょっと面倒。何故そんな仕様にした。

No.689 ガメノデス

  • カメノデスではない。ズミノデス……は強ち間違いではない。
  • よくこんなデザインを許可したよなと思わせる恐ろしくも奇形な見た目。何と脳が7つもある。4本ある手と2本の足と顔の合わせて7つ。これが全部カメテテから分裂したものだという。どこから突っ込んでいいか分からない。まるで名状し難き異形の人ならざる者である。見てしまったらサイコロを振る必要があるのか。1or1d6か。
  • 対戦ではこう見えて「からをやぶる」を覚えるので、そこから攻めを展開するのが得意。だが技の命中率が不安定なのでカバーリング大事。「たきのぼり」を何故覚えない。「からをやぶる」でとくこうも上がるから「なみのり」でいいというのか。
  • なおカロス四天王ズミの切り札だが、色男の切り札が色物とはまた皮肉である。

No.690 クズモー

  • ゴミポケモンの次はクズポケモンが出てしまったという。次はカスポケモンか。
  • どことなくタッツー系列を思い出させる見た目だが、こちらはどく・みずタイプ。
  • ウデッポウとは対関係。
  • Yではいいつりざおを手に入れて海辺で釣れば手に入るので入手自体は中盤なのだが、進化レベルがまさかの48と物凄く高い。クズモー自体の能力も平均的なのでシナリオで使うならすごいつりざおを使って進化後を捕まえた方が早い。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。ORASになって野生出現することでサーチによって手に入る……のだが、前述の通り対関係のポケモンなので、手に入るのはORのみとなる。
  • こいつが登場するアニメの回が某事故によって放送延期になったが、後日無事放映された。

No.691 ドラミドロ

  • 進化すると何とみずタイプが取れて初のどく・ドラゴンタイプになった。アメタマ以来のみずタイプが進化で取れるポケモンとなった。
  • 進化することで体に装飾がたくさんつき、その禍々しい姿と初となるタイプの複合に惹かれたトレーナーは多い。「ドラミちゃん」とも呼ばれる……あれこの名前どこかで?
  • だが対戦では正直パッとしなかった。すばやさが異様に低く、とくぼうは高いもののHPが低いので耐久も微妙。火力もあるわけではない。確かにドラゴンの割にフェアリーに強いが逆にドラゴンに先手を取られる始末。
  • だがORASで隠れ特性「てきおうりょく」が解禁されると一転重火力攻撃役に化けた。「りゅうせいぐん」の火力があのラティオスを上回るってどういうことだ。どく技に至っては物理特殊どちらもナンバーワン火力。すばやさの低さは「トリックルーム」で補えばよい。特性の力は偉大である。

No.692 ウデッポウ

  • 腕に鉄砲がついているからウデッポウ。
  • どことなくクラブ系列の香りがするが体の色は青い。だがやっぱり仲間なのか「クラブハンマー」を自力で覚えられる。
  • クズモーとは対関係。特性がまさかのメガカメックスも持っていた「メガランチャー」で度肝を抜いた。メガシンカポケモンと同じ特性ってどういうことだ。そして2体とも同じようにはどう技マイスターという。
  • なおこいつには隠れ特性が存在しない。その為ASで幾らサーチしても特性は「メガランチャー」のまま。

No.693 ブロスター

  • 立派な波動の勇者になりました。ルカリオ?あいつは「波導」の勇者だ。
  • とくこうが急上昇し、何と禁止伝説以外のみずタイプで1位を獲得した。……まではいいのだが、何とこいつ「ハイドロポンプ」を覚えない。その為火力面ではまだオムスターに軍配が上がるという。何てことだ。
  • 対戦では特性「メガランチャー」を活かした「○○のはどう」の技を駆使して戦うのが軸となる。その為ルカリオ以上に「はどう」技を使いこなしてしまうという。何てことだ。ただし前述の通り「ハイドロポンプ」を覚えないせいで一致技の威力が90止まりの為やや物足りない。またはどう技だけだとマリルリに止められるので、こおりではなくどく技が必要になる珍しいみずタイプでもある。
  • なお「クラブハンマー」も覚えられるが、こうげきが低いのでそちらで戦うことはあまりない。

No.694 エリキテル

  • 名前が紛らわしい。エレキテルではなくエリマキトカゲモチーフなのでエ「リ」キテル。よく実生活でもごっちゃになってしまう。危ない。
  • 初のでんき・ノーマルタイプで、トカゲのような可愛い見た目でシナリオメンバーにも連れて行った覚えがある。だがぼうぎょが悲しいくらいに低いので注意しないと不意の物理技で即死してしまう。しかも石進化なせいで進化のタイミングは慎重を要する。……というか最初進化方法がよく分からなかった。「たいようのいし」だとは。
  • だがちゃっかり「なみのり」を覚えたりする。サブ技にするもよし、移動要員にするもよし。
  • 実はタマゴグループに陸上がなく、怪獣/ドラゴンとなる。そのせいで「エレキフィールド」を覚えるのが「ライボルト→メリープ→エリキテル」と経由しなければならず、結構手間だったりする……ヒトツキの「ワイドガード」よりはマシだが。

