本編1582~1588

『少年少女たちの恋』-後編

作者・ホウタイ怪人
1582

東京都世田谷区宮坂***


世田谷の高級住宅街を走る、一台の黒塗りの車…。

高井戸「レクトの元CEO・結城彰三氏は、私の学生時代の知己でね」
煌「………」

車の後部座席に座っているのは金剛煌、そして隣にもう一人、
眼鏡をかけた学者風に見える中年から初老にかけた年頃の紳士がいる。
名前を高井戸博士という。元・高井戸研究所の所長で、
彼を慕う助手たちと共に人類の脅威たるムー原人の存在を
世間に暴くべく戦っていた人物である。
そして彼もまた、煌と同様に一度命を落としながら、
黄泉がえりによって現世に復活した"再生者(リザレクター)"であった。

煌はまだこの世に生き返る前に死後の世界にいた頃、
二人の人物と出会っている。一人はユウキこと紺野木綿季、そしてもう一人は
高井戸の下でムー原人と戦っていた青年・滝川剛こと鉄人タイガーセブンである。

その縁で、煌と高井戸の二人は今、あの世にいるユウキから託された
あるメッセージを現世の人物に伝えるべく、ある場所へと向かっていた。
黄泉がえり現象が頻繁に起こるようになって以来、生き返った再生者が、
死後の世界の人物から託された言葉を現世で生きている人間に伝える
メッセンジャーの役割を果たす事は珍しくない。

ユウキが語っていた「アスナ」という名前の大切な女性。
煌は冥府にいる頃、ユウキから名前以外の詳しい素性を聞き出せなかったが、
幸いにして高井戸博士が生き返る前に、「アスナ」の氏名住所を聞き出して
おいてくれていたのだ。

本名は結城明日奈。総合電子機器メーカー「レクト」を経営する結城家の令嬢であった。

高井戸「着いたようだ」
煌「はい…」

煌は緊張した面持ちで、高井戸と共に結城邸の門をくぐる。
邸の応接間へと通された二人が待っていると
煌も見た途端に思わず顔を赤らめてしまう程の
ロングヘアの美貌の少女が姿を見せた。

明日奈「お待たせしました」
煌「……(この人が、アスナさん…)」

双方共に席に着き、挨拶を交わす。

高井戸「先日は突然お電話し、本日急に押し掛ける形となり申し訳ない」
明日奈「いえ、ユウキの話を聞かせて頂けるのでしたら、
 わたしの方からも是非お願いします」
煌「では僭越ながら僕から…」

煌は、あの世でユウキと出会った経緯から順を追って話し始めた。
蛇の道での冒険や界王星での出来事…。
それを食い入るように聞いているアスナ。
やがて彼女の眼には、うっすらと涙が浮かんだ。

明日奈「そうでしたか…。あのコは…ユウキは今でも
 期待に胸を膨らませながら、見知らぬ地での冒険を
 続けているんですね」
煌「アスナさん…」

1583

今度は明日奈の側から、煌と高井戸にユウキとの生前の数々の思い出が語られた。
VRワールドでの出会い、「スリーピング・ナイツ」のメンバー全員でやりきったボス攻略、
桐ケ谷和人が作った視聴覚双方向通信プローブを利用して明日奈と共に学校へと通った日々。

煌「そんなことがあったんですね…」

煌は自分の知らなかったユウキの一面を垣間見た気がした。
最後に高井戸の口から、ユウキからアスナに対しての
霊界からのメッセージが語られた。
いつ、どこで、とのような形になるかはわからないが、
再びまた巡り合った時、あれからお互いに出会った者、
見つけた物についてもっと語り合おうと…。

その瞬間、明日奈の両目からは止め処もなく涙がこぼれ落ちたが、
その表情は和やかに微笑んでいた。
煌と高井戸は、明日奈から他にもいるユウキの大勢の友達=ALOプレイヤーたちにも
是非今の話をしてほしいと頼まれ、いずれいつの日かの再会を約して
この日は別れたのであった。

