sftpの使い方
sftpは、主にLINUXにおいてファイルの転送を行うためのコマンドである。
同様の機能(?)を持つコマンドにscpが存在するが、今回は調べられていないので割愛する。
起動方法
端末(ターミナル)において以下のコマンドを実行することによって、sftpを開始することができる。
$ sftp [ユーザ名]@[サーバ名]
$ sftp atwiki@123.234.345.6
これによって、ログインすることになるがおそらく(ほぼ間違いなく)ここでパスワードの入力が求められる。
起動後の操作方法
基本的に端末上と同様のコマンドでディレクトリの移動等が可能である。
以下に、sftp利用中の使用コマンドを示す。
コマンド名 |
機能 |
ls |
ディレクトリの表示(サーバ側) |
cd |
ディレクトリの移動(サーバ側) |
pwd |
カレントディレクトリの表示(サーバ側) |
get |
サーバからファイルの取得 |
put |
サーバにファイルの転送 |
lls |
ディレクトリの表示(ローカル側) |
lcd |
ディレクトリの移動(ローカル側) |
lpwd |
カレントディレクトリの表示(ローカル側) |
lmkdir |
フォルダの作成(ローカル側) |
exit |
sftpの終了 |
getを使用したときには、ワイルドカードが使用できた。
$ get *.txt
とすると、サーバ側のカレントディレクトリに入っているテキストファイルをローカルの現在のディレクトリに取得してくることが可能である。
最終更新:2012年10月09日 16:13