No.695 エレザード

  • 立派なエリマキトカゲになりました。
  • とくこう・すばやさが高くこうげき・ぼうぎょが低いという分かりやすい能力。殴り切ったら勝ち、殴られたら負け。
  • 対戦では特性が3つとも天候下で強くなるもので、天候の申し子と言える。分かりやすいのが特性「かんそうはだ」で隣から「なみのり」を受ける役目。自身もちゃっかり「なみのり」を覚えたりするので使ってみてもよい。
  • だが最も話題になったのは隠れ特性「サンパワー」発動状態で「はかいこうせん」をぶっ放す戦術だろう。その火力は何とあのポリゴンZをも上回る。ガブリアス程度なら余裕で一撃。とんでもないロマン砲である。
  • だが系統固有技「パラボラチャージ」があるせいなのか、「ほうでん」を覚えられない。固有技「パラボラチャージ」も威力が悲しいくらい低く、シナリオではまだ使えるが実戦となると……。

No.696 チゴラス

  • XY化石組。
  • タイプが初のいわ・ドラゴンで、実はタイプ的に互いが互いの弱点を突ける。この例は化石組では初となる。
  • 特性「がんじょうあご」で噛む系統の技が強い、という触れ込みだったが、全部タイプ不一致なので実際サブ技の底上げがいいとこだったりする。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。Wi-Fi大会での景品で配られたが、進化後と特性が異なる為混乱をきたした。しかもその特性も「がんじょう」って。通常が「がんじょうあご」なので非常に紛らわしい。
  • ザクロの切り札でもあり、アニメではピカチュウを「がんせきふうじ」で苦しめたがまさかの「がんせきふうじふうじ」を食らい敗北した。

No.697 ガチゴラス

  • ガチなポケモンになってしまった。何がどうガチかは置いておくとして。
  • 対戦では特性「がんじょうあご」が多少有名になったものの不一致技ばかり恩恵を受けるので正直微妙だった。しかも「げきりん」を覚えない。
  • ORASになって隠れ特性「いしあたま」が解禁され、まさかの「いしあたま」+「もろはのずつき」でこうげき・すばやさ共に最高値を更新し高速でこの技を乱打しまくる化け物に変化した。相手によって「げきりん」に変えるのもよし。だがはがねにすこぶる弱い……。

No.698 アマルス

  • XY化石組。
  • タイプが初となるいわ・こおりで、実はタイプ的に互いが互いの弱点を突ける。この例は化石組では初となる。
  • 新特性にして系統固有特性「フリーズスキン」でノーマル技をこおり技に変換し、更に威力まで上げて放つ。ただ弱点が多く4倍弱点を2つも抱えるので結構苦しい。こおりタイプとしては異例の早さで手に入りはするが。
  • とはいえザクロ戦で超火力のタイプ一致「とっしん」を使ってくるので油断は大敵。1回ボコボコにされた……。
  • なお、技「フリーズドライ」が同時公開されたが、こいつ系統の専用技というわけではなかった。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。Wi-Fi大会の景品として配られ、何と「ゆきふらし」を持っている。

No.699 アマルルガ

  • 進化して巨大な恐竜のようになった。ドラゴンタイプがついていそうでついていない。そして鳴き声がとてもうるさい。
  • いわ・こおりなので4倍弱点を2つも抱える。しかも系統固有特性「フリーズスキン」の適用技が少なく、まともなのは「はかいこうせん」くらいで、XY当初はまるで弱かった。
  • ORASになって教え技で「ハイパーボイス」獲得、更に隠れ特性「ゆきふらし」獲得で一気に強くなった。……漸く第一線に立てたと言った方が正しいかもしれないが。4倍2つは相変わらず痛いし。

No.700 ニンフィア

  • イーブイのフェアリー進化。そして初めて「フェアリータイプとして」公開されたポケモン。
  • 最初見てタイプが不明で一体何になるのか予想合戦になった。ちなみに私はリボンを巧みに操ってパンチやキックを繰り出すかくとうタイプか、リボンで空を飛ぶひこうタイプだと思っていた。まさかのまさか新タイプだったなんて。
  • XY登場組で唯一の既存ポケモンからの進化形。メガシンカ?あれはフォルムチェンジ扱いだろ?
  • とくぼう・とくこうが高くHPも中々。というか特殊耐久はブラッキーと全く同じ。反面すばやさは歴代イーブイ進化組で最も低い。
  • 対戦では当初こそ特徴に乏しく何をしていいか分からないポケモンだったが、隠れ特性「フェアリースキン」に「特性の対象となった技威力を1.3倍にする」という隠れ効果が発見され、更にこいつが教え技で「ハイパーボイス」を覚えることが分かって以降、「フェアリースキン」+「ハイパーボイス」による超火力攻撃役として一躍超メジャーポケモンの仲間入りを果たした。特に複数戦ではこいつの対策を怠るとどやされてあっという間に倒されること請け合い。技の不足は「こだわりメガネ」で寧ろゴリ押しスタイルにしてしまえばよい。
  • ……だがこんな可愛い見た目で♂:♀=7:1なので♀が欲しい場合相当頑張らないといけない。何とも罪作りなポケモン。
  • アニメではセレナが進化させ、進化前から得意だったダンスパフォーマンスで観客はおろか視聴者までも魅了した。