◇   ◇   ◇

翌朝…。

金桃寺***


このは「桃矢……」

早朝、またいつものように朝食の支度のため早起きしたこのはだったが、
その時すでに桃矢や煌、グレイファスたちの姿はなかった。
ユンの話によれば、彼らはまだ日が昇らぬうちに
早々にブレイバーベースに出立してしまったとのこと…。
昨日の甘ブリでの一件以来、桃矢とは全く口を聞いていない。

このは「何もわたしが起きる前に行かなくっても……」

強い孤独感と寂しさがこのはを襲う。
まだ誰もいない寺の境内を歩いて回るこのは。
そのうちに彼女の脳裏には、桃矢や煌と楽しく過ごしていた過去、
そして桃矢への募る思いが駆け巡って来た。

このは「桃矢の…バカッ…!」

その場に泣き崩れるこのは。
できることならば、すぐに桃矢の後を追いかけていきたかった。
自分にもエターナリアの戦士の力が宿っていたのだから、
それも可能のはずだ。しかし自分は桃矢から拒絶されたのだ。
その事が本当は無性に悲しかった。
そこへ父の一馬がそっと彼女の肩に手を差し伸べる。

このは「…お父さん?」
一馬「こんなところでいつまでメソメソしてる?」
このは「でも…わたしはっ…」
一馬「桃矢のところに行きたいんじゃねえのか?」
このは「わたしがいなくなったら、お父さんは…?」
一馬「俺の事なら心配いらん。ちびっ子どもの世話もユンがいる」
このは「………」

一馬は、娘このはに背を向けて言い放った。

一馬「てめえなんかもうウチの娘じゃねえ!
 どこへでも好きなところに行きやがれ!」

この不器用な父の、一見して罵声のようにも聞こえる後押しを受け、
ようやくこのはは立ちあがった。

このは「ありがとう…お父さん!」

このははすぐに荷物をまとめると、金桃寺を飛び出した。

1584

日本海溝 ブレイバーベース・ディオドスゲート***


ブレイバーズの本部海底要塞ブレイバーベースの内部にある、
ディオドスシステムによる各異世界との「門」が接続されている区画。
地球での用件を済ませた神城桃矢たちが、いよいよ異世界エターナリアへと戻る時だ。
鷲崎飛翔や丹童子アルマたちも見送りに来ていた。

グレイファス「みんなには大変に世話になった」
アルマ「いえ、どういたしまして」
飛翔「皆さんもお元気で」

もうじき桃矢たちは目の前に開いたゲートを通って
エターナリアに帰ってしまう。その様子を落ち着かない様子で
見守っている宮坂瑠璃。

瑠璃「………(もうっ、このはさんったら何してるのよ!
 早くしないと本当に桃矢さんたちが向こうの世界に
 行っちゃう!)」

そんな焦りを隠せない瑠璃に、桃矢の方から
別れ際の言葉をかけて来た。

桃矢「えっと…確か宮坂瑠璃さんだったよな。
 いろいろ心配かけちまったみたいでわりぃ…。
 鷲崎飛翔とも仲良くやれよ♪」
瑠璃「桃矢さん…」

結局自分は桃矢とこのはの役には立てなかった。
一抹の空しさを瑠璃は覚えていた。
彼女の側に寄り添う飛翔に、その思いをそっと打ち明ける。

瑠璃「ねえ飛翔、結局わたしは桃矢さんとこのはさんの間を
 引っ掻き廻しただけだったのかな…?」
飛翔「そんなことはないよ…。瑠璃の気持ちはきっと
 二人にもよく伝わってるさ」
瑠璃「………」

エルファ「異世界エターナリアに向けた時空ゲートが開きます。
 皆さん準備してください」

エルファのアナウンスが場内に響き渡る。

煌「ねえ桃矢くん、本当にこのはちゃんを置いて来てよかったの?」
桃矢「しつこいな! その話なら昨日の内にすませておいただろ!」
煌「でも……」
ビークウッド「桃矢、煌、時間です」

いよいよ桃矢たちがゲートの中へと入ろうとしたその時――!!

