名前: ファニー・バレンタイン/大頭領
出典:『ジョジョの奇妙な冒険Part7 STEELBALLRUN』
年齢/性別: 男性
外見:全身白い服を着て網目模様の手袋をしている。肩まで伸びる金髪で先端巻き毛。美形のモーツァルト。
性格:愛国心を絶対の価値観としており、アメリカ国民の安全を保障するためならどんなえげつない行為でも許されると思っている。
   また「社会」、ひいては「宇宙」において『ディナーの円卓に並べられたナプキンは正しいテーブルマナーでは左にあるものを取ることが
   一般的には正解だが、実際は「最初にナプキンを取った者に従わざるを得ない」(円卓には人数分しかナプキンが用意されていないため)』
   ということを例に採り、紙幣の価値や電車のレールのサイズ、電気規格、法律法令にいたるまで
   「ナプキンを取れる立場のもの(絶対的な尊敬を集める者)が決めている」という価値観を持っていることを話していた。


能力:『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』(いともたやすく行われるえげつない行為)
   略称『D4C』(ディー・フォー・シー)、何かの間に挟まる事で平行世界に行く能力を持った近接パワー型スタンド。
   全身に縫い目の付いた細身の男性の姿で、長い角と口元を覆うマスクのせいでパッと見八頭身のピンクウサギのぬいぐるみ。

   水と地面、人間と馬だろうとモノとモノの間に挟まる(もしくは相手を挟む)事で体をメンジャースポンジ(※1)に変換し
   平行世界に飛ぶ能力を持つ。1つの世界に別世界の同一人物を送り込むとパラドックスが起こり、ある程度距離が詰まると
   当人達の肉体が少しづつ後述のスポンジ状に切り分けられ、吹き飛びながら消滅する。
   連れてこられた方を元の世界に戻る(戻す)ことが出来れば吹き飛んでいった体の一部を取り戻すことが出来る。
   ただしバレンタイン自身にはパラドックスが起こらず、同じ世界に何人も存在することが可能。
   また別世界のバレンタインであってもD4Cを受け継ぎ、記憶も同機出来る。
   その為ほぼ死体状態でも意識さえ保っていれば平行世界の自身と入れ替わることで無傷になれるため実質不死。
   歩く際決して足音を立てないことができるらしい。

口調:一人称「わたし」、二人称「~君」名前呼び。…をよく言葉の端々に使う
台詞: 「試練は…流される血で終わる……」 「わたしの「部下」が行う事は……スティール君。「作戦」というのだよ」
   「「殺人」ではない…………わたしが下す「命令」の事はな」
   「いつの時代だろうと………この世はこのナプキンのように動いているのだ」
   「わたしには「愛国心」がある、全てはこの国のために「絶対」と判断したから行動したこと」
   「我が心と行動に一点の曇りなし…………!全てが『正義』だ」

交友:リンゴォ・ロードアゲインは部下であり、過去に何らかの恩を売ったらしい。
補足:平行世界の第23代アメリカ合衆国大頭領。
   元々はただの下院議員だったが一枚の「地図」が指し示す場所の一つ、サンディエゴを捜索した清教徒達の
   グループに同行した際に「悪魔の手のひら」に遭遇。
   この際に「聖人の遺体の心臓部」と、スタンド能力「D4C」を得て、グループで唯一生還。
   その後頭角を表し事件の一年後には大統領にまで上り詰め、その地位を利用して
   スティール・ボール・ランレースを残りの遺体を集める為のレースに作り替えた。

※1メンジャースポンジとは、二次元と三次元の中間に位置する表面積∞、体積0の立方体である。
     フラクタル図形と呼ばれる無限に同じ構造を繰り返す図形であるため作図は不可能であるが、作り方は
     立方体の一面である正方形を9 個の小さな立方体に分割し、中央を抜く。これを全ての面に行う。
     次に一面につき9 個の正方形を27個の正方形に分割し、中央を抜く。この操作を無限に繰り返す。


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最終更新:2014年09月24日 10:33