【騎士王剣】

All's fair in love and war.

人物紹介


名前 エドワード・エクセルシア
称号 アーサー・ペンドラゴン
性別
年齢 28歳
身長 177cm
体重 71kg
趣味 鍛錬と釣り
好き 旅と食事
嫌い 忙しいこと
特技 料理
所属 【円卓の騎士】
OS 【キングダム】

概要

【円卓の騎士】四代目アーサー・ペンドラゴンにして、【キングダム】の王。
若くして王となった彼だが、決して才に恵まれていたわけではなく特筆して優秀な人物という訳でもない。
時々仕事を抜けだしてお忍びで旅行に出かけていたり、或いは釣りをしていたり、はたまた騎士の育成機関『キャメロット』に遊びに行っていたり。
要は割りとダメな王様である。ただしそんな王様のため国民からは好かれており、また部下からも一応信頼されている……ハズだと信じたい所である。
彼が王になったのは偶々聖剣の適合素質があったというだけであり、決して【円卓の騎士】内で最も優れていたり実力を持っている訳ではない。
鍛錬を怠っている訳ではなく、純粋に才能の問題である。また彼は王が戦いに出向くのはあくまで最終手段だと考えており。
王の剣はそう簡単に振りぬいていいほど軽いものではなく、騎士達だけでどうにか出来るならばどうにかするべきだと考えている。
但し必要があれば先陣を切り、皆の盾となる覚悟ぐらいは出来ているつもりである。

また普段は王とは思えない適当な性格だが、怒らせたり『騎士の剣』を抜かせた場合には別人のように冷静になる。
とはいえ彼が怒る事は滅多になく、また彼が王座についてから『騎士の剣』を人前で抜いたこともたった一度しか無い。
そのためその状態の彼を知るのは【円卓の騎士】内でもごく一部である。
とはいえそれが原因で『王を決して怒らせるな』という風潮が国内で暗黙の了解になりつつあることは、本人自身は知る由もない。


容姿

金色の長髪を首元で結んでおり、容姿はそこそこ整っている。瞳の色は青で、笑うと八重歯が見えるのが特徴的。
普段は【円卓の騎士】の正装である赤色の軍服に、漆黒のマントを羽織り腰には長剣を帯びている。
抜け出すとき等はスーツだったり、適当な私服に身を包んでいる事が多い。ただしどんな服を着ている時も、皮の手袋を必ず着用している。

能力

【騎士王剣】(――Excalibur――)

嘗てこの世界に現存したと言われている騎士の剣を『選定』し、そして『抜き放つ』事を能力とする。
正確に言えば、世界に現存したと言われている騎士の剣と言う概念を『魔力的要素』によって現実の剣に紐付けし、騎士の剣を憑依させる能力である。
能力発動には必ず鉄製の剣。若しくは剣と言うカテゴリーに分類される武器が必要であり、それも『長剣』程度の長さを持つ物に限定される。
これは騎士の剣が長剣であると言われていたことに起因し、それ以上でもそれ以下でも基本的には能力適応外。しかし、ある程度であれば誤認できる。

最初に出てきた『選定』と言うのはこの部分を指す。此処から、能力者自身が剣を持ち、そして『この剣こそ自身の剣である』と思う事で『選定』は終わる。
性質上僅かなラグが存在するが、それ以外には至って特別な仕草などは必要ない。その気になれば触れた瞬間にでもこの『選定』は完了する。
次の『抜き放つ』と言うのが少々面倒で、何かしらの障害(逸話通りに岩に挟まれた状態等)から刀身を『引き抜く』と言う行為を行わなくてはならない。
これはその難易度によって『剣』としての質が変化するわけではないため、水に沈めて引き抜く。空気を鞘だと仮定し、剣を思い切り振るう事で抜き放つと言った事も可能である。

ただし、『抜き放つ』と言う動作が行われない場合は何をしても『騎士の剣』には変化しない。騎士の剣には二種類が存在し、それぞれで僅かに能力が違う。

『選定の剣』
彼の騎士が王へと至る際の選定に抜き放たれたと言われる剣であり、これ自体の性能は通常の剣より優れている程度である。
切れ味は高いわけでは無く、寧ろ西洋剣にありがちな『叩く』方が重要視されている。ただ、どのような無茶な振るい方をしても自らの力では絶対に刃毀れをしない。
あくまで刃毀れがしないだけであり、他者の力などが加わった際には『破壊される』可能性がある。また、大気中に存在する『魔力的要素』を集める効果を持つ。
それは微々たる量でしかないが、恒常的に発動する補助効果であり、『魔力的要素』を体外に排出することにより『加速』やインパクトの威力を底上げできる。

『騎士の剣』
前述する選定の剣が『折れてしまった』時にのみ変化可能となる。正確に言えば、選定の剣を憑依中に折れてしまい、能力適応が出来なくなった長剣の持ち手があることが条件。
同じように『選定』し『抜き放つ』行為が必要になるものの、性能としては名刀、若しくは聖剣と呼ばれるクラスにまで上昇する。不壊ではないが、非常に硬い。
選定の剣には無かった切れ味が存在し、西洋の剣でありながら刀の様に『斬る』と言う動作が可能。加えて、大気中に存在する魔力的要素を集める効果を持つ。
恒常的な物であるが、この段階では一戦闘に一度だけ『魔力的要素』を急速に集めることが可能になる追加能力が付与される。『魔力的要素』を用いた加速の度合いも強化される。