このは「待ってください!!」

金桃寺から走って来たこのはが姿を現した。

瑠璃「このはさん!?」

このは「桃矢ぁぁぁっ!!!」
桃矢「このは…!?」

そのまま桃矢に向かって突進していき彼に抱きつくこのは。
最初は驚いていた桃矢も、このはを迷いなく強く抱きしめる。

桃矢「このは…」
このは「桃矢…」

二人は笑顔でそのまま倒れる込むように
ゲートの光の中へと消えて行ったのだった。

1585

グレイファス「やれやれ…」
ビークウッド「随分と手間のかかることです」
ガリエル「ヒューヒュー♪」
テディアム「けっ……」
煌「桃矢くん、このはちゃん、よかった…」

やがて二人を温かく見守る他の彼らも、
後を追うようにゲートの光の向こうへと消えて行く。

飛翔「瑠璃、よかったな」
瑠璃「うん。桃矢さん、このはさん、末永くお幸せに…」


高井戸研究所***


ここはムー一族の研究で知られた滝川考古学研究所の流れを組む
高井戸研究グループの事務所である。
ムー原人との最終決戦直前において、指導者であった高井戸博士によって
解散が告げられ、さらにその高井戸本人の死もあって、その後
組織としては胡散霧消のうちに消滅していたが、
復活した高井戸博士によって再びかつてのメンバーたちが招集された。

北川「博士、全員揃いました」
高井戸「諸君、よく集まって来てくれた」
三平「当然ですよ! 先生のためとあれば、
 たとえ火の中水の中! なあ!?」
ジュン「ええ、勿論よ♪」

北川史郎、林三平、青木ジュン。
いずれも高井戸博士と共に凶悪なムー原人と
戦ってきた仲間である。

高井戸「実は三か月ほど前の事になる。ハワイのキラウエア火山近くの観測所が
 何者かの襲撃を受け、異常とも思える高温高熱の炎で施設は丸ごと灰になった。
 そして次は二(ふた)月程前、地中海を航行していた豪華客船が原因不明の
 沈没事故を起こし、その後現場近海に浮き上がっていた船の残骸からは、
 奇妙な粘液が付着していた。いずれの事件もどう考えても人間の仕業だとは思えない」
北川「キラウエア火山の炎上はマグマ原人の仕業に違いない!」
三平「地中海の船舶事故はカッパ原人の仕業か!」
ジュン「ついにムー原人が再び動き出したんですね?」
高井戸「その通りだ」

1万4千年前に封印された太古のムー一族。
鉄人タイガーセブンの活躍により一度は全滅したはずだったが、
やはり予想通り、他の幾多の悪の組織と同様に再興を遂げており、
群雄割拠の地球征服競争に名乗りを挙げていたのである。

北川「くそっ! 剛の奴、いつまであの世でのんびりとしてやがるんだ!」
ジュン「北川さん、そんな言い方はないわ! 剛兄さんは…タイガーセブンは
 命に代えて一度はムー原人をやっつけてくれたのよ」
北川「悪いがジュン、俺は今でも剛の事を信用してはいない。
 そもそもアイツが自分の正体を俺たちにまで隠す必要などはなかったんだ!」
ジュン「でも…!」

言い争いになりかける北川とジュンを高井戸が窘める。
かつてムー原人と戦った鉄人タイガーセブンは、
今もまだ現世に蘇ってはいない…。

高井戸「よさないか二人とも。ここで我々が仲間内で争っては、
 ムー原人が喜ぶだけだ」
三平「しかし博士、もうタイガーセブンはいないんですよ。
 いったいどうやって我々だけでムー原人と戦うんですか?」
高井戸「弱音を吐いてはいかん。確かに以前の我々は
 世間からの理解も得られずに孤独な戦いを強いられた。
 しかし今の我々にはブレイバーズという心強い味方がいるじゃないか。
 剛君のいない分まで我々で頑張ろう!」

