アットウィキロゴ

第伍話

11月のある日、橘音は事務所にメンバーを集め、妖怪大統領の正体はバックベアードということが分かったと告げる。
その頃、祈は学校でレディベアに、今夜ブリーチャーズに刺客を差し向けると予告されていた。
その夜、それぞれ就寝した一同は気付くと電車の中にいた。橘音は眠っており、起きる気配がない。
ディスプレイに、人間が猿によって虐殺される映像が映し出され、一人の女性が猿に追われて助けを求めて来る。
猿を蹴散らしたところで、レディベアと謎の青年(自称イケメン騎士R)が入ってきた。
レディベアは一行に、これは夢の中で猿によって殺されて現実でも死ぬ猿夢という怪異だと告げる。
そして安全地帯から観戦すべく隣の車両に移ろうとするが、ドアが開かない。
怪人赤マントに嵌められたと察したレディベアとRに、ポチとノエルが共闘を持ち掛ける。
紆余曲折の末、Rは中立を保ち、レディベアは共闘することとなる。
猿を撃破しながら先頭車両を目指す一行だが、無限に強くなる猿達に次第に追い詰められていく。
その上、寝ていたはずの橘音の姿がいつの間にか消えてしまうのであった。
いよいよ危なくなった時に、橘音の声のアナウンスが、間もなくきさらぎ駅に停車するので降りるようにと告げる。
一行がきさらぎ駅に降りると、橘音も先頭車両から降りてきた。
橘音はここで猿夢を漂白してしまおうと言い出し、犯人探しが始まる。
祈が最初に一行に助けを求めてきた女性に詰め寄ると女性は猿夢としての正体を現し、駅員の服を着た猿の姿になった。
尾弐に今すぐ漂白するように促す橘音だったが、尾弐はこの橘音が偽物だということを見抜く。
偽橘音の正体は怪人赤マントであった。
唐突に祈に目を付けた赤マントは、祈に、両親を殺したのは橘音と尾弐だと告げる。
動揺する一行を前に、怪人赤マントは、猿夢に術をかけ巨大化させ、巨大化した猿夢は一行に襲い掛かる。
絶望的な戦いに思われたが、怪人赤マントとイケメン騎士Rは険悪な仲らしく、イケメン騎士Rが一撃で猿夢を葬り去った。
ドミネーターズは去ってゆき、ブリーチャーズの一行だけがその場に残された。
一刻も早く脱出しなければならないが、尾弐と同じ場にいられなくなった祈はトイレに引きこもってしまう。
そこに謎の駅員らしき男が現れ、祈にきさらぎ駅からの脱出方法を教えるのであった。
その後ノエルに連れ戻された祈は、男から聞いた脱出方法を皆に伝え、その方針で行動することとなる。
坂を上がっていくと、無数のくねくね達が櫓の周囲で踊っていた。
事を荒立てぬように静かに通り過ぎていく一行だったが、前方から来たくねくねに見つかってしまい
無数のくねくねや巨頭達の群れが襲い掛かってきた。
なんとか坂を登りきるも、トンネルの入り口が大岩に塞がれており、更にこの妖怪達の首領らしきヤマノケが姿を現した。
間一髪で岩を退けることに成功し、トンネルの中に逃げ込む一行だったが、ヤマノケが祈に狙いを定めて執拗に追ってくる。
捕まりかけた時、先刻祈に脱出方法を教えた謎の駅員が現れ、ヤマノケ達を食い止める。
駅員は祈や尾弐に意味ありげな言葉を投げかけ、ここは自分が食い止めておくから行けと告げた。
辿り着いたトンネルの出口は、入り口にあったよりも大きい岩で塞がれていた。
途方に暮れる一同だったが、大岩の向こうから橘音の声が聞こえたかと思うと、岩が砕け散った。
気付くと一同は、それぞれ前夜眠った場所で何事も無かったかのように目覚めているのであった。
しかし橘音は忽然と姿を消しており、事務所を家探しする一同。
そこには、皆への別れとブリーチャーズ解散を告げる置手紙だけが残されていた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年01月07日 23:22