IDdata | |
Name | ロジャー・クリス |
Alias | 【ドクターミラビリス(驚異博士)】 |
Class | スカラー&サイキッカー |
Rank | ロード&ロード |
Money | 99,678,555,000W¢ |
Point | 139743538pt |
Ranking | 56/6473226 |
OOPARTS | |
Link | 無所属 |
Age | 21 |
学年 | 四十四年度入学 予科程五年修了 本科七年目 |
職業 | メモリー診療所名誉会長 |
外科医 | |
人種 | 英人 |
所在地 | ノースヤード |
連帯保証人 | フベルトゥス・ネスラー |
PROFILE
学園生徒ではもっとも優れた医療技術と知識を持つ。
ラッセルに双ぶ学者肌の青年であり、研究や真理の探究以外に対しては基本的にドライな性格。ラッセルが機械などの無機物や言語に優れているのに対し、ロジャーは有機物、生命の神秘に対する探求を専攻している。方向性は違うものの、同じく真理の探究者、知識の開拓者として共に感じるものがあるのか、かなり仲は良い。
ただ、端から見ている分には全くそうは思えない。互いにこれといって喋る事もなく、ただ対面してコーヒーを飲んでいる緊張感のある姿を見せられては、仲が良いとは思えないだろう。しかし、これは互いに元々が雄弁な方ではない事に加え、二人の選考が全く違うと言う事を互いに考慮しているので、沈黙と言う静かな時間を過ごすのが二人なりの友情なのだ。年齢は違えど互いに敬意を持っている。彼らにコーヒーなり食事なりをサーブしているユリアは、二人が特に喋りもせずにただ時間だけを過ごしている様子を見て、仲が良いと判断して微笑みながらロジャーをもてなしている様子が見られる。
ただ、彼は過去の経歴から戦闘も護身は充分にこなせるレベルであるし、ラッセルよりも多弁で社交的である(ラッセルと比べるのが間違いかも知れないが)。事実、彼が名誉職員であるメモリー診療所の夢見や狩屋などからは慕われているし、普通に会話を交わしている。
というより、彼は常に薄い笑顔を浮かべて敬語で応答しているので、社交性は高い。ただ、その分だけ内心は読み辛く、一部からは不気味に思われているようだ。親しい夢見や狩屋などなら、浮かべている笑みが社交か本気かを理解できるようだが、他の面々にとっては一様に笑みを浮かべているようにしか見えない故に恐怖を誘う様子だ。
ラッセルに双ぶ学者肌の青年であり、研究や真理の探究以外に対しては基本的にドライな性格。ラッセルが機械などの無機物や言語に優れているのに対し、ロジャーは有機物、生命の神秘に対する探求を専攻している。方向性は違うものの、同じく真理の探究者、知識の開拓者として共に感じるものがあるのか、かなり仲は良い。
ただ、端から見ている分には全くそうは思えない。互いにこれといって喋る事もなく、ただ対面してコーヒーを飲んでいる緊張感のある姿を見せられては、仲が良いとは思えないだろう。しかし、これは互いに元々が雄弁な方ではない事に加え、二人の選考が全く違うと言う事を互いに考慮しているので、沈黙と言う静かな時間を過ごすのが二人なりの友情なのだ。年齢は違えど互いに敬意を持っている。彼らにコーヒーなり食事なりをサーブしているユリアは、二人が特に喋りもせずにただ時間だけを過ごしている様子を見て、仲が良いと判断して微笑みながらロジャーをもてなしている様子が見られる。
ただ、彼は過去の経歴から戦闘も護身は充分にこなせるレベルであるし、ラッセルよりも多弁で社交的である(ラッセルと比べるのが間違いかも知れないが)。事実、彼が名誉職員であるメモリー診療所の夢見や狩屋などからは慕われているし、普通に会話を交わしている。
というより、彼は常に薄い笑顔を浮かべて敬語で応答しているので、社交性は高い。ただ、その分だけ内心は読み辛く、一部からは不気味に思われているようだ。親しい夢見や狩屋などなら、浮かべている笑みが社交か本気かを理解できるようだが、他の面々にとっては一様に笑みを浮かべているようにしか見えない故に恐怖を誘う様子だ。
彼が今のランキングにのぼった切っ掛けとなった出来事がある訳ではないが、強いて言えば戦場での活躍だろうか。
医療技術を高め、生命の神秘についての探求を進める為、彼は進んで命のやりとりの現場へ向かった。その多くは紛争地域であり、彼は百を越す紛争に姿を現している。紛争地帯を選んだ理由は、協会の目が届きにくい場所を選んだと言う事もある。決して純粋な気持ちだけでなく、実験と言う意図をも持っていた彼は、自分の自由な方法で医術を試す事が出来る現場を求めていたのだ。
しかし、例え未知の医術を用いるとも、証明されていない術式を施すとも、ロジャーは天才だった。その殆どが彼の理論のままに成功し、死を覚悟した兵士や市民を悉く救っていった。