集めた魔力的要素を『一撃』と言う枠に修め。撓めるような動作と共に剣から放出させることで、疑似的な『魔力的要素』の『斬撃波』のようなものを発生可能。
これは撓める魔力的要素と撓めた時間に威力は比例していき、最大では地形を文字通り『変える』程度の威力にまで上昇する。最小値は牽制で使えるかと言ったレベルの斬撃波程度。
また、剣を『鞘に修める』と言う行動(抜き放つ際の状態)をとることで、騎士の剣。その鞘に存在した『回復効果』の再現が可能。回復度合いは集めた魔力的要素で決まる。
最大でも四肢欠損の一つを治せる程度であり、既に其の部位が無くなってしまった場合は再生は難しい。加えて、自身以外の治癒には適応不可能である。

身体能力:身体能力自体は達人より低い程度。魔力的要素の対外排出によって得られる加速を用いれば同等かそれ以上に立ちまわれる。
身体技能:上記の能力によって生まれる剣の性能を十二分に扱い切れる程度。他の剣の場合は重量などの関係で使いこなせない可能性がある。
初期装備:『継承の剣』
     上記の『選定の剣』を通らず『騎士の剣』に移行できる唯一の装備。性能は低く、何方かと言えば儀礼用と言う表現が近い。
     『』
     上記の能力に適応可能な長剣。性能は普通。


戦闘方法

基本的には非常に真っ直ぐな剣術の持ち主であり、剣技や身体能力で捩じ伏せるような戦い方を行う。
しかし本来はフェイントや駆け引きを主にした戦い方が彼の主流であり、正面から叩き潰すような戦闘方法になったのは彼が王位に着いてからのことである。
元々剣自体はあまり才能がないため、小手先の技を限界まで組み合わせて戦うというのが彼のやり方だった。
今の戦い方に変えたのは単純に王らしくないからという理由と、純粋に突撃バカだと思われていたほうがやりやすいから。
今では王らしい戦い方にもかなり慣れた為違和感なく戦えるが、昔の彼の戦い方を知っている人間はその差に驚くことも少なくない。
もっとも昔の彼の戦い方を知っているのは下っ端騎士時代を知る者達のみであり、人前であまり剣を振るわなかった彼の戦い方を知る者はあまりいない。

そんな戦い方の為剣術自体には大きな特徴はなく、彼の戦闘における特徴は『視野の広さ』と『頭の回転の速さ』である。
流れを読む能力が高く、どちらかと言うと戦略家や戦術家としての適正が強い。とはいえ脳天気な性格のため、その一面を理解しているものは少ないようだが。
円卓の騎士、そのトップは指揮官としての一面も持つため、そういった適正は実は必要なスキルの一つ。しかし残念ながら今のところ、その能力はボードゲームぐらいでしか活かされていない。


武器・アイテム

+ ...
  • 『継承の剣』
儀礼用の剣。美しい装飾を施された金色の長剣で、戦うには不向きな一振り。
この剣は国を護る象徴の一つとして、玉座の間に飾ってある。そのため基本この剣は持ち歩かない。
国に危機が迫った時にのみ、彼はこの一振りを持って戦いに挑むことになる。

  • 『普通の剣』
名前も何もついておらず、【キングダム】にて一般的に流通している平凡な長剣。
これは彼が『キャメロット』を卒業し、騎士となった際に配備されたもので、彼はそれ以来その剣を使い続けている。
そのため普段の彼の装備は一般的な兵士と同じであり、むしろ鎧等を装備していない分装備に関して言えば一般兵以下ということになる。

出自

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生まれが高貴な出でもなく、幼くして英才教育を受けていたわけでもない。至って普通でどこにでもいるような少年、それが彼だった。
生まれは田舎の漁村で、父は漁師であった。人並みに厳しい父と優しい母の元で、弟と妹の面倒を見ながら健康的に成長する。
彼本人は父と同じく漁師になるつもりだったが、ある日村が野盗に襲われその際助けてくれた騎士に憧れ『キャメロット』に入学。
『キャメロット』での成績はお世辞にも良いとはいえず、得意であった剣技ですら成績トップにはなれなかった。
とはいえ彼が努力を怠っていたかと言われればそうではなく、むしろ人並み以上に努力は積み重ねていた。それが実らなかったというだけの話だった。
それから『キャメロット』を卒業し、一般兵として王に仕える。その際も飛び抜けた武勲等を立てた訳でもなく、仕事ぶりは人並み程度であった。
ただし人当たりはよく、また誰かを護るために自分が傷つくことを畏れない勇猛さを兼ね備えていたため、彼のことを嫌う人間はあまりいなかった。
そして今から四年前、前王が倒れ『選定の義』が行われ、彼はその時初めて聖剣を扱う資質を持つことを知る。
それから彼は王の資格を問うという試練を受け、それを突破し【キングダム】の王となった。

エクセルシアは元々彼の名ではなく、そもそも彼の名前はただのエドワードだった。
エクセルシアは彼が憧れた騎士の名であり、王座についた際にその名をもらいエドワード・エクセルシアを名乗るようになる。

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最終更新:2016年03月29日 00:12
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