No.701 ルチャブル

  • 最初見た時ネタポケモンかコラ画像かと思った。マジで。ただの鳥人間がポケモンになっただけじゃないかと。
  • モチーフは実在する覆面レスラーではないかと噂されている。「Sky High」のテーマが聞こえてきそう。
  • こんな見た目でかくとう・ひこう、かつフォルムチェンジを除いてかくとう最速。しかも固有技「フライングプレス」はかくとうとひこうの2つのタイプを併せ持つという前代未聞の技。もう色々ぶっ飛び過ぎてどこからどう突っ込んでいいか分からなかった。
  • だがアニメでサトシの手持ちとなり、一気に印象が変わる。熱い闘志と技に対する美学、弱きを助け強きを挫く。何よりその風貌がヒーローのそれ。一番驚いたのはマーシュのシュシュプが展開した「トリックルーム」をまさかの「シザークロス」でぶち破って勝ちをもぎ取った場面。あんなの予想できない。アニメで株を大幅に上げたポケモンの1体と言える。
  • 対戦では結構器用で、「パワフルハーブ」+「ゴッドバード」からの「かるわざ」+アイテムなし「アクロバット」を叩き込める他、「かたやぶり」+「ちょうはつ」を最速で決められるなど、できることは多い。安定したかくとう技に乏しいのが難点。「フライングプレス」はかくとう・ひこうの両方の相性の影響を受けるという……。
  • なお、かくとう・ひこうタイプのこいつが出たこと、またトゲキッスがフェアリー・ひこうに変更されたことにより、ひこうタイプは全タイプとの複合を達成した。

No.702 デデンネ

  • デデンデンデデン!(ネ) デデンデンデデン!(ネ) \デデーン!/(ネ) アウトー!
  • 所謂ピカチュウポジションなのだが、歴代でもかなり似ているせいで何故かライチュウの立ち位置が危うくなってしまった。確かに前情報なしだと進化形と間違われても不思議ではない……体長が小さい?何のことかな?
  • そして名前もド直球。電気の鼠だからってそのまますぎるだろと。
  • タイプがまさかのでんき・フェアリータイプ。現時点で固有タイプでかつはがねを弱点としないフェアリータイプなのでスペックが高ければ対戦でも強かったはずだった。蓋を開ければ低い能力、1の差でギリギリガブリアスに抜かれるという嫌がらせのようなすばやさ、フェアリー技が何と「じゃれつく」しかないことが重なりネタポケの烙印を押されてしまった。悲しいンネ。
  • だが弱いわけでは決してなく、特性「ほおぶくろ」+アイテム「オボンのみ」でかなりの回復量を確保できる他、「いかりのまえば」「あまえる」「かいでんぱ」などでサポートもできる。やればできるンネ。
  • アニメではユリーカがキープしマスコットとして愛くるしい姿を見せ、一躍人気者になった。作画崩壊の槍玉にも挙げられてしまったが。その功績からかスマブラにも登場した。デデンネ凄いンネ。

No.703 メレシー

  • メレ! メレ!
  • 宝石の妖精だという。宝石は石なので詰まる所いわタイプになる。……うーん?宝石なのに火に強い?なんか釈然としないのは私だけだろうか。宝石タイプとかクリスタルタイプとか用意できないものか。
  • 恐らく全ポケモン中最も「パワージェム」が似合うだろうポケモン。本当にぴったりなはずのディアンシーは何故か覚えない。解せぬ。
  • 対戦ではぼうぎょ・とくぼうが高いがそれ以外が低いという極端な能力で、しかもいわ・フェアリーなので4倍弱点も抱える。だが隠れ特性が「がんじょう」なので1発耐えて色々できる。「トリックルーム」「ガードシェア」「ステルスロック」「スキルスワップ」などで場を整えて危なくなったら「だいばくはつ」だ。
  • ただ、この隠れ特性「がんじょう」を手に入れるにはXYで映し身の洞窟で群れバトルを誘い、ダンゴロの群れに稀に混ざっているメレシーを調べる必要がある。物凄く骨が折れる……。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』ではダイヤモンド鉱国なるメレシーの国が登場した。独特の発音の「メレ!」がツボだった。