「はい!」と心強く応える北川、三平、そしてジュンの3人。

高井戸「私は今回の事で、ユウキ君のようにたとえ短い命でも
 精一杯に生きる事を貫く人間がいる事を知った。
 その人たちのためにも、決してこの世界をムー原人の好きにはさせん!」

1586 :

サハラ砂漠の地下遺跡・ムー帝国の神殿***


一万四千年に渡る恨みを募らせるムー原人の一族。
脳髄だけのムー大帝の名の下に、実質的な支配者である
ギル太子の号令が響き渡る。

ギル太子「今こそムー帝国一万四千年の恨みを晴らす時が来た!
 愚かな人間どもから今度こそ、太陽の光あふれる地上を取り返すのだ!」

ギル太子の言葉に呼応するように、不気味な雄たけびを挙げる
大勢のムー原人や戦闘員たち。

黒仮面「しかし今の地上にはブレイバーズがおります」
ギル太子「ブレイバーズだと? あんな寄せ集めの連中に何が出来る!
 あの邪魔者だったタイガーセブンはもういない。いずれ奴らも
 イヤでも思い知ることになる。偉大なるムー大帝の真の恐ろしさをな!」
黒仮面「ハハーッ!」
ギル太子「皆の者よく聞け! この青く輝く地球を支配するのは
 GショッカーでもETFのエイリアン共でも、ましてやロゴスなどでもない!
 我らムー一族なのだ!!」

今ここに新たな悪の勢力が、光と闇の果てしなき戦いの渦中へと
新規参戦を表明したのであった。

一方、その頃…。

神の神殿・精神と時の部屋***


ブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライト「「「「――ハートキャッチミラージュ!!」」」」

ハートキャッチプリキュアチーム全員でハートキャッチミラージュを召喚。
スーパープリキュアの種をハートキャッチミラージュにセットする。

ブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライト「「「「鏡よ鏡、プリキュアに力を!」」」」

鏡に祈るハートキャッチプリキュアチーム。
ミラージュの4つのボタンを押し、種の周囲を数回回す。
鏡から発せられる光を浴び、ミラージュについていた
ティアラとイヤリングを装着するブロッサムたち。

ブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライト「「「「――世界に輝く一面の花!
 ハートキャッチプリキュア・スーパーシルエット!」」」」

一瞬でスーパーシルエットにチェンジした
ハートキャッチプリキュアチームに相対するのは、
スイートプリキュアチームだ。

メロディ、リズム、ビート、ミューズ「「「「――出でよ、全ての音の源よ!」」」」

メロディたちの掛け声でフェアリートーン達の力を注ぎ、
ヒーリングチェストからクレッシェンドトーンを召喚。

メロディ、リズム、ビート、ミューズ「「「「届けましょう、希望のシンフォニー!」」」」

両腕をクロスしたままメロディたちがクレッシェンドトーンの金色の光と一体化して、
ブロッサムたちが召喚した巨大な白いドレスの女神めがけて飛行・突撃する。
巨大な女神も拳を握り締め、クレッシェンドトーン目掛けて振り下ろす。

ブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライト「「「「――プリキュア!ハートキャッチ・オーケストラ!!!!!」」」」
メロディ、リズム、ビート、ミューズ「「「「――プリキュア!スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド!!!!!」」」」

二つの大きな浄化パワーが正面からぶつかり合い、
周囲一面に激しい衝撃と振動が走る。

1587

18号「よーし! 今日はここまでだッ!!」
プロッサム「ありがとうございました、コーチ!」
ムーンライト「おかげでいい汗がかけました」
メロディ「明日もまたよろしくお願いしますッ!」

