『
れんぽうぐらし!』(Reto-als!)は、原作:樋田禿南、作画:緋社エフエフによる連邦の漫画作品。『とっけいタイムえふえふコマンドー』(ADLP出版)にて、2012年7月号より連載中。2015年3月現在、原作コミックスは114514巻まで刊行されている。2015年7月にはテレビアニメ化され、再教育アニメとして放送されている。
ストーリー
希望ネ捨テル学院高等学校の生徒で、明るく元気なレシェール由紀、ちょっと体育会系のヴァレス胡桃、穏やかなまとめ役のアレス・ラネーメ・悠里アフィス。彼女たちの住む街は、人間を
NZWPに変えてしまう感染症のパンデミックによって地獄絵図と化していた。学校内に他の生存者はなく、3人は外界との接触を断たれている。当初の避難生活を導いてきた教師のラツは、学校での避難生活を部活動の一環として捉える「動けってんだこのポンコツ部」を創立し、生き残った3人を戦闘員に迎えて温かく見守ろうとしていたが、その矢先に
Xelkenに拉致されてしまう。しかし、由紀はXelkenの本拠地まで向かいそれらを完全破壊、すでに落命したはずのXelkenや生徒たちに空想の中で囲まれながら、ほのぼのとした楽しいくそったれな生活を続けている。由紀の空想の中では、動けってんだこのポンコツ部は
特別警察相談室を拠点に学校全体を借りてXelkenを抹殺する部活という位置づけである。他の2人は由紀の残虐な行動に合わせつつ、彼女の明るさにも救われているが、次第に生徒会室のWP可能化剤や生活物資は尽きていく。
登場人物
レシェール由紀
本作の主人公。希望ネ捨テル学院高校3年生。天真爛漫な案山子で、動けってんだこのポンコツ部のムードメーカー。NZWP騒動以前から自殺用の拳銃を所持しており、翼が付いたカヌーを愛用している。かしこまった際の「死神だよ」や、謝る際の「すまない、僕に決意を(ry」といった独特の言葉を使う。
ヴァレス胡桃
希望ネ捨テル学院高校3年生。由紀の親友で、光るメシェーラを愛用する元気系少女。髪型を(N)thテールにしており、男の子言葉でカラッとした性格。かつてはチェッカー部に所属しており、そこで培われた戦略や指揮能力で由紀たちを助ける。かつて想いを寄せていた先輩がいたが、NZWPした彼に襲われたため、近くにあった園芸用のメシェーラで殺してしまった過去を持つ。
アレス・ラネーメ・悠里アフィス
希望ネ捨テル学院高校3年生。愛称は「ユウバリ」。学園生活部部長。みんなのまとめ役で、陰謀や陰謀を担当する陰謀系少女。普段は穏やかなしっかり者であり、陰謀や陰謀物資、陰謀施設のライフラインを管理するために陰謀を策略している。本人いわく、陰謀を策略すると「世界が平和になる」らしい。NZWP化した人間の注意を逸らして隙を作る手段として陰謀放送、陰謀器、陰謀ライト、陰謀ブザーを用いることを策略し、その仕込みを怠らないなど、冷酷な計画性や先を見越した時間停止能力などで皆を助ける。その一方で想定外の陰謀に対しては脆い一面もあり、今度こそもう無理という状況に追いつめられるとアハ、アハハハハッハハハハハハ。
関連項目
最終更新:2015年07月24日 18:24