No.704 ヌメラ

  • よわくたって いいじゃない。 だって ヌメラだもの。
  • 最も弱いドラゴンとして登場した……のだが、どこからどう見てもナメクジにしか見えない。どく?みず?それとも別のタイプ?捕まえるまでよく分からなかったが、まさかこいつが大きくなってとんでもないことになるなんて。でも他の幼体と比べてもダントツに可愛い。
  • 丸くて持ちやすいが凄くぬめぬめしているので取り扱い注意。でも可愛いから許す。
  • 英名がGoomyという。何だそれ。可愛い。
  • その癖になる可愛さが受けたのか、アニメでレギュラー入りし、それと前後してポケモンセンターで「ヌメラだもの。」グッズ販売という大プッシュを受け、すっかり人気者に成長した。ファンシーポケモン組に混ざって色々頑張っているヌメラが可愛すぎる。ずるい。
  • アニメではデデンネといつも仲良しで、デデンネが頑張ってヌメラを守るという一面も見せた。この2匹めちゃ可愛い。
  • つまり、こいつは可愛い。

No.705 ヌメイル

  • 可愛いヌメラが進化しても可愛さはそんなに失われなかったようだ。だがドラゴンになったかというと、どちらかと言えばカタツムリになったような……。
  • 隠れ特性「ぬめぬめ」はこいつが出現するフレンドサファリから探さないといけない。
  • そしてこいつの進化条件は「レベル50以上かつフィールド上に雨が降っている時」という、歴代でも中々にぶっ飛んだ進化方法。カロス地方で頻繁に雨が降ったり止んだりするのはこいつの為だったというのか。戦闘する必要は一切ないので、雨の降る場所で「ふしぎなアメ」を投与すればそれだけで進化できる。
  • だがあくまでフィールド上なので戦闘中に「あまごい」を使っても進化しない。アニメでは進化していたのでせっかくだからゲームでも採用されてもいいと思う。

No.706 ヌメルゴン

  • ヌーゴォ!!
  • 最終形で立派なドラゴンになりました。でも可愛い。
  • 7匹目の種族値600組。だが全くいかつくないどころか可愛い。
  • ナメクジがドラゴンになるぶっ飛び進化かと思いきや幾つかの国にそういう伝承が残っているらしい。
  • 対戦ではとくぼうが物凄く高く、しかも他タイプが入っていそうでドラゴンしかタイプがない。特性も系統固有の「ぬめぬめ」を始め守りに有利なもの。その為どちらかと言えば守りに重点を置いた戦い方が得意。ぼうぎょは低いが「とける」や「のろい」を覚えたりする。攻撃面も貧弱と思いきや優秀で、物理特殊どちらでも攻めていける。ただやっぱり周りの物理技が強く、弱点の1つにフェアリーがあるせいでせっかくの耐久が超火力で打ち消される可能性もある。現実は厳しい。
  • アニメではサトシのヌメイルがシトロン戦で自らの「あまごい」で進化し、かつ特性「うるおいボディ」で「まひ」まで治るというとんでもない大逆転で見事勝利を収めた。その後故郷である湿地帯の主として凱旋帰還することになった。本当に立派に成長してくれました。

No.707 クレッフィ

  • クレッフィッフィー!!
  • モチーフは鍵束と非常に分かりやすく、はがねタイプがついているのは分かる。だが何故フェアリータイプでしかも何故特性「いたずらごころ」なのか。確かに鍵束をジャラジャラしたくなるのは分からなくもないが。
  • 対戦でははがね・フェアリーという弱点が2つしかない優秀なタイプに加え「いたずらごころ」まで持っていることから、攻撃技をあまり使わず「いばる」「でんじは」「リフレクター」「ひかりのかべ」などで嫌らしく場を展開する。通称「害悪戦法」で、何もできずに倒されたポケモン数知れず。
  • ついた渾名が「糞鍵」。何ともド直球。
  • なお、こいつに「すりかえ」を遺伝させようとなるとXYでは「スリーパー→サボネア→モンメン→ユキワラシ→クレッフィ」という細いルートを経由させる必要があった。ORASからマイナンが自力で覚えられるようになったので「マイナン→ユキワラシ→クレッフィ」で遺伝できる他、こいつ自身ORASでサーチできるので最初から「すりかえ」を覚えている個体を手に入れることもできる。
  • アニメではトライポカロンの案内役ムッシュ・ピエールの横に常にいて、次のステージに進める鍵はこいつが持っている。映画短編『ピカチュウ、これ何のカギ?』の主要ポケモンにも抜擢され、不思議な鍵穴世界にピカチュウ達を招き入れた。

No.708 ボクレー

  • 木の霊だからボクレー。非常に分かりやすい。お化けにありそうな可愛い鳴き声が特徴。
  • XYではバケッチャ共々出現場所が分かりづらくバージョン違いではないかと言われた。実際はシナリオに関係ない道路で普通に出て来るのだが。
  • 進化が通信交換のはずなのに、進化形が普通にシナリオ中の道路で出てきてしまう。しかもそれなりの確率で。確かに過去にも通信進化組が野生で出たことはあったが、初登場したその作品で出て来るのはこいつが初となる。
  • シナリオで使おうとすると自力でくさの攻撃技を覚えるのが物凄く遅いのが結構辛い。「はっぱカッター」すら覚えないってどういうことだ。代わりに「相手にくさタイプを追加する」という個性的な技「もりののろい」を覚えるので上手く活用したい。

