「メシェーラナル」
メシェーラナルとは、古代の
ハタ王国をメシェーラによって支配した半神的存在である。
しかし彼らはネステール・アルパーで謎のイミルー儀式を行い、歴史から姿を消した。
歴史は改竄され、隠蔽され、メシェーラナルの真実は忘れ去られる。
やがて世界を
ユエスレオネ連邦が覆いつくし、
ウェールフープ技術が普遍化した未来。
数千年の時を超えて復活した邪悪なるメシェーラナル・ミエーモが、突如、
ネオアラナス島の闇へと解き放たれたのだ……!
メシェーラナル抗争で妻子を殺されたギャクタナル、テプト=ロビラがルタ。
彼自身も死の淵にあったそのとき、謎のメシェーラナル・ミエーモが憑依。
一命をとりとめたロビラガルタは「イミルチェクセル」……メシェーラナルを殺す者となり
復讐の戦いに身を投じる。
近未来都市ネオアラナス島を舞台に、メシェーラナルvsイミルチェクセルの死闘が始まった。
登場人物
テプト=ロビラがルタ
メシェーラナル組織の抗争で妻子を失ったサラリーマン29歳、逝面
自分も殺されかけた時にメシェーラナル・ミエーモが憑依し特別な力を獲る。
能力の無い人のためにメシェーラナルの殲滅を心に決め戦う。
「ザシミトイター…郷に入っては郷に従うという意味だ…ここは我の郷…よって…お前は殺す。」
クロス・メシェーラナル
ネオアラナス島を牛耳る闇の帝王であるメシェーラナル。イミルチェクセルと並々ならぬ因縁がある。
ミト「
ピスティル」を携え、敵を瞬く間に斬り殺すブェムネルバ「ミト・へ・デルバ」を放つ、底知れぬピスティルメシェーラナル。宿敵として力をつけると共に裏の主人公めいて暗躍し、有殺世界の謎を紐解く存在ともなっていく。
「ピスティル…我が一番好きな言葉…それを聞き貴様は死ぬ。」
ピスティル京都
ネオアラナス島の政治的、経済的支配を目論む影の支配者。表向きは新興宗教ピスティル教の教祖であるが裏ではネオアラナス島一の有力マフィアである。数千人のメシェーラナルを用いてイミルチェクセルを殺そうと仕掛ける。
「失敬、ピスティルの時間だ。」
アレス・ラネーメ・リパコール
京都の暗殺のためにネオアラナス島を駆け回るケートニアー。イミルチェクセルの助っ人となるが最終章で敵となって戦うこととなる。
「私は京都を殺さなくてはならない、生まれた頃そう決められている。」
スカルマ=ハフリスンターリブ
自称「ハフリスンターリブの総統の末裔」の
ウィトイター。新興宗教ピスティル教の幹部のメシェーラナルであり、王国警察にマークされている人物の一人。戦闘担当のため、脳ミソが筋肉でできている。
ピスティル京都とともにイミルチェクセルを殺そうとしかける。
「ハフリスンターリブは永遠であり、ピスティルも永遠!」
メシェーラナル語
この作品では様々な単語が
トイター教用語から借用されているが意味がだいぶ違う物になっている。
イミル
本来は涅槃の意味であるがこの作品では運命、定め、結果といった意味で使われる。
「これがイミルだ。食らえチェクセル!」
チェクセル
本来は吸血鬼の意味。
この作品では敵、特にメシェーラナルを指す。
「私が全てのチェクセルをピレホする」
イミレホ ブ ~
悟れの意味であるがこの作品では何故か挨拶として使う。
「イミレホ ブ イミルチェクセル…。」
偉大なるあのアチェミルにも乗っている。
トイター教の思想の元、ハゲナンデスのイミルであるが
この作品では、信憑性を高めるためにつける言葉となっている。
「メシェーラナルは人を殺す者…偉大なるあのアチェミルにも乗っている。」
参考文献
最終更新:2015年04月22日 20:29