その結果として彼は戦場で数多の傷を癒し、地域で無限の病を治し、偉大なる博士と呼ばれ始めた。そのうちにロジャー=クリスの名が瞬く間に広がっていったのは当然の事だろう。その噂を聞きつけた協会の幹部クラスや大企業・組織のトップクラスにある人物の治療も行い、いつしか『デスディスペラー(死神を追い払う男)』と評されるようになった。本科三年目、17歳の頃である。
その当時において既に医療技術において学園生徒のみならず、世界でも頂点のグループに位置しており、ランキングも300に肉薄していた。
そうして戦場で予科時代に構築した一通りの理論を実践した彼は、学園に戻りメモリー診療所を立ち上げる。尤も、それは公認リンクを作り上げれば研究がし易くなるとの思いが強く、それほど真剣に治療をしようと考えていた訳ではない。あくまでも研究と実践、そして利益の三得を狙っての事である。
それでもあまりに有名となったその名を頼って学園内外から多くの患者が押し寄せ、ロジャーは片手間に、しかし完璧にその多くを治していった。
新たに学園内で様々な医療の理論を展開、実践して発表し、医術界を塗り替えたとも言われるその功績に対し、紛争地域での活躍をあまり知らない人々は畏敬の念を込めて『ドクターミラビリス(驚異博士)』と呼び始めた。
ただ、紛争地域で彼の活躍を見たものは、それよりも強い尊敬の念を持って未だに『デスディスペラー』のエイリアスで呼んでいる。
医療技術を高め、生命の神秘についての探求を進める為、彼は進んで命のやりとりの現場へ向かった。その多くは紛争地域であり、彼は百を越す紛争に姿を現している。紛争地帯を選んだ理由は、協会の目が届きにくい場所を選んだと言う事もある。決して純粋な気持ちだけでなく、実験と言う意図をも持っていた彼は、自分の自由な方法で医術を試す事が出来る現場を求めていたのだ。
しかし、例え未知の医術を用いるとも、証明されていない術式を施すとも、ロジャーは天才だった。その殆どが彼の理論のままに成功し、死を覚悟した兵士や市民を悉く救っていった。
その結果として彼は戦場で数多の傷を癒し、地域で無限の病を治し、偉大なる博士と呼ばれ始めた。そのうちにロジャー=クリスの名が瞬く間に広がっていったのは当然の事だろう。その噂を聞きつけた協会の幹部クラスや大企業・組織のトップクラスにある人物の治療も行い、いつしか『デスディスペラー(死神を追い払う男)』と評されるようになった。本科三年目、17歳の頃である。
その当時において既に医療技術において学園生徒のみならず、世界でも頂点のグループに位置しており、ランキングも300に肉薄していた。
そうして戦場で予科時代に構築した一通りの理論を実践した彼は、学園に戻りメモリー診療所を立ち上げる。尤も、それは公認リンクを作り上げれば研究がし易くなるとの思いが強く、それほど真剣に治療をしようと考えていた訳ではない。あくまでも研究と実践、そして利益の三得を狙っての事である。
それでもあまりに有名となったその名を頼って学園内外から多くの患者が押し寄せ、ロジャーは片手間に、しかし完璧にその多くを治していった。
新たに学園内で様々な医療の理論を展開、実践して発表し、医術界を塗り替えたとも言われるその功績に対し、紛争地域での活躍をあまり知らない人々は畏敬の念を込めて『ドクターミラビリス(驚異博士)』と呼び始めた。
ただ、紛争地域で彼の活躍を見たものは、それよりも強い尊敬の念を持って未だに『デスディスペラー』のエイリアスで呼んでいる。
彼にとって医療はあくまで理論を実践する為であり、人物の如何は問わない(勿論、彼が気に喰わない人間ならば助けない時もある)。その為に紛争地域で動いていた時から、様々な人物を【適当に】救っていた。その為に表の傭兵や兵士だけでなく、裏の暗殺者や工作員にもツテがあり、その人脈は他人が考える以上に幅広い。大組織の幹部や社長クラスにもツテがあると噂されている。
その医療に関する考え方から、学園トップランカーやレイズエリアにも知人(顧客)を多く持つ。一歩間違えれば死ぬ事も何ら不思議ではない彼らにとってはロジャーの医術は得難いものであるし、彼自身も特に問題のある性格をしている訳でもない。敵に回しても利が殆どないが、味方にしておけば万一の際の力強い保険となる為に、程よく付き合っている連中が多い。
その医療に関する考え方から、学園トップランカーやレイズエリアにも知人(顧客)を多く持つ。一歩間違えれば死ぬ事も何ら不思議ではない彼らにとってはロジャーの医術は得難いものであるし、彼自身も特に問題のある性格をしている訳でもない。敵に回しても利が殆どないが、味方にしておけば万一の際の力強い保険となる為に、程よく付き合っている連中が多い。
