スレ>>331
生涯不敗ツンデレ
平安時代の武家にまで遡ることが出来る由緒正しい旧家のロリ。
歴史の影で常に勝ち戦しか体験してこなかった家柄なので、
江戸後期から語り継がれる家訓は『常勝不敗』
それは現代においても例外ではなく、一族全員が全戦全勝の猛者。
そんな家庭に生まれた末娘であるために、彼女もまた常勝無敗をモットーとする
完全無敵の負けず嫌いである。
文武から料理からディグダグまで、なんでもこなすチートキャラ。
容姿端麗眉目秀麗文武両道……凡そ同年代で彼女に勝てる人間など、存在しないはずだった。
主人公を除いて!
主人公の無戦無敗神話を嗅ぎつけた彼女は、自分以外の無敗者の存在を抹消すべく主人公に勝負をふっかけるのであった!
「と、ゆーワケでッ! アンタ、私と勝負なさい!」
「なにが『とゆーわけ』なのかわかんねーよ」
「私以外に無敗が存在していいわけないのッ! サクっと勝負してサクっと負けなさい!」
「……いや、俺の無敗は無戦であるが故の無敗だから。もうその冠自体が敗北宣言なんですけど」
「じゃあ無敗とか名乗らないでよね」
「いや、俺が名乗ったわけじゃないし……」
「ならさっさと無敗の称号を返上なさい!」
「……わかったよ。じゃあ拳出して」
「んゆ?」(と拳を突き出す)
「じゃんけんぽん」(とチョキを出す主人公)
「…………」
「はい、これで俺の負け。アンタが勝者だ」
「(……なんか、大人の対応で負けた気がする……いや!)
ま――負けてない! 負けてないんだからーッ!」(とダッシュで走り去る彼女)
「だからお前の勝ちだって言ってんだろーが」
そんなこんなでことあるごとに主人公に勝負吹っ掛けて、勝つたびに負けた気になる難儀な娘。
出会いと勝負を重ねていくうちに主人公に対する負けん気は募っていくが
同時に毎回のように勝負事に付き合ってくれて、その度に大人な態度であしらう主人公の性格に
よくわからない感情も募っていく。
「ホント、お前は飽きないな」
と、頭をポンと撫でられても悪い気はしなかったりして。
でも悪い気がしない自分がなんだか負けたような気になったりして。
無敗であるが故の人生経験の浅い彼女は困惑していくのでした。
テーマ:負けて成長することもある。
隠し設定:親兄弟一族のなかでは一番劣る。
敗北こそないが、それがコンプレックスになってて勝ち負けに異様に拘る。
家族は全員パーフェクト超人。父親はネプチューンキング。
姉はオメガマン、スクリューキッド、ケンダマンの3人。全員容姿端麗の美女である。
最終更新:2008年05月19日 22:58