IDdata | |
Name | アトリ・カミチア |
Alias | 【ジャッジメントベル(審判の鐘)】 |
Class | ミスティック |
Rank | リード+ |
Money | 99,341,451,137W¢ |
Point | 677534563pt |
Ranking | 266/6473226 |
OOPARTS | |
Link | 無所属 |
Age | 21 |
学年 | 四十四年度入学 予科程六年終了 本科六年目 |
職業 | 風紀委員 |
人種 | 伊人 |
所在地 | ノースヤード 不夜城 |
連帯保証人 | ゼノン・シュレディンガー |
PROFILE
平均より背の小さい、綺麗と言うよりは可愛らしいタイプの女性。とても真面目で、異牙とともに夜巌のダラダラとした様子を叱り矯正しようとしている。変人ぞろいのヒュプノスにあって数少ない良識と常識を持ち合わせた女性であり、その分だけ気苦労は多いと言う損な立場の人。そのせいか、夜巌よりも異牙との仲がよく、順位的には雨月が永久一位、異牙が2位で夜巌が三位らしい。
その順位からも分かる通り、決して夜巌を軽視したりしている訳ではない。寧ろ、アトリは夜巌の実力を知っているからこそなぜ使わないのか、と怒っている節がある。尊敬できるだけの力を持っている癖に面倒くさがって使わない夜巌には立派になって欲しいと考えているようで、その為に色々と口出ししているようだ。異牙とアトリの二人に説教され、小さく丸まっている夜巌の姿をたまに見かける事が出来る。その様子は、リリコ曰く『夜巌様は女性に甘いですから♪』で、ゼノン曰く『夜巌君は女難の相に見舞われ続ける運命であろうね』で、フィガロ曰く『不夜城は立場的に女性尊重が根付いてますから』で、ブリギッタ曰く『城主が真面目になれば万事解決だがな』である。尤もな意見だ。
彼女が不夜城に雇われる事になったのは以外と古く、リリコの次に雨月によってスカウトされた。その頃の彼女は、無法地帯であるノースヤードにおいて浮いた存在であった。真面目で、すっきりしない事が嫌いな彼女はしばしばトラブルに介入し、白黒をつけていた。そんな彼女を面白いと思ってスカウトしたのが始まりだった。
不夜城に来てからは、彼女はノースヤードの治安管理に全力を注ぐようになる。法はおろか規律すら存在していなかったノースヤードに掟を作り上げるため、一時期は寝食も忘れてその事に全勢力を注いでいた。それを見かねた雨月が夜巌に手伝いをさせた。夜巌も日々痩せこけていくアトリを心配はしていたので、仕事ついでに治安の悪い場所に出向き力づくで掟を押し付けたり言葉で騙しくらかしたりした。その結果、ノースヤードの治安は多少はあがり、ほんの少しだが確かに暮らし易くなった。それがあったから、アトリは夜巌を本当は出来る子だと認識し、手伝ってくれた時の恩もあって,彼をまともで真面目な王にしようと全力を注いでいる。その為に上記のように口うるさくなってしまい、自分で言い過ぎだとは思うがこれも全て夜巌のため、疎ましく思われようとも構わない、と自身を律しながらあえて厳しくしている。
夜巌もそれは分かっているからこそ強くも出れず、それを見抜いている異牙がこれ幸いとばかりに一緒に言い立ててくる事もあり、今のような頭があがらない状態が生まれている。
なお、基本的にヒュプノスの女性陣に対して夜巌は頭があがらない。彼がスカウトしたルーシーやブリギッタに対してはそれ程でもないが、雨月がスカウトしてきた女性陣にはどうも強く出れないようだ。雨月本人、リリコ、アトリ、更にリリコが連れて来たマリア、そして何より雨月がスカウトした中でもっとも頭があがらないのは、言うまでもなく予科時代から彼の補佐役として働いている有能な異牙である。
現在、アトリはノースヤードでトラブルが起きた際に誰か戦闘向けのメンバーを引き連れて出向き、問答無用で能力行使し多数決で白黒決めるという仕事をしている
その順位からも分かる通り、決して夜巌を軽視したりしている訳ではない。寧ろ、アトリは夜巌の実力を知っているからこそなぜ使わないのか、と怒っている節がある。尊敬できるだけの力を持っている癖に面倒くさがって使わない夜巌には立派になって欲しいと考えているようで、その為に色々と口出ししているようだ。異牙とアトリの二人に説教され、小さく丸まっている夜巌の姿をたまに見かける事が出来る。その様子は、リリコ曰く『夜巌様は女性に甘いですから♪』で、ゼノン曰く『夜巌君は女難の相に見舞われ続ける運命であろうね』で、フィガロ曰く『不夜城は立場的に女性尊重が根付いてますから』で、ブリギッタ曰く『城主が真面目になれば万事解決だがな』である。尤もな意見だ。