精神と時の部屋で特訓を続けているプリキュアたちの
本日のコーチ役を務めているのは、人造人間18号である。

セバスチャン「18号さん、本日もご苦労さまでした」
18号「ああセバスチャンさん、ちょうどいいところに来てくれたよ。
 実は物は相談なんだけどさ。来月のコーチ料の件なんだけど…」

18号は電卓を取り出して何やら数字を打ちこみ、
来月のプリキュアたちの特訓コーチを引き受けるギャラの条件を
四葉家の執事であるセバスチャンに提示する。
ベジータやトランクスや孫悟飯は無償でコーチを引き受けているのだが、
普段から主婦としてクリリンの家の家計をやりくりしている18号は、
そこは他のZ戦士たちと違ってなかなかシビアである。

セバスチャン「これはちょっと…。せめてこのくらいの額では?」

セバスチャンは18号の提示額にやや難色を示し、彼女から電卓を拝借して
四葉財閥側からの契約報酬額を改めて提示する。

18号「セコイねえ…(呆。それじゃあ天下の四葉財閥の名が泣くよ。
 もう少し色をつけてくれたっていいだろう?」
セバスチャン「仕方ありませんな。ではこの額ではいかがでしょう?」
18号「よし、契約成立だね。なかなか話がわかるじゃないか♪」
セバスチャン「どういたしまして」

マリン「セバスチャンさんと18号さん、さっきから二人で何コソコソ話してんのかな…?」
ミューズ「さあ…」

日々の特訓を積み重ね、着々と準備を進めているプリキュアたち。
いよいよプリキュアオールスターズ参戦の日は、目前に迫っている!

1588

○神城桃矢→舞原このはと共にエターナリアへ戻る。
○金剛煌→高井戸博士と共に結城明日奈を訪問。その翌日エターナリアへ戻る。
○舞原このは→神城桃矢を追いかけて、共に異世界エターナリアへ行く。
○舞原一馬→娘・このはを金桃寺から送り出す。
○グレイファス→異世界エターナリアへと戻る。
○ビークウッド→異世界エターナリアへと戻る。
○ガリエル→異世界エターナリアへと戻る。
○テディアム→異世界エターナリアへと戻る。
○鷲崎飛翔→エターナリアへ帰る神城桃矢たちを見送る。
○宮坂瑠璃→エターナリアへ帰る神城桃矢たちを見送る。
○丹童子アルマ→エターナリアへ帰る神城桃矢たちを見送る。
○結城明日奈→金剛煌と高井戸博士から、ユウキのメッセージを聞く。
○高井戸博士→金剛煌と共に結城明日奈を訪問。その後、ムー原人の再襲来に備え高井戸研究隊を再結成。
○北川史郎→高井戸研究所に再結集。
○林三平→高井戸研究所に再結集。
○青木ジュン→高井戸研究所に再結集。
○キュアプロッサム→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアマリン→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアサンシャイン→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアムーンライト→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアメロディ→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアリズム→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアビート→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○キュアミューズ→精神と時の部屋で特訓を続けている。
○セバスチャン→プリキュア特訓コーチのギャラについて人造人間18号と登場。
○人造人間18号→ハートキャッチプリキュアチームとスイートプリキュアチームを特訓。
●ギル太子→再び地球征服を目指して参戦を宣言。
●黒仮面→ギル太子にブレイバーズへの警戒を進言。

○エルファ→異世界エターナリアへと繋がる時空ゲート開通のアナウンスをする。

【今回の新規登場】
○結城明日奈=アスナ(ソードアート・オンライン)
 所謂エリートコースを歩んでいた良家の令嬢。急な出張に出る事になった兄に頼んで
 ナーヴギアを貸してもらった際、デスゲームに囚われSAO事件に巻き込まれた。
 エリートコースから脱落する事への恐怖から半狂乱に陥り、ゲーム攻略を第一に考え
 ひたすら邁進する様は狂戦士とまで評された。しかし、SAO世界で生きるキリトと出会うことで
 明るい性格を取り戻すと共に、キリトに好意を抱くようになる。
 ALO事件の解決後は、政府が用意しキリトを始めとするSAO帰還者が集められた学校に通う。
 アバターは支援・回復魔法に長けたウンディーネを選択。 種族特性に合わせた治癒師(ヒーラー)だが、近接戦闘も視野に入れたハイブリッド型のビルドとなっている。使用武器は細剣フロッティ。

