Regene Play Rabbitsは、「
ご注文はうさぎですか?」の公式サイト及びTwitterにおいて2020年4月22日に行われたエイプリルフール企画である。略称は
リプラビ。
目次
概要
ごちうさのエイプリルフールネタは毎年おこなわれているが、今回はその第7弾にあたる。なお、例年は4月1日に行われているが、今回は「
Selection of April Fools' Day」の発売記念として、同CDの発売日にあたる4月22日の開催となっている。
設定としては、きららMAXやTVアニメ上で展開されている物語とは異なる世界線となっており、キャラクター設定などが異なる部分がある。また、一部が前年の「
CLOCKWORK RABBIT」を想起させるキャラデザインとなっているが関係は不明。
ストーリー
(公式サイト「STORY」をもとに執筆)
数千年という人類にとって長い時の果ての物語―――
築き上げた文明は、繁栄と衰退を繰り返し、
今は幾度目かの再生のタイミングを迎えていた。
舞台は人類の半数が宇宙に移住した後の地球。チノは
母の故郷である都市に愛犬のティッピーとともに訪れる。そこでココアたちと出会い、ココアの「一緒にかつての楽しいを再生していきたい」という願いを叶えるためのコミュニティ「ラビットハウス」を開く。
ある日、チノ、マヤ、メグは探索中古い機械を見つける。ココアはそれを旧世代の音楽再生機器だとし少し修理をすればまた稼働するという。チノは過去の音楽を聴くためにティッピーとともにCDを探す。
設定
前述の通り、人類の半数は宇宙に移住しており地球には旧文明の遺産のみが残された状態である。そのためほとんどの建物が朽ち果てた状態であるが、地球に残された人類は修繕を繰り返しながら生き永らえている。
登場人物
ココア
「CD集めよろしくね!もふもふされたくなったらすぐに帰ってくるんだよ?」
ペットロボットのドッグを連れたメカニック。過去のエンターテイメントに興味を持っており、前述のように「一緒にかつての楽しいを再生していきたい」という願いのためチノたちが見つけた旧世代の音楽再生機器を直すなどをして過去のものを再生していこうとしている。
チノ
「昔は音楽を奏でたり歌ったりすることが身近な娯楽だったんですね …この円盤で本当に聞けるんでしょうか」
ポメラニアンのティッピーを連れた旅するバリスタ。その技術は祖父ゆずりである。現在はホットベーカリーという培養パン屋に身を置いている。マヤとメグと探索中に見つけた機械がきっかけで旧世代の音楽に興味を持ちCDを探すこととなる。
リゼ
「サーは付けるな、地位とか身分とかこの世界じゃどうでもいい」
過去の遺産「KAWAII」を集める、警備部隊「アーマードラビット」の一員。それだけあって武力に長けている。また正義感が強く面倒見がいい。
千夜
「おかえりなさい!はどんな世界で言われても安心するのよ」
ココアが修理した品物を販売する雑貨店「AMAUSA」の看板娘。雑貨屋とはいいつつ武器も取り扱っていたりする。看板黒豹のあんこを従えている。
シャロ
「この空気の中で飲む疑似ハーブティーは最高よ」
街中の様々な仕事をこなす、いわばスクーターファイター。リゼとは狂暴化した兎から救ってくれたことをきっかけに憧れの念を抱くようになる。また、同時に狼のワイルドギースを相棒かつ護衛として迎え入れている。
マヤ
「ねぇ、こっちから死亡フラグの匂いがするよ!行ってみよう!」
自称トレジャーハンター。普段はシャロとともに行動するが、探検に出かける際にはリゼを護衛につける。
メグ
「みんなといると懐かしい感じがするんだ 昨日もどこか綺麗な町でみんなと遊ぶ夢を見たんだよ」
現在は千夜のお手伝いをしている記憶喪失の少女。普段はのろのろとしているが、実のところはスピード狂。
CD
SPECIAL
「SPECIAL」にアクセスするにはパスワードを解く必要があり、ヒントはCDを集めたときの試聴ページに隠されていた。
パスワードを解くと、チノの母、香風サキの漢字表記が"咲"であることが判明するギミックが仕込まれていた。アクセスした先では、スマートフォン・パソコン向けの壁紙がダウンロードできる。
過去のエイプリルフール企画の復刻
当企画が始まる前に、過去のエイプリルフール企画の復刻が行われた。
4月17日 |
ご注文は魔法少女ですか? |
4月18日 |
怪盗ラパン |
4月19日 |
CHIMAME CHRONICLE |
4月20日 |
Daydream☆SHOW |
4月21日 |
CLOCKWORK RABBIT |
4月22日 |
Regene Play Rabbits |
余談
- エイプリルフール企画で香風咲に関する情報が明かされたのは2年連続である。
- 前年の5月1日に「平成」から「令和」に改元されたため、これが令和最初のエイプリルフール企画となった。
- 例年通り4月1日に行わなかった理由として、当初は当時流行していた新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による、いわゆる自粛ムードにあったためとの見方があったが、実際には関係ない。
最終更新:2020年04月22日 16:51