彼女が不夜城に雇われる事になったのは以外と古く、リリコの次に雨月によってスカウトされた。その頃の彼女は、無法地帯であるノースヤードにおいて浮いた存在であった。真面目で、すっきりしない事が嫌いな彼女はしばしばトラブルに介入し、白黒をつけていた。そんな彼女を面白いと思ってスカウトしたのが始まりだった。
不夜城に来てからは、彼女はノースヤードの治安管理に全力を注ぐようになる。法はおろか規律すら存在していなかったノースヤードに掟を作り上げるため、一時期は寝食も忘れてその事に全勢力を注いでいた。それを見かねた雨月が夜巌に手伝いをさせた。夜巌も日々痩せこけていくアトリを心配はしていたので、仕事ついでに治安の悪い場所に出向き力づくで掟を押し付けたり言葉で騙しくらかしたりした。その結果、ノースヤードの治安は多少はあがり、ほんの少しだが確かに暮らし易くなった。それがあったから、アトリは夜巌を本当は出来る子だと認識し、手伝ってくれた時の恩もあって,彼をまともで真面目な王にしようと全力を注いでいる。その為に上記のように口うるさくなってしまい、自分で言い過ぎだとは思うがこれも全て夜巌のため、疎ましく思われようとも構わない、と自身を律しながらあえて厳しくしている。
夜巌もそれは分かっているからこそ強くも出れず、それを見抜いている異牙がこれ幸いとばかりに一緒に言い立ててくる事もあり、今のような頭があがらない状態が生まれている。
なお、基本的にヒュプノスの女性陣に対して夜巌は頭があがらない。彼がスカウトしたルーシーやブリギッタに対してはそれ程でもないが、雨月がスカウトしてきた女性陣にはどうも強く出れないようだ。雨月本人、リリコ、アトリ、更にリリコが連れて来たマリア、そして何より雨月がスカウトした中でもっとも頭があがらないのは、言うまでもなく予科時代から彼の補佐役として働いている有能な異牙である。
現在、アトリはノースヤードでトラブルが起きた際に誰か戦闘向けのメンバーを引き連れて出向き、問答無用で能力行使し多数決で白黒決めるという仕事をしている
ABILITY
【ギルティオアノットギルティ(有罪か無罪か)】
罪状を告げ、その罪業の有無を判断する。オドの消費は激しく、一日に二回が限度である。
発動は単純で、告発したい対象者が10m以内の位置に居る時にその罪状を読み上げれば発動する。もし殺人を行った者を告発したいのなら、【○○が行った殺人について審判する】とだけ言えば構わない。対象者の名と、その罪が何なのかを告げさえすれば能力は発動する。
能力が発動すれば、半径100mにいる人物全てを巻き込んで一種の結界の中に一瞬にして移動する。なお、この範囲内に、アトリと対象者を除き最低でも10人の人が居なければ能力は発動できない。
この結界の中では誰一人、アトリも動く事は出来ず、またアトリ以外は言葉を発する事さえ出来ない。
この中で、彼女はその罪状についての詳細を述べる。先程の例で例えるなら、【いつ】【どこで】【誰を】【どうやって】【どんな理由で】などだ。なお、この時に彼女は嘘や誇張などを言う事は出来ず、ただ彼女が知っている事を話す事しか出来ない。聞いた話でもそれを彼女が信じている場合は発言できるが、その場合でも【誰から得た情報か】、【どのくらいの信憑性がある情報か】を、例えアトリが言いたくなかったとしても言ってしまう。この空間では、真実だけが支配するのだ。
同様に、全ての情報はその出所や信憑性など、細部に至るまで解説する必要がある。不利,有利に関係なく、彼女は彼女がその事について知っている重要度の高いあらゆる情報を意に反してでも語る。
それを聞いた、被疑者以外の結界内にいる者達がそれを有罪と思うか無罪と思うか、二択で決定される。有罪か無罪かの判断に当人達の利己心や理性は挟まれず、ただ【もし自分がそれを行った場合、自分はそれを悪いと思うかどうか】のみで決定される。つまり、ここはこう思っておいた方がいい、などという結論を出す事は出来ない。表層からではなく、深層心理でどう思っているかを問われ、その総合で罪の有無を問われる。
その決定は、完全多数決だ。半数以上が【この程度なら罪にならない】或は【大した罪ではない】と思っていれば無罪、半数以上が【これは罪になる】と思っていれば有罪になる。もし同数であった場合は無罪となる。