○高井戸博士(鉄人タイガーセブン)
 高井戸研究所所長。「チームワークがあれば必ずムー一族の謎を世間にさらすことができる」という信念を持ち、自転車屋に偽装した秘密基地でムー原人の活動を探る。世間一般から理解されていないが、ムー原人研究組織「高井戸グループ」として認知されている。最終話、ムー一族存在の証拠を掴むために単身出撃し、ギル太子との格闘の末に戦死した。

○北川史郎(鉄人タイガーセブン)
 高井戸グループのメンバー。自分勝手な人間を毛嫌いするほど厳しい男で、
 事あるごとに勝手な行動を取る滝川剛には理不尽なまでに辛く当たる。
 彼自身も独善的で身勝手な面はあるが、その欠点を自分でも自覚しているらしく、
 時折苦悩する場面も見られた。海坊主原人を素手で倒した事がある。

○林三平(鉄人タイガーセブン)
 高井戸グループのメンバー。基本的に三枚目であまり戦いは得意ではないため、
 大怪我をしたり、ムー原人の特殊能力の標的にされることが多い。
 北川史郎に同調している事が多いが、特に滝川剛と仲が悪いという事もない。

○青木ジュン(鉄人タイガーセブン)
 高井戸グループのメンバーで紅一点。滝川博士の親友、青木博士の娘で、
 弟の次郎とともに滝川家の養子となった。滝川剛にほのかな恋心を抱くが、
 己の死を悟った彼にその想いは拒絶される。

○人造人間18号(ドラゴンボールシリーズ)
 レッドリボン軍のドクター・ゲロによって改造されたサイボーグ。
 自分達を勝手に人造人間へと改造したドクター・ゲロを激しく恨んでおり、
 命令を聞くふりをして隙を突き殺害している。
 セルに完全体になるために狙われる身となるが、その際に自分を懸命に
 守ろうとしたクリリンに徐々に魅かれて行き、後に彼と結婚。
 一女マーロンを設けた。ちなみに本名は「ラズリ」というらしい。

○花咲つぼみ=キュアブロッサム(ハートキャッチプリキュア!)
 私立明堂学園中等部の2年生。大地の戦士のプリキュア。
 デザトリアン化した来海えりかを救うためにプリキュアとして覚醒し、
 シプレとコフレの後押しもあってキュアブロッサムへと変身する。素直かつお人好しであり、
 礼儀正しい性格のため、つねに敬語で話している。また、美形に惚れやすい一面をもつ。
 親友のえりかに振りまわされることも多く、彼女の強引な誘いでファッション部に
 副部長として入部するが、園芸部にも掛け持ちで所属している。
 決めゼリフは「私、堪忍袋の緒が切れました!」。

○来海えりか=キュアマリン(ハートキャッチプリキュア!)
 私立明堂学園中等部の2年生で、花咲つぼみの親友。海の戦士のプリキュア。
 学校ではファッション部の創設者にして部長を務める。
 つぼみと正反対な性格で、元気かつ節介者。
 前向きで明るいマイペースな性格だが、反動で落ちこむこともある。
 決めゼリフは「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」。
○明堂院いつき=キュアサンシャイン(ハートキャッチプリキュア!)
 私立明堂学園中等部の2年生で、生徒会長。太陽の戦士のプリキュア。
 変身後の一人称は「僕」から「私」に変わり、口調や声質も少女らしさを強調したものになる。
 実家は明堂院流古武道の道場であり、祖父は学園の理事長。
 病弱な兄の代わりに明堂院流の跡継ぎになるため、学園生活では真夏でも男子用の学生服を着用している。
 その兄を生涯守ることを誓い、次期当主および道場師範代という重圧に負けない覚悟をもつ。

