本日、Willcom端末を解約しました。
DDI Pocket時代に契約をして、これまで12年と8ヶ月。近年では携帯電話に押され気味であったとはいえ、さすがにこみ上げてくるものがありました。解約が終わりショップを立ち去る際、思わず担当の方に『長い間お世話になりました』と言っていました。初対面だったのに・・・
解約の理由はいくつかあります。
- 一番の理由はiPhoneの登場。最近はこちらばかり使ってました。
- ここ数年は、Willcom の『強み』が強みでなくなってしまっていました。
- それに伴い、Willcom を使い続けるメリットがかなり低くなっていました。
- もちろん、Willcom の最近の経営状況に関するニュースも・・・
思えば、初めて『携帯電話』を買おうかと思ったのは大学院に通っていたある日、就職活動を考え始めたときでした。また、パソコン通信の電話代を実家の電話代から切り離す意味もありました。
その当時もPHS以外の選択肢もあったのですが、値段が安い、音が良い、データ通信がとても早い(すべて当時の話です)、等々、その当時のPHSには、デメリット(当時のエリアはかなり穴だらけでした)を考えても余りあるメリットがありましたので、PHSと言う選択は、決して悪いものではありませんでした。
当時、PHSは、NTT Personal、Astel、DDI Pocket の三社が扱っていましたが、一番データ通信に力を入れていた DDI Pocket が私の選択となりました。
購入後、Willcom (DDI Pocket)は、データ通信(高速通信やパケット定額)、端末(フルブラウザやSmartPhone)、着信メロディー(feel H")など、様々な面で携帯電話各社に対抗し、分野によっては、むしろ牽引していた時期もありました。
しかし、ある時期を境に、携帯電話各社にそれら全てを追い越されたように思います。最近では、次世代 PHS を含めアイディアはあるようですが、それを実行するだけの体力が無いようでした。また、それゆえかどうかは分かりませんが、端末自体も携帯各社に比べると全体的に見劣りするものが多くなっていったように思います。
そして、今回の経営の危機。
今後 Willcom がどうなってしまうのか、私には分かりません。解約してしまった人間が言うのも何ですが、これまで Mobile の世界を引っ張ってきた企業の一つとして、ぜひ立ち直って欲しいものだと思います。
何年後か、もしWillcomが復活し、携帯業界を牽引するような会社になったのならば、また戻ってもいいかなとも考えています。
さようなら、Willcom...
2/24 追記
解約後、一週間だけ回線を生かしておいたのですが、それも終わりました。
確認のため端末にリセットをかけたところ、Willcom の基地局を一切拾わなくなりました。改めてしんみりとした気分を味わいました。
最終更新:2010年02月24日 01:40