【キングダム】



概要


祖国より西に位置する海洋国家。国土こそ広くないものの、豊富なエネルギー資源を持っている。
経済的には合衆国や祖国には劣っているものの、世界的に見れば上位の経済規模を有しており、かつては技術革新の先端を走っていた事もある。
剣と魔法の文化が発達しており、結果として過去の美しい街並みを温存する結果となった。そのため観光客は後を絶たない。
土地が不毛であり食文化が育たず、食事に関しては大雑把なことが多い。ただし近年では貿易によって、それも改善の傾向にある。ただし紅茶は最強。

政治


【円卓の騎士】と呼ばれる組織により、各地域を分けてそれぞれ政治を行っている。
そのため地域ごと、上に立つ騎士ごとに大きく異る事も多いが、現王の意向によって騎士道を重んじる傾向が強い。
他国に対しては中立的な立場を取りつつも、戦争になった際にはそれに応じる準備を怠らない。
血統を重んじる民族性の為、自分達は優れていると思っているものも少なくなく、高いプライドのせいで外交ははっきり言って下手である。

宗教


王立教会と呼ばれる【教団】から派生した宗教が主流となっているが、排他的な思想は生じていない。
王立教会自体が古い時代に教団から離別した穏健派の一部の人間が作ったもののため、過激性等は皆無と言ってもいいだろう。
宗教はあくまで生活の指標の一つであって、その性質上狂信的な人間も現状では殆どいない。
王立教会をその大本である【教団】がどう思っているかどうかは不明。

歴史


大戦直前まで王位を巡る国内での内乱が続いており、その時代を『諸王戦乱』と呼ぶ。
大戦を間近にようやく統一を成し、その際に王座を手に入れたものを中心に各地の長を取りまとめたのが【円卓の騎士】達であり、それが円卓の原型となる。
大戦では一応戦勝国に名を連ねているものの、持ち得る資産の多くを失い経済的にかなりの打撃を受けた。
しかし内乱の疲弊を抱えたまま大戦に突入した事を考えれば、初代円卓の騎士の実力は語るまでもないだろう。

歴代円卓について

+ ...
初代王及びそこに名を連ねた円卓の騎士達は歴代最強と言われており、大戦時国を護った英雄として地域によっては神格化され崇められている者もいる。半ば伝説の存在である。

二代目王は最も初代王の血筋であり、最も優しい王として知られている。彼は決して優秀な人間ではなかったが、その人間性と人徳によって国を率いた。
その人徳によって魅せられた騎士と国民は力を尽くし、大戦によって疲弊し切った国をその代で立て直し経済状況を現在の状況にまで成長させることに成功したという。
また世襲制を撤廃したのも彼であり、彼の代の円卓の騎士から血筋を問わない様々な者たちが入り乱れるようになった。
最も長い間王を務めた人物であり、武術や学問等は優れていなかったものの、彼の存在は偉大な王としてキングダムの歴史に名を刻んでいる。
二代目の王は最後にテロで死亡しており、その際には過半数の円卓の騎士も巻き込まれて死亡するという大きな事件となった。

二代目王が没してから約二十年間は聖剣を扱える者が現れず、正式に王位を継げる者が存在しなかった。
そしてテロにより過半数の円卓の騎士が死亡したことにより、国は諸王戦乱以来の混乱を迎えることとなる。
しかしながら二代目の統治は王や円卓に頼り切らないという環境を生み出していたため、その混乱はそう長くは続かなかった。
それから間もなくアーサー・ペンドラゴン以外の席が埋まり、王の席は空席だったものの円卓の騎士がそれぞれ仕事を分割することで政治面はなんとか機能していくことになる。

そして二代目王の死後から二十年後、ようやく新たな聖剣の担い手が誕生する。
三代目王は貴族の娘で、最も美しく気高い王として国を治めた。彼女はその経緯から熱狂と共に円卓に迎えられ、重圧に負けず期待にそぐわない働きをみせた。
彼女の成した仕事で最も大きな物は、キングダム全体に『騎士道精神』を定着させたことだろう。その精神の在り方は、歴代円卓において最も高潔だったとされている。
だが彼女は若くして事故によって死亡してしまう。またその際にも円卓の騎士数名が亡くなってしまった。四代目アーサーの率いる円卓に若い新人が多いのは、それが原因である。
三代目アーサーの死亡事故は謎に包まれており、その詳細を知る者はほとんどいないため噂が絶えない。しかし調べても情報は抹消されているらしく、情報操作の痕跡が伺える。
そして三代目王の死から数ヶ月後、四代目アーサーが王として着任した。


地域・施設など


王都

キングダムの首都。王城やキャメロット等が存在しており、中心には海に繋がる巨大な川が流れている。
首都ということもあり人が多く住み、市場や娯楽施設も賑わっている。しかし王城があることから多くの騎士も駐在しているため、比較的大きな犯罪は起きづらい。
王城は王の性格に反して流石に警備も厳重で、正面から進入するのは非常に難しい。ただし古い建物であり戦時下に作られたもののため、避難経路として裏道が作られているとかいないとか。
円卓の間は【円卓の騎士】が会議を行う際や有事に集まる活動拠点として利用されている。その他玉座の間には『継承の剣』と呼ばれる宝剣が、護国の象徴の一つとして飾られている。
王城内には危険な武器や神器の管理を行う宝物庫がある。現在王が直接統治を行っている地域である。

キャメロット

騎士の育成機関。騎士学校とも呼ばれている。王都の郊外に校舎を持っており、多くの円卓の騎士候補が日夜鍛錬を重ねている。
在学期間は順調に行けば六年間。ただし当然遅れるものもいれば、優秀さ故に通常よりも早く卒業するものもいるようだ。
入学自体はそこまで難しくはないが、苛烈な訓練が行われるためついていけず脱落するものも一定数いる。
円卓の騎士が直接教鞭をとる事もあり、実質的な運営は担当の円卓の騎士に任せられている。
キャメロットでは座学から剣術や槍術、馬術や基本的な戦術から食事の作法まで徹底的に叩き込まれる事になる為、卒業した時にはキングダムが誇る騎士の一人となることが出来る。

魔導省

キングダムにおける『剣』を統括するのが【円卓の騎士】ならば、『魔法』を司るのが魔導省である。
魔法の研究が主に行われており、生活の補助から戦闘の支援までキングダムを裏方から支える存在。
基本的に裏方で表舞台に出てこないこと、また直接的な権力は円卓にあることからそれを快く思っていない者もいるようだ。


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最終更新:2016年03月14日 22:35
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