メモリー診療所を設立してから一年後、その名前が学園中だけでなく学園外にも完全に認知された頃、ロジャーに教えを乞いたいとやって来たのが夢見である。当時、殆ど知識を持たない(あくまでもロジャーから見て。夢見は医術関連においては予科程終了の水準を遥かに超えていた)彼女は、ロジャーに断られても食い下がり、無償で働くから、と申し出た。その熱意に、ロジャーは一週間の条件付きで働きぶりを見る事にした。
そこで彼は、夢見の医者としての能力、そしてそれ以上にその熱意を認めた。治す為にはどのような事でもしてみせる彼女の行動が、彼には懐かしく映った。加えて、来る患者の大半ならば彼女一人に任せても十分過ぎるだろう、との確信を得た彼は、彼女を置いておけば仕事を任す事が出来、自分は研究に専念出来ると考えた。
ロジャーが研究が先に立つタイプであるのに対し、夢見は方法は兎も角、治療する事を第一とする。それならばつまらない実践は彼女に任せても構うまい、そう考えて夢見を正式にリンクに入れた。
その後の一年、合間合間に暇潰しレベルで医療を教え、夢見がロジャーから見ても満足出来る程度になったと認め、院長の座を譲った。今では彼の深い友人や、大量の金を積んだ患者、または彼の研究を実践する為のみ治療を行い、その他の大半の時間を研究に費やしている。
そこで彼は、夢見の医者としての能力、そしてそれ以上にその熱意を認めた。治す為にはどのような事でもしてみせる彼女の行動が、彼には懐かしく映った。加えて、来る患者の大半ならば彼女一人に任せても十分過ぎるだろう、との確信を得た彼は、彼女を置いておけば仕事を任す事が出来、自分は研究に専念出来ると考えた。
ロジャーが研究が先に立つタイプであるのに対し、夢見は方法は兎も角、治療する事を第一とする。それならばつまらない実践は彼女に任せても構うまい、そう考えて夢見を正式にリンクに入れた。
その後の一年、合間合間に暇潰しレベルで医療を教え、夢見がロジャーから見ても満足出来る程度になったと認め、院長の座を譲った。今では彼の深い友人や、大量の金を積んだ患者、または彼の研究を実践する為のみ治療を行い、その他の大半の時間を研究に費やしている。
ABILITY
【ゴッドハンド(神霊の手)】
心霊医療の行使の粋ともいうべき技の使い手。
自身の手を直接相手の体内に入れて切開も道具もなしに、外科手術を行う事が出来る。正確には念力や物質引き寄せなどの様々な能力を用いて患部を除去、そして再びアボートによって対象者の悪部を引き出す事が出来るというものであり、実際に手を体内に入れなくとも患部除去は可能だが、手から力を発して手の中に引き出すと言う能力上、直接相手の体に触れて、また出来るだけ患部との距離を近くした方が精神力の消費が少なくてすむのである。
この事は、理論上、ロジャーは相手の体に触れもせずに相手の体内から内蔵でも骨でも何でも取り出す事が可能だと言う事を意味している。
それは事実だが、実際に行使する事は出来ない。相手の体に触れもせずにこの能力を行使するのは、触れた状態に発動必要な精神力より1億〜2億倍の精神力を擁するという。当然、いかに精神力に優れた彼と言えど、一度行えば精神力が擦り切れるどころの話ではない。一瞬でゼロどころかマイナスに辿り着いてしまう。それ故、理論上は可能だが実行は不可能だ。
それに、例え触れた状態であっても一瞬で実行できる能力ではなく、少なくとも一分は対象に触れている必要があるので,戦闘で使い易い能力とは言い難い。ただ、外科手術に置いては得難い能力で,彼はこの力を【神が与えたもうた力】として非常に気に入っている。
心霊医療の行使の粋ともいうべき技の使い手。
自身の手を直接相手の体内に入れて切開も道具もなしに、外科手術を行う事が出来る。正確には念力や物質引き寄せなどの様々な能力を用いて患部を除去、そして再びアボートによって対象者の悪部を引き出す事が出来るというものであり、実際に手を体内に入れなくとも患部除去は可能だが、手から力を発して手の中に引き出すと言う能力上、直接相手の体に触れて、また出来るだけ患部との距離を近くした方が精神力の消費が少なくてすむのである。
この事は、理論上、ロジャーは相手の体に触れもせずに相手の体内から内蔵でも骨でも何でも取り出す事が可能だと言う事を意味している。
それは事実だが、実際に行使する事は出来ない。相手の体に触れもせずにこの能力を行使するのは、触れた状態に発動必要な精神力より1億〜2億倍の精神力を擁するという。当然、いかに精神力に優れた彼と言えど、一度行えば精神力が擦り切れるどころの話ではない。一瞬でゼロどころかマイナスに辿り着いてしまう。それ故、理論上は可能だが実行は不可能だ。
それに、例え触れた状態であっても一瞬で実行できる能力ではなく、少なくとも一分は対象に触れている必要があるので,戦闘で使い易い能力とは言い難い。ただ、外科手術に置いては得難い能力で,彼はこの力を【神が与えたもうた力】として非常に気に入っている。

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