この能力の辛い部分は、有罪か無罪かの決定は、裁判官として参加する効果範囲に居た面々の思想に左右されると言う事だ。殺人の例で言えば、一般的な性質を持っていればそれを罪と思うだろうが、もしその大半が【殺し程度が何だ?】と思っていたとすれば、例えどれだけ詳細な情報をアトリが持っていても殺しは無罪に分類される可能性が高いのだ。同時に、アトリがどれだけ調べているかによっても罪の有無は変化する。しかもよく調べておいた方がいいと言う訳でも無く、深く踏み込み過ぎなかったから有罪に出来ると言うケースもある為、有罪を勝ち取るにはかなりの運と知識、読みを要求される。非常にテクニカルな能力だ。
なお、結果が無罪になった場合は何事もなく結界が解けて何事も無かったかのようにもとの場所に戻る事になる。この際、アトリに特にこれと言ったリスクはない。ただ、一回分のオドをムダに消費する事になるだけだ。
有罪になった場合は結界は解けず、彼女の持つもう一つの能力【エクスキューション】を発動した後に結界が消える事になる。
罪状を告げ、その罪業の有無を判断する。オドの消費は激しく、一日に二回が限度である。
発動は単純で、告発したい対象者が10m以内の位置に居る時にその罪状を読み上げれば発動する。もし殺人を行った者を告発したいのなら、【○○が行った殺人について審判する】とだけ言えば構わない。対象者の名と、その罪が何なのかを告げさえすれば能力は発動する。
能力が発動すれば、半径100mにいる人物全てを巻き込んで一種の結界の中に一瞬にして移動する。なお、この範囲内に、アトリと対象者を除き最低でも10人の人が居なければ能力は発動できない。
この結界の中では誰一人、アトリも動く事は出来ず、またアトリ以外は言葉を発する事さえ出来ない。
この中で、彼女はその罪状についての詳細を述べる。先程の例で例えるなら、【いつ】【どこで】【誰を】【どうやって】【どんな理由で】などだ。なお、この時に彼女は嘘や誇張などを言う事は出来ず、ただ彼女が知っている事を話す事しか出来ない。聞いた話でもそれを彼女が信じている場合は発言できるが、その場合でも【誰から得た情報か】、【どのくらいの信憑性がある情報か】を、例えアトリが言いたくなかったとしても言ってしまう。この空間では、真実だけが支配するのだ。
同様に、全ての情報はその出所や信憑性など、細部に至るまで解説する必要がある。不利,有利に関係なく、彼女は彼女がその事について知っている重要度の高いあらゆる情報を意に反してでも語る。
それを聞いた、被疑者以外の結界内にいる者達がそれを有罪と思うか無罪と思うか、二択で決定される。有罪か無罪かの判断に当人達の利己心や理性は挟まれず、ただ【もし自分がそれを行った場合、自分はそれを悪いと思うかどうか】のみで決定される。つまり、ここはこう思っておいた方がいい、などという結論を出す事は出来ない。表層からではなく、深層心理でどう思っているかを問われ、その総合で罪の有無を問われる。
その決定は、完全多数決だ。半数以上が【この程度なら罪にならない】或は【大した罪ではない】と思っていれば無罪、半数以上が【これは罪になる】と思っていれば有罪になる。もし同数であった場合は無罪となる。
この能力の辛い部分は、有罪か無罪かの決定は、裁判官として参加する効果範囲に居た面々の思想に左右されると言う事だ。殺人の例で言えば、一般的な性質を持っていればそれを罪と思うだろうが、もしその大半が【殺し程度が何だ?】と思っていたとすれば、例えどれだけ詳細な情報をアトリが持っていても殺しは無罪に分類される可能性が高いのだ。同時に、アトリがどれだけ調べているかによっても罪の有無は変化する。しかもよく調べておいた方がいいと言う訳でも無く、深く踏み込み過ぎなかったから有罪に出来ると言うケースもある為、有罪を勝ち取るにはかなりの運と知識、読みを要求される。非常にテクニカルな能力だ。
なお、結果が無罪になった場合は何事もなく結界が解けて何事も無かったかのようにもとの場所に戻る事になる。この際、アトリに特にこれと言ったリスクはない。ただ、一回分のオドをムダに消費する事になるだけだ。
有罪になった場合は結界は解けず、彼女の持つもう一つの能力【エクスキューション】を発動した後に結界が消える事になる。
【エクスキューション(処刑執行)】
有罪を得た者に相応の罰を与える能力。【ギルティオアノットギルティ】にて有罪を得た者に対して行う罰で、これ単体で能力を発揮する事は出来ない。