No.709 オーロット

  • おぞましい姿の木のお化け。別のゲームにも似たようなデザインのキャラがいる。
  • 進化形でかつ通信進化のはずなのだが、XYでは野生でわんさか出て来る。どういうことだ。確かに過去にも通信進化組が野生で出たことはあったが、初登場したその作品で出て来るのはこいつが初となる。
  • 対戦ではくさ・ゴーストタイプなのでどく・むしの弱点が消える。隠れ特性「しゅうかく」をフルに生かし、「ウッドホーン」などでじわじわと回復し、大きくHPを削られても「オボンのみ」で回復かつ「しゅうかく」できのみを再生、という永久機関を作り上げられる。サポートとしても「トリックルーム」や系統固有技「もりののろい」が優秀。油断しているとこいつ1匹に骨抜きにされてしまうぞ。

No.710 バケッチャ

  • 可愛い可愛いカボチャのお化け。顔はカボチャではなくその上の部分だったりする。
  • モチーフはハロウィンのカボチャ提灯で、実際に「ハロウィン」という技を覚えたりする。……はいいのだが、この「ハロウィン」、3回もレベルアップ技に出て来る。どんだけ覚えたいんだ。
  • モチーフがモチーフなのでハロウィンの時期になると毎年のようにグッズが出るハロウィンの申し子。横にシャンデラもどうぞ。
  • サイズが全部で「ちいさい・ふつうの・おおきい・とくだい」の4種類あり、種類ごとに種族値が異なる。サイズが小さいほどすばやさが高くHPが低い。サイズが大きいとその逆となる。かつ、とくだいサイズは何と鳴き声まで違う。
  • XYではボクレー共々出現場所が分かりづらくバージョン違いではないかと言われた。こいつはシナリオに関係ない道路の長い草むらにしか出てこない。そしてその中でもとくだいは滅多に出てこない。
  • なおフレンドサファリにも出て来るが、サイズはふつうのサイズしかいない。その為隠れ特性「ふみん」はふつうのサイズのみ……と思いきや。
  • かつて公式でとくだいバケッチャが配布された際に実は特性を粘ることができ、この時に隠れ特性「ふみん」になることがある為、限定的な配布ではあるが隠れ特性持ちとくだいサイズバケッチャが正規に存在する。……いや、そういうのは予告するか最初から隠れ特性の状態で配布しよう?突発で仕込まれても気づかなかったらどうするんだよと。
  • 特性「おみとおし」+「どろぼう」もしくは特性「ものひろい」でアイテム集めには便利なポケモン。群れバトルでも「はっぱカッター」があるので一掃できる。
  • アニポケではムサシが捕まえており、独特の鳴き声が面白かった。

No.711 パンプジン

  • バンブジンではない。パンプキンの婦人だから「パ」ンプジン。
  • 進化前同様大きさによって種族値が異なる。サイズが小さいほどすばやさが高くHPとこうげきが低い。サイズが大きいとその逆となる。かつ、とくだいサイズは何と鳴き声まで違う。
  • 進化条件が通信交換なので入手は面倒だが、カボチャ提灯モチーフなのでハロウィンの時期になると決まってこいつがミラクル交換で送られる。のみならずとくだいサイズのバケッチャが珍しいこともあって、布教目的でとくだいバケッチャがミラクル交換で届くことも多かった。ミラクル交換は通信交換扱いとなるので、やってきたバケッチャは即進化する。私はこれでバケッチャの進化方法を知った。
  • その後私も送る側になったが、よく考えるとバケッチャを送るのは進化の分時間を喰うので軽いテロだなと思った。反省。
  • 対戦ではとくだいサイズが主に使われ、特性「おみとおし」や系統固有技「ハロウィン」、その他「タネマシンガン」「トリックルーム」などが強い。また、くさで唯一ほのおタイプの攻撃技を覚えられるので奇襲として使ってみてもよいだろう。
  • なおこの「ハロウィン」、4回もレベルアップ技に出て来る。進化前より1回増えている。幾ら何でもしつこい。
  • アニポケではムサシがバケッチャとクチートを交換した時に進化させており、その時に自分のパンプジンを馬鹿にされたことに怒り引き戻させた。ムサシのポケモン愛を感じさせる一幕だった。

No.712 カチコール

  • 氷の塊そのまんまなポケモン。
  • 正直語ることに困る。XYでフロストケイブに出て来るが遅い上にろくなこおり技を覚えない。とくこうが低いので特殊技には期待できず、物理技も便利な「つららばり」「つららおとし」「こおりのつぶて」を覚えられない。しかも遺伝技にもない。物理耐久はそこそこだが特殊耐久はからっきし。かつ致命的に遅い。
  • 対戦用に育てるにしても、遺伝技が4つしかないが、習得経路がかなり細くかつ御三家を経由する必要があるので孵化がかなり面倒。もうね、阿保かと、馬鹿かと。
  • 余談だが、こいつとよく似た名前の注射器がある。カルチコールというらしい。

