• 八英雄とは?

万物の創造主として「」という存在がいました。

主は永久の眠りに就く際、自らの最後の作品となる「世界」を創りました。

世界の管理者たる主が眠りに就いてしまうため、主は自らの代理人として、異能の力を持つ「八英雄」をこしらえ、かれらを世界に遣わしました。

八英雄は、主からそれぞれ一つずつ与えられた「秘宝」を力の源とし、人間や亜人、動物や草木を生み出し、世界を発展させていきました。

しかし八英雄は、世界を発展させるために主から植え付けられた「競争心」が肥大化し、お互いを憎み、相争うようになります。

天変地異をも可能にする八英雄同士の争いは凄まじく、これを放置すれば世界は間違いなく滅びに向かってしまいます。

眠りの中でこの異変に気付いた主は、世界から八英雄を取り除くため、八英雄の秘宝を破壊する事を、人々に啓示しました。

人々が八英雄に直接立ち向かう事は困難ですが、八英雄の秘宝を奪って破壊する事ができれば、力の源を絶たれた八英雄は、世界に存在し続ける事はできません。つまり、人々の勝利です。

人々は力を合わせ、八英雄からそれぞれの秘宝を奪取しましたが、秘宝は人の手で破壊できる代物ではありませんでした。

ここで八英雄は互いに争う事をやめ、人々の手から秘宝を取り戻す為に団結し、また、自分たちを亡き者にしようとする主に対して、刃を向けます。

主は次の手として、全ての秘宝を「ブルムダール山」へ運ぶ事を新たに啓示しました。

ブルムダール山は、主の御許に一番近い場所です。

山に運ばれた秘宝に対し、主は、自らにわずかに残された最後の力を注ぎます。

主の力は、秘宝の「八英雄の力の源」たる本質を封じました。

そして力の源を失った八英雄は、世界にとどまる術を失い、主や人々、自分たちを受け入れなかった世界そのものを強く恨んだまま、雲散霧消します。



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最終更新:2007年07月13日 15:36