オドの消費は、0である。これは、この能力行使の為に必要なオドは【ギルティオアノットギルティ】の時に既に消費しているからだ。故に、無罪となった場合は【エクスキューション】の分のオドもムダに消費している事となる。地味に燃費の悪い能力なのかもしれない。
これが発動すれば、対象者は決して避ける事は出来ない。【ギルティオアノットギルティ】と同様に、処刑が終わるまでは誰一人として動く事すら出来ないのだ。
しかし、その威力は概して低い。というのも、【エクスキューション】における罰は、これまた裁判員として巻き込まれた者達の思考や性格によって変化してしまうからだ。
【エクスキューション】の威力判定は、【自分がその罪を犯した時、どの程度の痛みを与えられるのが妥当か?】という問いの答えに左右される。また、参加者全員の答えで平均される為、大分威力は低くなる傾向にある。【自分の場合は】である為にどうしても罰が甘くなってしまう事と,もう一つ、この判定には【ギルティオアノットギルティ】で対象者の罪を無罪と判定した者も含まれる為、拮抗した状態で有罪になったような場合は、大幅に痛みが減少する。この為、【軽く殴られた程度の痛み】など、ここまでの手間を考えれば割にあわない威力である事が多い。
ただ、もしも満場一致で死が妥当と結論づけられたのであれば、死に至るほどの痛みを受ける事もある。逆に満場一致で罰を与えるほどでないとなった場合は、有罪になったにも関わらずまともな痛みを負わない。因に、死が妥当と思ったものと罰を与えるほどではないと思った者が半々であった場合は、平均なので半死くらいの痛みを負うと言う訳だ。
故に威力に関してアトリは一切干渉する事が出来ない。彼女が出来るのはギルティオアノットギルティを発動するまでであり、その後はほぼ全て自動的に流れていく。
能力を発動する前の前準備(相手の素行調査や罪状の裏付け、また周囲に対象者の罪を重罪を見る者を配置しておく事,或はどのような罪なら重く見るかと、裁判員の性格の把握など)で全てが決まる、珍しい能力だ。
有罪を得た者に相応の罰を与える能力。【ギルティオアノットギルティ】にて有罪を得た者に対して行う罰で、これ単体で能力を発揮する事は出来ない。
オドの消費は、0である。これは、この能力行使の為に必要なオドは【ギルティオアノットギルティ】の時に既に消費しているからだ。故に、無罪となった場合は【エクスキューション】の分のオドもムダに消費している事となる。地味に燃費の悪い能力なのかもしれない。
これが発動すれば、対象者は決して避ける事は出来ない。【ギルティオアノットギルティ】と同様に、処刑が終わるまでは誰一人として動く事すら出来ないのだ。
しかし、その威力は概して低い。というのも、【エクスキューション】における罰は、これまた裁判員として巻き込まれた者達の思考や性格によって変化してしまうからだ。
【エクスキューション】の威力判定は、【自分がその罪を犯した時、どの程度の痛みを与えられるのが妥当か?】という問いの答えに左右される。また、参加者全員の答えで平均される為、大分威力は低くなる傾向にある。【自分の場合は】である為にどうしても罰が甘くなってしまう事と,もう一つ、この判定には【ギルティオアノットギルティ】で対象者の罪を無罪と判定した者も含まれる為、拮抗した状態で有罪になったような場合は、大幅に痛みが減少する。この為、【軽く殴られた程度の痛み】など、ここまでの手間を考えれば割にあわない威力である事が多い。
ただ、もしも満場一致で死が妥当と結論づけられたのであれば、死に至るほどの痛みを受ける事もある。逆に満場一致で罰を与えるほどでないとなった場合は、有罪になったにも関わらずまともな痛みを負わない。因に、死が妥当と思ったものと罰を与えるほどではないと思った者が半々であった場合は、平均なので半死くらいの痛みを負うと言う訳だ。
故に威力に関してアトリは一切干渉する事が出来ない。彼女が出来るのはギルティオアノットギルティを発動するまでであり、その後はほぼ全て自動的に流れていく。
能力を発動する前の前準備(相手の素行調査や罪状の裏付け、また周囲に対象者の罪を重罪を見る者を配置しておく事,或はどのような罪なら重く見るかと、裁判員の性格の把握など)で全てが決まる、珍しい能力だ。

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