No.713 クレベース

  • 何だこの平べったいテーブルのような何かは。見ようによっては航空母艦のようにも見える。ただどうも平べった過ぎて何か上に載っていないと物足りない。100人乗っても大丈夫だろうか。
  • ORASで遂にこいつをモチーフにしたテーブルが出てきてしまった。大きいので色々載せても大丈夫。
  • 対戦ではぼうぎょが異常に高く、HPもかなりの高さなお蔭で物理耐久は全ポケモン中ナンバーワン。この空母を生半可な力で破壊しようなどと考えてはいけない。そこから「じこさいせい」「てっぺき」までできる。勘弁してくれ。特殊耐久は低いが「ミラーコート」があり、更に隠れ特性が「がんじょう」なので決まりやすい。
  • 反面攻撃面は難ありで、タイプ一致こおり技で有用そうなのが「ゆきなだれ」「こおりのキバ」くらい。サブ技は多いのだが。しかも物凄く遅い上に先制技もない。やっぱり空母は小回りが利かないらしい。
  • だがさかさバトルでは一転本物の不沈空母に変化する。弱点が何とこおりだけで半減も4つ。能力を強化すれば更に沈まない。流石我らの空母。

No.714 オンバット

  • オンバーンの方が先に公開され、進化前がどんなポケモンか、どこに出て来るか話題になったが、まさかのシナリオ終盤でしかも上から落ちて来るとは。扱いがどことなくBWのワシボンを彷彿とさせる。
  • タイプの組み合わせがひこう・ドラゴンと、珍しくタイプ1にひこうが来ている。トルネロスに次いで2例目、そして進化形が3例目となる。進化形はそうでもないがこいつのこの見た目では確かにドラゴンかと言われればただの蝙蝠にしか見えない。しかもドラゴン技を「りゅうせいぐん」以外覚えない。
  • 種族値はこうもりポケモンの先輩であるズバットとこうげき・とくこうを入れ替えたものだったりする。その為ドラゴンタイプの中で最も合計種族値が低い……。
  • なお、「すりかえ」を遺伝させるには「カラマネロ→ヘイガニ→アーケン→オンバット」と経由させる必要がある。
  • アニメではサトシがタマゴから孵化させたポケモン。最初は飛べなかったが、ルチャブルやヒノヤコマの指導のおかげで飛べるようになった。3匹で出場したスカイレースの回は手に汗握るものがあった。

No.715 オンバーン

  • 巨大蝙蝠とワイバーンの合体形。
  • 最初に公開された時に何故最初にひこうが来るのかがよく分からなかった。進化前を見て蝙蝠モチーフのせいだろうと納得した。蓋を開ければドラゴン最速。そして鳴き声がとってもうるさい。
  • なお種族値はクロバットからこうげき・とくこうを入れ替えて、更にすばやさの7をとくこうに持って行ったもの。
  • 技「ばくおんぱ」と共に公開されたが、まさかノーマルタイプ威力140でしかも全体攻撃技とは。
  • 対戦では特殊技が豊富で、ひこう・ドラゴンの技の他「かえんほうしゃ」「ばくおんぱ」などで安定して攻められる。特性も「おみとおし」「すりぬけ」が強力。変わった所では「いかりのまえば」も。とくこうはそこまで高くなく、能力強化にも乏しいのが弱点。
  • また、特性「おみとおし」+技「すりかえ」ができるポケモンの中で最速で、アイテムハンティングにも有用。ただ「すりかえ」の遺伝はかなり面倒。
  • アニメではサトシのオンバットが進化し、兄貴分のルチャブルと一緒に大活躍を見せた。

No.716 ゼルネアス

  • イクシャア!!
  • 七色メガオドシシではない。
  • Xの看板ポケモン。
  • まさかの新タイプフェアリーが伝説に加入した。……あの、どくタイプの伝説はまだですか……?アルファベットのXに見えるポケモンという設定なのだが、上半身だけ見えるとYに見える。あれ?
  • BW同様シナリオ中に捕まえなければいけない仕様になっている。どうにかならなかったのか。
  • ゼルネアスとイベルタルとは「再生⇔破壊」の関係。だがイベルタルはゼルネアスに一方的に弱点を突かれてしまう。不憫。
  • 対戦では禁止級伝説の勢力図をたった1匹だけで塗り替えてしまった張本人。
  • 種族値はこうげき・とくこうが高くすばやさはそれなり。というかイベルタルと全く同じ。固有技「ジオコントロール」は1ターン溜めるもののとくこう・とくぼう・すばやさを何と2段階も上げる技。アイテム「パワフルハーブ」を持たせて使うことで次のターンから超高速で「マジカルシャイン」などのフェアリー技をぶっ放す。特性「フェアリーオーラ」で威力増し増し。しかもとくぼうまで上がるので特殊技では中々倒れない。物理耐久は低いと思いきやHPがかなり高いので存外耐えるという。
  • このせいで今までのさばっていたドラゴン軍団が一気に駆逐されてしまった。生き残ったのはひこう物理技「ガリョウテンセイ」を引っ提げたレックウザくらい……。せいめいポケモンなのにドラゴンを駆逐して回る破壊神のようになってしまった。何てことだ。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』では暴走したイベルタルをこいつが治めた。やっぱりそういう役回りなのかこいつは。