○月影ゆり=キュアムーンライト(ハートキャッチプリキュア!)
 植物学者の月影博士の娘で女子高校生。月の戦士のプリキュア。
 シリーズ初の高校生が変身したプリキュア。ハートキャッチミラージュを手に入れる試練のため
 こころの大樹を訪れた際、宿敵ダークプリキュアとの死闘の末に敗れ、
 パートナーだった妖精コロンを喪い、それ以来長らく変身能力も失っていた。
 後にこころの大樹の力と「ココロポット」によって修復されたプリキュアの種の力で、
 再びキュアムーンライトとして復活を果たす。

○北条響=キュアメロディ(スイートプリキュア♪)
 加音町に住む14歳の女子中学生。数々の部活に助っ人として呼ばれており、
 運動神経は大変高い。音楽の世界では天才といわれる父と
 世界的なヴァイオリニストの母の間に生まれたサラブレッドだが、
 長いブランクからピアノの腕前は落ちていた。しかし南野奏との連弾や
 黒川エレンの指導によってコンクールで準優勝するほど上達した。
 奏が作るカップケーキは特にお気に入り。 メイジャーランドの妖精ハミィと出会い、
 伝説の戦士プリキュアとなる。口癖は「ここで決めなきゃ女がすたる!」

○南野奏=キュアリズム(スイートプリキュア♪)
 北条響と同じ私立アリア学園に通う女子中学生。響の幼なじみ。
 勉強と菓子作りが得意で、学校ではスイーツ部に所属している。
 響と同様にメイジャーランドの妖精ハミィと出会い、
 伝説の戦士プリキュアとなる。口癖は「気合のレシピみせてあげるわ!」

○黒川エレン=キュアビート=セイレーン(スイートプリキュア♪)
 マイナーランドの歌姫であり、トリオ・ザ・マイナーの上司を務めていた猫妖精。
 元々はメイジャーランドの妖精で、毎年のように「幸福のメロディ」の歌唱役に選ばれていた実力者。
 ハミィとは幼いころからの親友だったが、ハミィが歌唱役に選ばれたことで嫉妬して憎むようになる。
 裏切られてもなお自分を親友とみてくれるハミィに心打たれて改心し、プリキュアへと覚醒した。
 現在は「調べの館」に住んでおり、調辺音吉の支援で響たちの中学のクラスに編入する。

○調辺アコ=キュアミューズ(スイートプリキュア♪)
 メイジャーランドの王女で、メフィストとアフロディテの娘。9歳の小学生。
 シリーズ初の小学生が変身したプリキュア。
 父・メフィストの変貌により、祖父・音吉のいる「加音町」に身を寄せるが、
 両親を想うこころからキュアミューズとして覚醒する。しかし、
 母を心配させないために素性を隠し、当初は「黒ミューズ」として行動していた。
 メフィストを助けだしたあと、両親から帰郷を望まれたが、
 プリキュアとしての使命を尽くすため加音町に留まることを決意する。

●ギル太子(鉄人タイガーセブン)
 脳髄だけとなったムー大帝を敬う、ムー原人の大幹部。
 古代エジプト風の美しい仮面の下にある、醜い顔が真の姿である。
 最終話でムー大帝と合体して暴れまわるもタイガーセブンの前に敗れ去った。

●黒仮面(鉄人タイガーセブン)
 ムー原人の戦闘指揮官。残虐な性格で、慕っていた少女の死で戦意を喪失したマリオネット原人を処刑するも、直後に怒り狂うタイガーセブンの反撃を受けタイガーヘッドビームで倒された。

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最終更新:2020年12月03日 08:13