No.717 イベルタル

  • イガレッカ!!
  • 赤いメガドンカラスではない。
  • Yの看板ポケモン。アルファベットのYに見えるポケモンという設定。こちらは確かに飛んでいる姿や威嚇した姿がそれに見えなくもない。
  • BW同様シナリオ中に捕まえなければいけない仕様になっている。どうにかならなかったのか。
  • ゼルネアスとイベルタルとは「再生⇔破壊」の関係。だがイベルタルはあく・ひこうタイプなせいでゼルネアスに一方的に弱点を突かれてしまう。不憫。
  • 種族値はこうげき・とくこうが高くすばやさはそれなり。というかゼルネアスと全く同じ。
  • 対戦ではあく・ひこうそれぞれの技を器用に使いこなすが、特性「ダークオーラ」と固有技「デスウイング」が噛み合わないのが残念。いや、何故「デス」なのにひこう技なのかと。だが決して弱くなく、「はたきおとす」「ふいうち」「バークアウト」などで嫌らしく攻めるのが得意。流石あくタイプと言ったところ。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』では技「デスウイング」で石化するというおぞましい能力を引っ提げて登場し、眠りを覚ました者達に次々と襲いかかったが、ゼルネアスに沈められた。やっぱりゼルネアスには勝てないのか。

No.718 ジガルデ

  • ゼドアーッ!!
  • XYで終の洞窟という場所にひっそりと暮らしているポケモン。そのままZバージョンが出るのかと思ったら次回作が出てしまった。とはいえ次回作で重要な鍵を握っているらしいので楽しみ。
  • 最初見た時「何だろうこのうねうねしたものは」と思った。タイプが想像できない。うねうねしてるからドラゴンっぽいのは分かるが、もう1つがまさかじめんとは想像できなかった。実はカロス新規追加のじめんタイプはホルードとこいつだけという。少なすぎる。
  • そしてアニメで先行登場した通称「プニちゃん」が妙に癖になる。最初はモノアイでウッとなったがすっかり慣れてしまった。正式名称は「ジガルデコア」というらしい。アニメオリジナルかと思ったら次の本編でちゃんと出て来るらしいので期待が高まる。
  • 対戦では正直現状のままではごく普通のポケモンレベルにしかならない。特性を発動させたところで自分が有利になるわけでもないし、むしろ片方の一致技が無効化される上にゼルネアスからは弱点まで貰うので散々。「さめはだ」がなく「しんそく」「りゅうのまい」があるガブリアス程度としか言いようがない……。
  • だがORASのハピナスひみつきち、通称「ハピナス道場」を味方の協力なしで瞬殺できるほぼ唯一の存在である。味方を巻き込まないじめん物理技「グランドフォース」を真ん中でぶっ放すだけであっという間に3匹分の経験値をゲットだぜ。

No.719 ディアンシー

  • メレシーの突然変異体。つまりメレシーが生まれる時に偶然生まれるのがディアンシーということらしい。だがメレシーを孵化してもこいつは生まれない。あくまで幻の存在ということらしい。♀のように見えるが性別は不明。
  • ピンクのダイヤモンドという恐ろしく貴重なものを体に纏っており、しかもダイヤモンドを簡単に生成できるらしい。どんな圧縮技術だ。
  • なお、最も美しいポケモンと言われているが、あれ?それミロカロスの称号だったような……。
  • XYでこいつを手に入れると突然紳士が現れ、こいつを譲るようせがまれるイベントが発生する。別に譲ることはないのだが、このせいで能力厳選に時間がかかる。何故そんな茶番を挟んだ。
  • また、映画館配信のみならずORAS発売の少し後にキャンペーンとして「ポケモンセンター・ポケモンストア限定かつORAS限定」で再配布された。しかも何と色違い個体が。色違いの幻のポケモン配布はゲノセクト・ジラーチに次いで3例目となった。ORASではせがむイベントは起こらない……と思いきや……。
  • 対戦では正直扱いが難しい。いわ・フェアリータイプでメレシーと耐久・すばやさが同じで火力はこちらの方が上なのだが、いわ特殊技にめぼしいものが「げんしのちから」しかなく、フェアリー物理技は覚えられない為物理特殊両方揃えないとまともに戦えない。何故「パワージェム」「じゃれつく」を覚えないのか。何故固有技「ダイヤストーム」が特殊技でないのか。色々ちぐはぐで頭が痛い。メガシンカすると能力がガラリと変わるのでそこも悩ましい。
  • 遅くしてじっくり居座るか、素早くしてメガシンカでガンガン攻めるか。裁量次第で大きく変わるポケモンと言える。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』ではダイヤモンド鉱国のわがままお姫様として登場した。メガシンカすることで国のピンチを切り抜けたが、まさかユリーカが持っていた石がメガストーンだったとは。

No.719 メガディアンシー

  • \ロイヤルピンクプリンセスちゃーん!!/
  • ディアンシーがメガシンカして少女アニメに出て来るお姫様のような格好になった。「ロイヤルピンクプリンセス」と呼ばれるらしい。月に代わってお仕置きか、それともプリティでキュアなやつか。
  • メガシンカに必要なメガストーンはORASでのみ受け取れるが、その時のイベントでまたもディアンシーを譲るよう催促される。しかも欲しかったはずの当人は「ごついポケモンが欲しいからディアンシーは要らない」という旨の発言をする。それでいいのか。
  • メガシンカすることでぼうぎょ・とくぼうが大幅ダウンし、こうげき・とくこう・すばやさが急上昇するという、魔改造にも似た能力変化を遂げる。特性は「マジックミラー」に変わる為状態異常や「ちょうはつ」などを受けない……のはいいが、耐久が下がるのでそのまま殴りかかられる可能性もある為役に立つかどうかは何とも言えない。またすばやさが反映されるのがメガシンカした次のターンであるせいでメガシンカ直後の隙が大きすぎる。「まもる」がほぼ必須になってしまうのも苦しい。
  • とはいえ物理特殊両方を使いこなさなければいけないこいつにとっては分かりやすい攻撃型ステータスになったと言え、上手くメガシンカできれば結構活躍できるだろう。
  • そういえばORASのプロモーションに出てきたダイヤモンド製のレイピア持ちメガディアンシーの実装はいつですか?

No.720 フーパ(いましめられしすがた)

  • おでましー!
  • 某何とか大魔王ではない。アクビの方でもない。
  • XYでは解禁されず、ORASになって初めて発表された。
  • 初のエスパー・ゴースト複合だが4倍弱点を2つも抱えるので安心はできない。だがそれ以外に弱点がないので考えようによっては悪くないのかもしれない。
  • 異空間を繋ぐリングを自在に操ることができるというパルキアが怒りで飛んできそうな能力を持つ。セレビィとディアルガも似たような能力の持ち主だしそういうものなのかもしれない。どうでもいいけど某猫型ロボットアニメにそんなリング状の道具があったよね。そしてORASで大量のリングが色んな僻地に置かれていたのはもしかすると?
  • 対戦では固有タイプかつ固有技「いじげんホール」でそれなりに動けなくもない。とくこうも高いのでダメージも期待できる。だがすばやさ・ぼうぎょが低いので高速で物理技をぶっ放されたらほぼ即死。うーん。
  • 映画『リングの超魔人フーパ』ではめっちゃ幼い悪戯な子になっていた。映画自体はリングを抜けるのに一苦労していたイメージしかない。一体どういう映画だったのかよく分からない。伝説の無駄遣い感満載。

No.720 フーパ(ときはなたれしすがた)

  • おーでーまーしー!
  • 一体どこからどうやったらこんな風に解き放たれてしまうのか。正にランプの魔人。
  • 「いましめのツボ」を使うことでこの姿になれるが、タイプ・能力・分類の3つが変わる。幾ら何でも変わり過ぎ。なおこの姿になれるのは3日間だというが、元に戻ったら二度とこの姿になれないというわけではない。
  • タイプがエスパー・あくになり、とくこうの他こうげきも物凄く高くなる。耐久はそのままで耐性もエスパー無効のみになってしまったので守りは完全に捨てたらしい。
  • 完全固有技「いじげんラッシュ」まで追加された。何とこの技あく技初の威力100で、かつ守り技無効。しかもドーブルやいましめられしフーパも覚えられるがこの2匹は使うことができない。何だこの破格の仕様。だがこの技を使うとぼうぎょが下がる。やっぱり守りは投げ捨てるものなのだろうか。
  • 映画『リングの超魔人フーパ』では幼い口調そのままにやたらと野太い声になった。物凄いギャップ。

No.721 ボルケニオン

  • ぶっ飛べ!!
  • 721番目のポケモン。次回作の幻のポケモンマギアナと共に公開された。マギアナが歯車で動いている為、こいつは本来火山モチーフなのだが蒸気機関モチーフにも思え、近代産業革命を彷彿とさせる。凄くワクワクする。
  • タイプが初のほのお・みずで、これでみずタイプは全タイプとの複合を達成した。
  • タイプ的に最も似合う「ねっぷう」の他、ほぼ上位互換の固有技「スチームバースト」を有する。
  • 対戦ではとくこう・こうげきが高く耐久もそれなり……なのだがすばやさが低く、一般ポケモンであれば申し分ない強さだが伝説幻まで混ざるとなるとうーんという感じ。ほのおもみずも通りが悪すぎる。
  • 映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』では超がつくほどの人間嫌いでピカチュウを電気ネズミ呼ばわりしていた。だが根は優しくマギアナのよき保護者だった。なお水がないと技が放てないという結構致命的な弱点がある。幻のポケモンといっても万能ではないようだ。
最終更新:2016年11月05日 23:45